みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
7.喜八3部作と比べるとそれほど面白いわけじゃないけど、可愛らしい1作だと思います。戦前の小津らしい風刺が効いていて、飽きることなく見ることができます。 【カニばさみ】さん [DVD(邦画)] 7点(2016-12-13 00:07:17) 6.《ネタバレ》 1932年公開の小津のサイレント映画。 小津のサイレント映画は初めて鑑賞したが、小津らしい作品であった。 子供ならではの悩みや思いがメインで小津らしく表現されている。 しかしながら「大人の見る絵本」とあるように大人をターゲットに(小津作品は大体そうだろうけど)描いている。 前半は子供同士のいざこざで笑いも交えたほのぼのとした日常。 そして後半、子供が父親自慢をはじめ、主人公の長男次男もうちの父親が一番偉いんだと主張するのだけど、父親が他の子の親に媚を売っていたり変顔で機嫌取りをしたりするのを目撃し、父親に失望して言い争う。 ここからクライマックスにかけてのシーンが私はメインだと思う。 子供にとっての父親とは一番の存在であり、誰よりも偉いと思っている。 だけどそうじゃなかった事を知った時のショックというのは大きいものだろう。 そしてそんな姿を見せてしまった父親も後悔し、自分だってそうはしたくないと思うがどうしようもないんだと酒を飲み、この子たちは自分とちがって誰よりも偉くなって欲しいとそっと呟く。 うーん。流石だ。実に小津らしいテーマ。 一つ疑問なのが子どもたちのやっていたよくわからない遊び。 あれ他の作品でも見たような気がするのだけれど一体何なんだろう。 とにかく小津らしい良い作品であった。 【こしち】さん [DVD(邦画)] 7点(2014-08-07 21:36:39) 5.山田監督の選で観賞。サイレントといえばチャップリンなどまだ観るが、日本のサイレントはほとんど観ることはなかった。しかし、そのサイレントが、ここまで表情豊かな表現があったことは感心した。ストーリーも、皮肉や、おかしさ、ああこの場面分かるというような共感する部分、小津安二郎のホームドラマはいい。佳作である。 【min】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-06-21 21:43:13) 4.ほのぼのした雰囲気でよかった。 【ホットチョコレート】さん [地上波(邦画)] 7点(2013-02-18 22:09:30) 3.「お早よう」のように子供の物語ではあるが、子供の目線から大人社会を上手く風刺しており、コミカルなテンポもよく楽しめる。子供達にとって一番身近なヒーローは父であって欲しいもんです。子供達が電柱の並んだ道を向こうへ歩いていく絵がチャップリンしてました。 【亜流派 十五郎】さん 7点(2004-08-25 22:38:03) 2.子供達の社会が大人の社会とそう変わらないように表現されているけれども、最後のシーンはそんな社会からでも非常に温かみを感た。 【マイアミバイス】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2004-05-09 12:33:22) 1.家ではえらいと思っていたお父さんが、実は会社では上役にへいこらしているというのを知ってしまった子供たち。「なんだ、お父さんも偉くなればいいじゃないか」と子供は面白くない。子供の目が垣間見た大人の世界と、子供の世界をユーモアで描いて楽しい。この時代の子供がなかなかいいし興味深い。お父さんの斉藤達雄がフィルムの中でおかしなマイムや表情を見せるのがユーモラスでおもしろい。 【キリコ】さん 7点(2003-12-05 23:14:50)
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