みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
14.《ネタバレ》 人も羨む悠々自適の毎日を送る老人が咲かせようとした死に花。優雅な悪巧みの成功譚は突っ込みどころ満載ですが名優達が醸し出す人柄にそれほど目くじらをたてることもなく。一方で目に焼き付いて離れないのが遠山貞子が咲かせた大輪の死に花。空前絶後の衝撃的なショット。生きていく張り合いや喜びについて考えさせられました。 【The Grey Heron】さん [DVD(邦画)] 7点(2012-05-24 19:24:00) 13.老いというテーマが背景にあるため、シリアスな部分も当然あるんだけど、基本的には軽いコメディーで、前半あたりに少し退屈な部分があるものの、なかなか楽しめた。時代が時代なら東宝でクレージーキャッツ主演でやっていそうな印象も残り、穴を掘るメンバーに谷啓や青島幸男を起用していたり、メンバーが最終的に7人構成になるあたりはクレージーキャッツの映画を意識していると強く感じられ、クレージーキャッツの映画が好きな身(とはいえ最近は機会に恵まれず見れてないのだけど。)としてはなんかうれしい。しかし、(比べるのもどうかと思うが。)シリアスな部分があるからか、クレージーキャッツの映画ほどの爽快感はなく、最後のシーンあたりはなんか湿っぽく感じてしまったのも事実で、本当に60年代にクレージーキャッツ主演で古澤憲吾監督あたりが手がけていれば、爽快なままラストを迎えたのではないかとつい思ってしまった。とはいえ、山崎努をはじめとする主役の老人たちを演じている俳優たちはみな好演しており、安心して見ていられる。(長門勇が岡山を連想させていて笑える。)それからこの映画はちょうど一週間前に亡くなった森繁久弥の遺作である。出番は少なくセリフも一言だけなんだけど、さすがに登場シーンでは風格が漂い、出てくるだけで圧倒的な存在感を放っていて、まさに名優であると思う。また「社長シリーズ」などの喜劇映画で活躍したこの名優の遺作が喜劇映画なのは偶然ではないような気がする。白寿の老人役なのだが本当にこの映画の役柄のように白寿や百歳まで生きていてほしかったし、あらためて残念に思う。森繁久弥だけじゃなく青島幸男と藤岡琢也にとってもこれが遺作なんだなあと思うとなんだか切ないなあ。 【イニシャルK】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-11-17 20:32:29)(良:1票) 12.一応コメディなんですが、シビアでシリアスな部分とコミカルな部分、ゆるい部分と緊張感のある部分などのバランスが良いです。前半の話の展開しないっぷりはちょっと退屈ですが、後半からラストの持っていきかたはめちゃくちゃながら、なかなか面白く、感動もしました。個人的になかなか好みな一本。 【すべから】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-05-07 18:03:13) 11.山崎努の猛烈なあやまりっぷりが面白かった。 【六爺】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-09-17 16:34:48) 10.《ネタバレ》 ジョゼと虎と魚たちの少し突き放した感覚が、菲いように感じましたが、荒唐無稽な娯楽映画としてはいい線だと思います。でも老人が綺麗過ぎるように思いました。最後山崎努を失禁させるなどもっとボケボケにしたほうが悲しさが少し強くなって面白かったかな? 【かじちゃんパパ】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-06-26 10:56:29) 9.頑張ってる爺さん達の姿は良かった。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-10-06 13:09:15) 8.《ネタバレ》 「そんなバカな」と思う強引な展開が多いのですが、それに目をつぶれるくらいおもしろい映画でした。隅田川の川原のホームレス、銀行が合併して支店がなくなっちゃうという身近な問題が出てくるのも、興味を引き付けられました。そして何といっても年寄り俳優陣がいい味出してる。でも私にとって一番衝撃的だったのは、前半の加藤治子が死ぬシーンでした。 【チョコレクター】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-09-25 21:24:59)(良:1票) 7.《ネタバレ》 オーシャンズ11よりもよっぽど面白いよ、これ。よく、テレビの紙おむつのCMで、えっ、あの女優さんが!?というのがありますが、この映画もそんな感じでした。勃起ができない、チョウチョウ結びもできない、といった、リアルな老いとの闘い。しかし、お金をもてあました4人の老人たちが織り成す喜劇的犯罪。青島幸男さんと谷啓さんの2大コメディアンをもってきて、実直な宇津井健さんと一人芝居に味がある山崎努さんが締める。終始ボケ満載なのに、ツッコミができる人間が一人もいない(笑)。よくこの4人を配役したと拍手を送りたい。それぞれの過去に、あの時に死んだも同然だったという背景がありながらも、穴掘りを通して生きがいを見つけていく。和子の目線(若い世代の僕ら)から見れば、何か熱いものにいつまでも打ち込める老人たちに、憧れを感じてしまうのは当然だと思いました。なんだか、こっちも元気をもらっちゃいました(笑)。 【どんぶり侍・剣道5級】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-08-09 12:29:42) 6.穴掘り中に発作で死に掛けた谷啓さん。彼の死に花「がちょーん」を期待したがどうやらそういう映画ではなかったらしい(まばたきはマッハ)。主力の4人が共に個性豊かでいぶし銀。和子のキャラがしっくりこなかったのを除けば爺祭りに相応しい。 【モチキチ】さん 7点(2005-03-23 03:22:33) 5.青春とは高校・大学時代のことをいうと思っていた、この映画を観るまでは。この映画のジイさん達は、青春は年齢なんて関係なく心つまり気持ちの持ちようでいくらでも変わることを教えてくれた。このジイ・・・いや、心は10代のジイさん達には元気そして希望をもらったと思う。ポジティブで楽しい人生を送り、笑って死にたい。 【武蔵】さん 7点(2005-03-22 19:50:44)(良:1票) 4.笑える映画なのに最後はぐっときます。元ちとせの歌もいい。ただ銀行強盗するだけじゃなく、一筋縄には進まないストーリーにひきつけられるいい映画。ただ自分には少し早かった 【マキーナ】さん 7点(2005-02-24 14:26:44) 3.優雅だよね。ここに出てくるご老人方々は。ひと花咲かせるので金庫破りとは、いささか強引ではあるが無邪気さに興奮します。ビルがあんなに傾いているのに誰も気付かないなんて事は横に置いときます。そうそうたる俳優陣を出しているのでもう少し個性を生かして欲しかった。仕置人さん、青島だぁ~さん、ガチョ~ンさん、ザ・ガードマンor赤いシリーズのお父さん、白寿までご活躍を。私が後10年歳とって1点、もう10年とって1点、点数上がる作品なのでは。 【チューン】さん 7点(2005-01-12 11:59:17) 2.《ネタバレ》 あの年代の役者さんだからこそ醸し出す事の出来る「親近感」のようなものが映画全体を包んでいて、純粋に楽しめました。盗んだお金の使い方も彼らのキャラクターに合っているし、山崎努のラストも切なさの中にもどこか開放感が感じられて、最後の最後まで味のある作品に仕上がっていたように思います。 【wood】さん 7点(2005-01-11 22:53:34) 1.《ネタバレ》 やっぱりラストシーンでぐぐっときちゃいました。切ないですねぇ。でも、呆けるというのは周りから見ると結構切ないのですが、本人にとってはかなり幸せかもしれません。一番楽しかったあの頃に戻れるのだから。 (池袋シネマサンシャイン 5/22) 【こじ老】さん 7点(2004-05-23 22:16:10)
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