みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
2.《ネタバレ》 面白い!全編ほとんど、闘いのシーンなのだが、息をのむ。 この監督、只者じゃねぇと思ってたら、ずっと助監督してた人だったんですね。 巧いですねぇ。 将軍家の指南役、柳生十兵衛の首を狙い、一気にのし上がろうとする流派のボスが、 地元琵琶湖で、泳ぐ侍、湖賊の力を借り、柳生流派の殲滅を狙う。 最後は十兵衛孤軍奮闘、それでも勝つというストーリー。 敵の幕屋大休を大友柳太郎が演じ、独特の剣法で戦う、不気味な輩のオーラをたっぷり 出します。 「ランボー」なんかより、ずっと面白い! 日本映画って奥が深いですねぇ・・ 【トント】さん [DVD(邦画)] 8点(2022-10-23 22:39:29) 1.本作の倉田準二監督という方、すみません存じ上げませんでしたが、ああ、『恐竜・怪鳥の伝説』の監督さんだったのですね。なるほど、道理で(笑)。将軍家指南役の柳生十兵衛に対し、我こそは真の新陰流継承者なり、とライバル心をむき出しにし、彼を付け狙う幕屋大休。道場破りなどの嫌がらせを繰り返した挙句、竹生島での決闘を挑んでくる。どんな汚い手を使っても十兵衛を倒すべし、とばかり、現地の湖賊(琵琶湖版の海賊みたいな連中)とタッグを組んで、十兵衛を待ちかまえる。という、非常にワカリヤスイ展開なのがうれしいですね。船で湖を進む十兵衛一行に対し、水中から攻撃を仕掛ける湖賊たち。ここでは、時代劇なのにまさかまさかの水中撮影。サンダーボール作戦もびっくりですな、これは。きっとこの撮影が、『恐竜・怪鳥の伝説』でも多少は生かされた、のだかどうだか。それはともかく、敵役の幕屋を演じるは大友柳太朗、泰然とした彼と、すぐに地団太踏むような表情がすぐ顔に出てしまう近衛十四郎では、どちらが「剣豪」のイメージにふさわしいかと言えばもう聞くまでもない訳ですが、門弟や湖賊の戦いを交えて引っ張って行って、ラストの対決はそれなりに盛り上げてしまう、この勢い、大したものだと思うのですが、いかがでしょうか。ロケーションも魅力的。 【鱗歌】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2015-02-09 14:08:03)
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