みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
7.私の好きな香川京子さんがマドンナなのだが、米国の寅さんことマイケルに完全に食われてしまっている。だけどこれはこれで日米友好に一役買った映画かもしれない。日米の文化の違い、特に愛情表現の違いなど教えてくれる。お芝居の蝶々さんがさくらさんに変わって美声を聴かせてくれたのが印象に残った。 【ESPERANZA】さん [映画館(邦画)] 7点(2014-08-16 17:08:18) 6.《ネタバレ》 このシリーズに外国人初登場の巻! アメリカ人の行商人という設定がアメリカ版寅さんの様相を呈して斬新。渡世人のつらさをマイコ(マイケル)を通じて表わすさまはまさに山田ワールドですね。そんなマイコにおばちゃんはメロメロ(笑)というのもまた外国人への憧れ的なものは普遍的な訳で。総じて本作では寅さんはちょいと控えめでしたね、さくらへの想いの表し方も又「お国柄の」違いを感じたりしてなかなか深かったな~と思ってイマス 【Kaname】さん [DVD(邦画)] 7点(2014-07-21 20:48:06) 5.《ネタバレ》 【アメリカ人もつらいよ 出稼ぎ舞妓篇。 今回のマドンナ:たぶんすっかり忘れてしまいそうかも香川京子さん。】 当時、きっと寅次郎のように〝なにくそ!なにがアメリカ人だ!〟って敵対心むき出しの輩が多かった事は事実でしょうね そんな輩とは正反対で青い目の背高ノッポを物珍しいものを見てるかのようでソワソワしてた女性陣たちの反応、その当時のアメリカ人に対する見方が分かって面白いです。 面白かったといえば、インポ、インポと連呼されてたとらやの一家団欒。寅次郎と大工の棟梁。ブドウ事件。そして意外とポイント高かったのがオープニングソングバックの江戸川河川敷のコメディコントです。テニス部女子に『なによ、アンタ 』とばかりに睨まれ 睨み返して立ち去る寅次郎、再び運動部女子軍団のジャージ脱ぎ脱ぎ短パンルックを目の当たりにしてキャッと立ち去る寅次郎、かなり可笑しかったです 今回のオープニングバックに関して面白さが満点でした。 だがしかし、あの渥美清から始まる日本人ばかりのキャスティング羅列の中にマイケル・ジョーダン じゃなかったハーブ・エデルマンのカタカナ文字がドバーンと出て来た時には違和感アリアリで、何作か前の 協賛:ペプシコーラのカタカナ文字を目にした時のような違和感アリアリだった。なんだか尻がむずかゆくなってしまったほどでした。 そしてどうでもよい情報といたしましては、この度、満男が今まで被っていたジャイアンツ帽から 今回、勝手にヤクルト帽へと変わっていました。 こーの浮気性めが 一体誰に似たんだ ヒロシか寅次郎かタコ社長なのか?!!! てか。 【3737】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-04-14 21:13:50)(笑:2票) 4.《ネタバレ》 マイケルは仕事も恋愛もいいことなかったけれど、ラストシーンのガススタンドでのシーンはとてもさわやかでいいシーンだった。そういう寅さんの世界が好きだ。 【ホットチョコレート】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2009-07-20 21:24:45) 3.《ネタバレ》 これは日米合作の脚本ですが、なかなかよくできていると思います。思った事を何でも口に出してしまうアメリカ人と、雰囲気を察知して黙って行動する日本人との違い。博は無口な日本人の典型として描かれ、寅さんは思った事は口にするおしゃべりな男だが、恋愛に関しては相手の気持ちを察し、ぐっと自分の感情を抑え、好きになった相手を困らせたりしない潔い男として描かれる。米国人との対比によって、寅さんのそういうストイックさが際立つ作品です。最初は敵対心のあった寅さんですが、同業の行商のつらさや、振られた男の辛さという他人の辛さを理解し、最後は優しく接する寅さん。まさに「男はつらいよ」で日米親善を行います。 <追記>14年ぶりに再見。所謂「日本的」なるものは肯定的にも否定的にも評価される。欧米的なものも同じであろう。したがってか各国の文化に優劣はなく、あるのは「違い」だけである。そういう文化相対主義をテーマとしているのであれば、これはこれで先進的であるとも言える。寅さんの存在はグローバルスタンダードの対極に位置しており、昨今では分が悪いようにも思えるが、だからこそ価値があるとも言えるし、寅さんのような異質な存在こそが相対主義を克服するひとつのヒントになりえるのではないかと思った次第。 【東京50km圏道路地図】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2006-04-16 01:53:25) 2.大工の棟梁とのやり取りがおもしろかった。 いくつになってもガキ大将。 確かにぱっとしないかもしれませんが、 こういうのもいいんじゃないでしょうか。 でも、ふられたのはめぐみじゃなくてさくらさんでしょ。 【Skycrawler】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-01-21 00:19:38) 1.《ネタバレ》 寅さんvsアメリカ人、という、カルチャーギャップ・ネタなんですけども(「外国人に梅干」なんてのは定番ギャグ)、しかしこのアメリカ人を「米国版寅さん」風に描いたのが秀逸で、外国人が珍しくなくなった現在でも古びることのない笑いと感動があります。このアメリカ人、寅さんほど押しが強くはないのですが、まあ、寅さんも口ばかり達者で、さほど商売上手ではない点では似たようなもの。それに、あの帽子、あのカバン、そして大いなる勘違いモード、まさに寅さんそっくりじゃないですか。「アメリカ大っきらい」と言い、アメリカ人批判を繰り広げてはばからない寅さんとは何かと衝突するんだけども(ついには異種格闘技戦へ発展?)、やはり似た者同士、寅さんが未亡人に失恋すれば、アメリカ人マイケルはさくらに失恋。マイケルへの恨み言をつぶやくさくらに、寅さんが「勘弁してやんなよ」と言うのには、グッときちゃいました。失恋した者の気持ちは失恋した者にしかわからない。人生に不器用な者同士が理解し合う瞬間、ですね。早朝の上野での別れのシーンでは何と、寅さんはトレードマークのひとつである、首にさげたお守りをマイケルにあげちゃう。寅さんの罪滅ぼしであると同時に、山田監督とっておきのサービス、ですよね。それにしても、確かに、さくらは複雑な心境でしょうなあ。みなマイケルに好感を持ち、おばちゃんなんか、「ヘタな日本人よりアメリカ人の方がよっぽどいい」などと持ち上げまくってたのに、フタをあけりゃあ、その「ヘタな日本人」とおんなじ、ただの惚れっぽいオッサン。男と言うヤツはどいつもこいつも・・・とは言え、何だか久しぶりのドキドキ感。そういえば、お兄ちゃんは年がら年中、こんなふうにときめいたり落胆したりしているんだ・・・てなトコでしょうか。寅さんに対する彼女の同情は、いつもと一味違ったハズ! ところで、アメリカに帰ってからのマイケル、相変わらず冴えないセールスマンで、今日も車で外回り、途中ガソリンスタンドに寄るのだけど、そこで彼が持っていたのは、さくらの写真。いつの間に入手を・・・いやいやそんなことはどうでもよくて、おおおおっ、このシチュエーション、『ターミネーター』のラストでパクられてたんじゃないか!?何となく、ですがね。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-01-08 19:31:10)(良:4票)
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