みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
3.さすがヴァチカンを怒らせただけありますね。 こんな脚本あるんだと、くちあんぐり。 衝撃で頭クラクラしています。 信じる者は救われない。 努力は結果に繋がらない。 信仰って何?希望はどこ? そんな救われない話しなのに魅力がある。 それはビリディアナ役の美しさもありますが、貧民たちの人としての魅力が大きいと思う。 そんなに悪い人じゃなくて、でもその場のノリで行動。 簡単に嘘をつくし、その日暮らしで根気が無い。 集まってワイワイやってる彼らに人間として共感するからこそ、感情移入しちゃいました。 酷い仕打ちでそこまで打ち砕かれて、ビリディアナや我々観衆の気持ち、これからどうなる? 期待した途端にあれ?って思うほどあっさりとFINが出ました。 観た者が考えろって事なのかなぁ? 好きか嫌いかと聞かれたら嫌いだけど、いつまでも気になるだろう作品。 正しいと信じる前に少し考えろ、と言われたような気がする。 問題作。 【たんぽぽ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2023-06-24 16:28:02) 2.《ネタバレ》 ビリディアナの美しさ。そして、ストーリー、特に後半の荒唐無稽さ。ブニュエル映画は面白い。晩餐シーンは秀逸。 【にけ】さん [映画館(字幕)] 8点(2019-01-15 11:20:45) 1.《ネタバレ》 単純にヒロインを非難するだけなら出来ないことはない。伯父を孤独のまま死なせ、浮わついた慈善で乞食を犯罪者にしてしまい、自らも堕落していく、って。でもこの人の映画がそんな単純にまとめられるはずがない。あの伯父だってクセもので、自殺前に浮かべる何とも生臭い笑みを見ると、自殺自体がビリディアナを閉じ込める罠だったのかとも思われる。あの女中だって怪しい(黒い牛って何なのよ)。「罪を犯せばそれだけ悔い改めることができる」がキーワードか。ブニュエル自身が自伝で「私は神のおかげで無神論者でいられる」って言ってたけど、何か宗教的な回路を経て、最後には人間関係の問題につながっているような気がした。乞食パーティのシーンがやはり凄く、短いカットをハレルヤコーラスでつなぎ、女装男が鳩の羽根をまき散らしてのドンチャン騒ぎ。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-03-29 12:18:29)
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