みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
4.《ネタバレ》 実はわたくしもその邦題のおかげで、「どうせB級グロゾンビだろ」とこの歳になるまで敬遠していました。なんせ一時期まで『サンゲリア』と混同していたくらいですからね。ところが観てみてもうビックリ、なかなか上質のホラーじゃないですか。確かにゾンビはたくさん登場しますが、こいつらは由緒正しいブードゥー系ゾンビなのであります。なんでもブードゥー系は生前の記憶がまったくない生きた死者なのだそうで、記憶がないということがラストのオチに綺麗につながってゆくわけです。ネタバレが過ぎてしまうのであんまり詳しくは書けませんが、これはわたくしが大好きな『恐怖の足跡』系列だったというわけです。怖がらせ方もグロだけでなく心理的な見せ方も駆使していて、暗闇を進む人物の懐中電灯を持った腕だけが映ります。その腕は画面右方から伸びているので光は左側だけ放射されています。その腕の奥の暗闇から人影の様なものがぼんやりとしか判らないけど近づいてきますが、主人公は全然気が付きません。このカットには心底ゾッとさせられました。 無名の安い俳優ばかりの中で(ロバート・イングランドやリサ・マリーといったのちに世に知られる人も出ています)、やはりオスカー俳優ジャック・アルバートソンの存在は光っていました。実は9年前の『ポセイドン・アドベンチャー』から本作まで、彼は劇場映画にはまったく出演してなかったんです。そして本作公開の半年後に亡くなってますので、どうやらこれが劇場映画としては遺作みたいです。クレジットに彼担当のダイアローグ・コーチの名前があるくらいですから、撮影当時はもうかなり老化していたんでしょうね。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-06-25 20:08:57) 3.《ネタバレ》 昔の映画って必ず不必要なエロを出してくるよな~と斜めに見てたら、いきなりの惨殺。マ、マジびっくりした(恐)。 ごく普通の港町の町民たちが無表情に物量でおしてくる殺人シーンは、凝っていないだけに非常にリアル&不気味。殺意も見せずに、皆でよってたかって殺すだけ。しかも殺し方がかなり残虐なのだが、残虐さを楽しむための殺しではないのが見ていて伝わってくる‥コ、コワイ。なんだろう、すごく上手いのだがこれも監督の計算の内か。 今どきの、何でもヘンに懲りすぎの映画に慣れていたから、この素朴さが逆にリアルで物凄く恐ろしいのだ。 ラストといい、この映画はなかなかの名作だ…。 なのにすべてを台無しにするこのタイトル。一体誰だ、タイトル付けた奴は(怒)。 このタイトルのせいで見るのを止めた日本人は、相当数いると思われる。いい映画なのに残念です。 【りりらっち】さん [DVD(字幕)] 7点(2016-03-23 23:38:23) 2.特殊効果より美術が頑張ってるね! 【k】さん 7点(2004-11-03 00:25:13) 1.《ネタバレ》 ゾンビモノが好きな方なら避けて通れないのがこの作品。なんたってロメロの「ゾンビ」とフルチの「サンゲリア」のタイトルを足して2で割ったようなタイトルがイカス。しかし、そんなイカスタイトルのせいだろうか、結構良い出来なのに、あまり観られていないのも確かだが・・・。 もの悲しい曲から始まり、しかし数分後には、その曲からは想像できない残酷映写。そして衝撃のラスト(当時としては)。陰惨な残酷映写には「さすがイタリア」と思いきや、実はアメリカ製でして「アメリカもやれば出来るんだなぁ・・・」と思いました。 【カズゥー柔術】さん [DVD(字幕)] 7点(2003-11-26 03:09:28)
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