アメリカの伯父さん

My American Uncle

（Mon Oncle D'amerique）

1980年【仏】 上映時間：125分

（ ドラマ・コメディ・ロマンス）

[アメリカノオジサン]
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タイトル情報更新（2013-07-20）【ESPERANZA】さん

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監督	アラン・レネ
キャスト	ジェラール・ドパルデュー(男優)	ルネ・ラグノー
	ニコール・ガルシア(女優)	ジャニーヌ・ガルニエ
	ジェラール・ダリュー(男優)	レオン
	マリー・デュボワ(女優)	テレーズ
	ピエール・アルディティ(男優)
	ジャン・ダステ(男優)
脚本	ジャン・グリュオー
撮影	サッシャ・ヴィエルニー
配給	東宝東和
美術	ジャック・ソルニエ	（プロダクション・デザイン）

【クチコミ・感想（7点検索）】

1．生物学者がネズミを例にひいて「状況を把握できないことが苦悩だ」と言う。しかしその「状況を把握できないで苦悩するネズミ」を、上から客観的に観察すると、それは滑稽に見える。この苦悩と滑稽の絡みあいこそが人生、ってことかしらん。映画の大枠だけみると、安全地帯から観察しているものの無責任さや上品ぶった語り口が想像され、フランス映画お得意のおすましした世界だな、と思われるかもしれないが、でもそこはかとないしみじみした情感も感じられるところが悪くない。島で再会する場面、当人たちにしてはひどく厳粛、それをネズミの類型を通して一度滑稽に転化し、そのネズミがまた人間に戻ってくると、滑稽を含めた人間の営みがより大きな厳粛さの中に吸い込まれていくような、宗教的な悟りとは別ものだけど、ある種の安定した人生観が見えてくる。行動心理学でとりあえず説明しようとし、でもそれで割り切れない部分にいとおしさを感じさせるような、そんな映画。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 7点（2008-01-06 12:26:33）

【点数情報】

Review人数			1人
平均点数			7.00点
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【アカデミー賞 情報】
1980年 53回
脚本賞	ジャン・グリュオー	候補(ノミネート)