みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
5.エンディングの蒼い空、夜明けに桐島(市川実日子)と遠藤(小西真奈美)で手を繋いで走るところ印象的な映画だと思う。 この二つのシーンに観るために、退屈な(失礼な言い方か)100分を過ごしても良いかもと思った。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(邦画)] 7点(2012-06-09 11:09:54) 4.桐島が遠藤に魅かれた理由は分かります。きれいで大人っぽい物腰と喋り方。タバコを吹かす仕草さえ、自分に無いもので満ちている。妊娠中絶救急車停学という過去も、その偶像の中に納まるエピソードでした。その遠藤は自分のことを「何もない」と言うが、桐島には意味が分からなかった。デッザンを始めた桐島は一気に「何もない」遠藤を置き去りにした。彼女は自分の好きな道を見つけただけ。でも、それが遠藤にショックを与えることを漠然と意識していたはずだ。そこには自分に隠れて妊娠の相手と旅行したことへの抗議、というより復讐も含まれていた。このシーンは残酷だ。美術室で突き飛ばした遠藤が何も言えずに涙を浮かべたとき、初めて自分の仕打ちに気付く。一度感情をぶつけ合えば、元の距離感に戻れる。帰着点から遡ればとても分かりやすい女子高生の感情の流れが、少ない台詞のやり取りで丁寧に描かれる。夜通し歩いた明け方の青い光が、澄んだ空気感の中に二人を浮かびあがらせる。タイトルのblueは未成熟と解釈しました。中年の感想ですが、過ぎ去ってみると10代後半の1ページという以外に後の人生に繋がりを持たず周囲にも言えないような出来事でも、何度も思い出す記憶があるとしたら、それは紛れもなく青春です。この映画はそれをストレートに扱っていると思います。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-08-31 22:25:25)(良:1票) 3.かなりドロドロとした感情を、非常に静かな透明感のある映像にしているなという印象でした。市川実日子の存在感のある演技が光ってましたね。 【TM】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-05-05 16:35:34) 2.私、これ結構好きだと思う。市川美日子の独特な雰囲気とか、脇役で出てきた今宿麻美ちゃんの少し低い声。同性愛というのは世の中にある事実だし、私はその現実に決して軽蔑や白い目で見る事はないだろう。ほんの一瞬しか出演していなかった村上淳の表情が素晴らしく、役者だなぁと思った。 【アンナ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-03-30 14:38:48) 1.《ネタバレ》 高校3年生の主人公:桐島というの女の子が 同級生の女の子:遠藤 (この子は高校2年の時に停学処分になり3年生から再び登校し始めた) を好きになる話だ。長い間停学処分にあった遠藤に 声をかけて友達の輪に 入れてあげたのは桐島だった。2人が友人関係を続けていくにつれ 桐島は自分にはない大人な部分を遠藤の中に見出して惹かれていく。 やがて2人は初めてのキスを交わした。 ある日 遠藤の友人から 遠藤の停学の原因が不倫関係にあった男との間のこと そして 1度は別れたものの 夏休みに再びその男から呼び出され遠藤が彼に会いに 行ってしまったことを聞かされ 動揺する桐島。 桐島は 遠藤にとって自分が一番の存在ではなかったことに 傷ついた。 夏休みが開けて久しぶりに会った2人、 その時遠藤は 夏休みは中学時代の 友達に会いに行っていたと桐島に嘘をついてしまう。すべてを 遠藤の友人から聞かされて知っていた桐島は 遠藤が自分に嘘をついたことに さらに傷つく~・・・。 っていうような話なんだけど 俺久しぶりにイイ映画を見たとおもた。 相手が男だからとか女だからとか そういうんじゃなくて 人間的に相手のことを 好きになったから その人に惹かれ 性別を超えて スキだって胸の内を告白し スキだから嫉妬もケンカもして 心の中を吐露し合う 桐島と遠藤の関係が とても切なくて甘酸っぱい感じがして あぁ~中学生・高校生の時代って とても貴重で 一生に一度しかないスバラシイ時間なんだなあっ 自分にはもう そういう時は戻ってこないんだなぁ って シンミリした気持ちに なってしまったんだ。 (20代になってからでも できないことはないと思いたいけど やっぱり20代と中高時代は違うんだなw) もちろん実際の中学・高校時代っていうのは ホント不可解な悩みが多くて 映画のようにイイもんじゃないけど でもこの時期に恋をし、いい意味で悩んで、 濃い時間を過ごせる人・過ごせた人に対するウラヤマしさは一生 ぬぐえそうにないなっておもた。 【アキト】さん 7点(2004-06-22 17:54:15)
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