みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
3.《ネタバレ》 基本的にオムニバス映画が好きなので、十分楽しめた。 どれもそれなりに面白かったが、個人的に一番楽しめたのは「乗越駅の刑罰」。 萩原流行が演じた駅員の、理屈と暴力の波状攻撃に、観ている私も圧倒された。 異常なほどの頭の回転の速さで、金持ち客を徐々に追い込んでいく様がとっても面白い。 黒木瞳の「火焔つづじ」もなかなか魅力的だった。 あんな色っぽい女性と偶然鉢合わせ、しかも旅館に泊まることになったら・・・と考えると、ワクワクもするが、結局、下心がバレて妙な罪悪感に囚われる。 なんだか、見に覚えがある(かも)しれない話のような気がして、どうも居心地が悪かった(苦笑)。 エレベーターが故障してとまり、密室の中で繰り広げられるサスペンスという、使い古された設定ながら、真田広之の「箱の中」も楽しかったなぁ。 狭いエレベーターの中で、少し頭がいってる感じの、あんな女性と二人きりになったら、間違いなく発狂しそう。 だけど、カバンの中身が子供のバラバラ死体というのは、やりすぎかな。 【にじばぶ】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2010-10-25 23:39:13) 2.オムニバスなので、人によってそれぞれのの点数が違うことを前提に平均で7点かな。個人的に秀逸なのは皆さんのおっしゃる通り「火焔つつじ」ともうひとつ「吉備津の釜」。とくに「吉備津の釜」は落語の怪談話と都市伝説の要素をうまくミックスされた3重構造。手塚治虫の短編にあるような趣があり、実によくできている。 【やしき】さん [地上波(邦画)] 7点(2010-06-28 14:49:43) 1.《ネタバレ》 全五話のオムニバス形式で、日常からカーテン一枚ほどの距離にある不思議世界のなかで「怖がる人々」を映す物語です。その辺にありそうなちょっとぞっとする話、勘弁して欲しい話、妖しい感じの話、和製ファンタジーといろいろ取り揃えてあります。でも、監督和田誠が描くイラストのように、どの話にもどこかほのぼの感が漂っています。一番の好みを挙げるなら、「火焔つつじ」でしょうか。咲き誇る花の裏側にある人の情念。静かな溜息を漏らしました。 【のはら】さん 7点(2004-03-05 18:43:41)
【点数情報】
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