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THX-1138

THX-1138
1971年【米】 上映時間:86分
ドラマサスペンスSF
[ティーエイチエックスイチイチサンハチ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-11-05)【TOSHI】さん


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監督ジョージ・ルーカス
演出キャリー・ロフティン(スタント・コーディネーター)(ノンクレジット)
キャストロバート・デュヴァル(男優)THX
ドナルド・プレザンス(男優)SEN
シド・ヘイグ(男優)NCH
マシュー・ロビンス(男優)THX(最後のシーン)(ノンクレジット)
デヴィッド・オグデン・スタイアーズアナウンサー
原作ジョージ・ルーカス(原案)
脚本ジョージ・ルーカス
ウォルター・マーチ
マシュー・ロビンス(ノンクレジット)
音楽ラロ・シフリン
作曲フランツ・ワックスマン"Elevator Music”(「Miracle in the Rain」のサントラより)
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ"St. Matthew Passion”
撮影キャレブ・デシャネル(追加撮影)(ノンクレジット)
製作総指揮フランシス・フォード・コッポラ
特撮ハル・バーウッド(アニメーション)
編集ジョージ・ルーカス
マーシャ・ルーカス(編集助手)
録音ウォルター・マーチ
その他ロナルド・コルビー〔製作〕(キャスティング・スーパーバイザー)
キャレブ・デシャネル(サンクス)
ハスケル・ウェクスラー(スペシャル・サンクス)
ラロ・シフリン(指揮)(ノンクレジット)
ハル・バーウッド(タイトル)
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【クチコミ・感想(7点検索)】

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4.《ネタバレ》 近未来的な白の空間、管理統制された社会、無機質なロボット警官、ラストの無駄のない流れと夕日の前で立ちすくむ主人公の姿、と個人的にはなかなか楽しめる要素が多く面白かったです。 TAKIさん [DVD(字幕)] 7点(2011-02-20 15:40:45)

3.ルーカスの世界観に圧巻!人間が管理されている世界を低予算ながらにして、ここまで表現できるのはさすが。また最後の夕日の映像は衝撃的だった。ただ序盤の展開がだらだらしていたのと逃走劇がコストオーバーって理由で終わってしまうのには少々残念。しかし設定が斬新で全体通してよくできた作品だと思う。 rainbowさん 7点(2005-01-16 03:21:02)

2.《ネタバレ》 ルーカスが学生時に考えた未来映像は恐ろしいまでに全てが簡素化され、人間はその完全な管理システムの中で1個の固体としてただ生かされているだけ、というもの。この未来世界の説明を排除し真っ白な映像と電子音で表現しきったルーカスはこの時から既に一流の映像作家であることを証明している。予算がオーバーした時点で追跡をあっさりやめてしまうのは商業映画の製作と似ているような気がするが、ソコに関連付けるのは考えすぎかな?  外界は危険という言葉と頻繁に出てくる放射能という言葉に、きっとシェルターの外は核で汚染されているのだろうと想像できる。そのうえでラストで初めて見せる外の世界の映像。ただ夕陽が大きく映されるだけの画なのになんて美しいんだろう。管理システムとの対比、生きることと生かされることの対比をあの夕陽だけで表してしまった。凄いです。その夕陽をバックに鳥が横切る画にしっかりと希望を感じさせてくれる。 R&Aさん 7点(2004-12-06 12:45:13)

1.正直、かなり退屈な映画ではあります。ルーカス若気の至りというか、当時まだ25歳だったルーカス、彼はいかにも意味ありげで、誰も作ったことのないような映画にチャレンジしたかったんでしょう。本来は簡単なお話なんですけど、抑揚のない展開、無機質なセリフが理解を拒みます。天の声が「物を買え」と煽りまくってるわりに、完璧な管理社会からはまったく消費の痕跡がうかがえない、それ以前に社会の全体像があまり見えてこない、チンタラ歩くだけのポンコツロボコップからは簡単に逃げられそうなど、設定上のミスもいくつか目につくし。しかし、それ以上にこの映画からはルーカスの才気が溢れ出ています。だだっ広い空間に延々と白のみが続く監獄(マトリックスに影響?)は、本来は狭くて汚いことが恐怖の根幹である監獄のイメージの正反対、そして直線のカーチェイス(マッドマックスに影響?)は、細かいカット割りの中で障害物を時によけ、時にぶつかるという従来のカーチェイスの迫力を覆します。そして「予算超過」と言って追跡があっけなく打ち切られる展開も、本作の雰囲気になかなか合っていますね。「そう来るか」って感じでした。やっぱりルーカスはただものではないのです。そして最近リリースされたDVD。ここに収録されていたドキュメンタリーが、ルーカス30年ぶりの復讐とでも言うべき壮絶な内容でした。60年代にはハリウッドのスタジオシステムは完全に崩壊し、そこからコッポラ、ルーカス、スピルバーグ、スコセッシ、デ・パルマ、ミリアスなど、ハリウッド幕末の志士とも言うべき若き才能が登場してきます。そんな新しい世代がはじめて本格的に製作したのが「THX-1138」なんですけど、本作は出資先のワーナーによって不遇の扱いを受けました。作品を理解しなかったワーナーは映画を勝手に編集し、捨てるように公開し、失敗作の烙印を押されてしまいます。そして関係者が大物に成長した現在、彼らは恨み節全開のドキュメンタリーに、なんと当時のワーナー重役まで登場させています。映画を握りつぶした張本人のインタビューまで収録されているんです。思えばコッポラとルーカスというのは、映画製作よりも映画業界を変えることにその人生を費やしており、貴重な才能を早く枯らしてしまった感じもします。スター・ウォーズがエピソード9まで作られなくなったのもそのためなら、ちょっと惜しい気もします。
ザ・チャンバラさん 7点(2004-10-21 01:33:31)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 32人
平均点数 4.78点
000.00% line
126.25% line
239.38% line
339.38% line
4618.75% line
5721.88% line
6412.50% line
7412.50% line
826.25% line
913.12% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review2人
2 ストーリー評価 0.66点 Review3人
3 鑑賞後の後味 1.00点 Review3人
4 音楽評価 3.00点 Review2人
5 感泣評価 3.00点 Review1人

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