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【クチコミ・感想(7点検索)】
3.邦画評論家ドナルド・リチーの追悼映画祭での一本として鑑賞。
今村昌平初のカラー作品であり前半期の集大成とも称される本作は、返還直前の沖縄付近の様子を強烈に切り取ってくれている。戦後の経済成長に揺れる南海の「くらげ島」で繰り広げられるその人間臭い愛憎劇はかつて日本のどこにでもあったはずの土着宗教や若衆制度がどういうものだったのかというものをまざまざと魅せつけてくれる。このお話をどこかの南海の昔語りとして受け取るのではなく、こうしたこうしたものが今でも我々の意識下の根底に流れているのだということにぼんやりとでも気づきながら鑑賞することによってその価値は倍増する。
今村プロ設立時の社員でもあった武重邦夫氏による撮影当時の手記が作品研究資料としてネット上に存在。その内容の量と濃さ故に鑑賞後の閲覧を是非お薦めする。 【kei】さん [映画館(邦画)] 7点(2014-03-31 07:10:21)
2.《ネタバレ》 古代中国南方の原住民族の生活用品を博物館で見たが、大地の恵みはその土地の神様間の性交渉で生まれるという観念があるらしく神事に取り扱う用具はまさに男のそれでした。で映画に話を戻すとこれは今村昌平なりの「神話の創造」。恵みをもたらすべく岩を取り除く作業を行う島の男、近親相姦的愛に溺れる男の妹(アダムとイブですな)。島にリゾート開発に来た会社員は圧倒的な土地の力につぶされ、島の女と営みに溺れる。壮大なスケールで見ごたえはありますが南島の熱気がムンムンの三時間、我慢大会みたいなものですね。(ちなみにこの映画の裏話でぜひお勧めしたいのは名優アラカン<嵐寛寿郎>の伝記でもあるルポライター竹中労氏の名書「鞍馬天狗のオジサンは」。あまりの可笑しさにジュースふいちゃった。山中貞雄の一面も見れて面白いです) 【Nbu2】さん [映画館(邦画)] 7点(2006-06-11 21:03:49)
1.全然わかりませんでした(笑)。でもすごいパワフルだよね。人間より動物の方が偉いですか、、、、。あの岩と穴はなんでも男のあれと女のそれらしいです。 【あろえりーな】さん 7点(2002-05-14 00:20:31)
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【点数情報】
Review人数 |
8人 |
平均点数 |
6.62点 |
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5 | 2 | 25.00% |
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6 | 1 | 12.50% |
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7 | 3 | 37.50% |
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8 | 2 | 25.00% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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