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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(8点検索)】
3.《ネタバレ》 2000年の公開年から数年後、アメリカに行った時にホテルのテレビで観ました。音声は日本語、字幕が出ていたように思います。
まったく予備知識なしで見始めたのですが、しばらくして世界観に引き込まれました。ピリピリとした緊張感と切なさが、全編に渡って満ちています。
70年代の日本赤軍などが事件を起こしていた時代を断片的に憶えている者ですが、映画のはとてもあの空気感を出していたと思います。伊藤 淳史はじめ、俳優陣の演技も素晴らしい。合唱をモチーフにして、集団と個人というものを考えさせられます。
ある悲劇に向かって転がるように突き進んでいく流れの最後に、ハイライトでもある回想シーンを持ってきたという構成が秀逸です。 【あきさん】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2019-03-02 21:16:52)
2.こういう言い方は偉そうでイヤなのだけれど、非常に「良心的」な作りだなーと思いました。テナーの少年と逃げてきた学生運動の女性の間に何が起こったのか、吃音の少年と女子高の女の子のデートの顛末、さらにクライマックスのコンクールの合唱のシーンなどを意図的に「見せない」演出は心憎いし、台詞で説明するのでなく、映像や登場人物の表情に「語らせる」やり方、などなども(これまた偉そうな言い方だけど)感心させられる(僕の知り合いで「スティング」が大好きで、いつも最近の映画界の現状を嘆いておられる方が約一名いらっしゃるのだけど、その人にぜひこの作品のことを教えてあげたいものだ)。物語も、学生運動が衰退しつつある70年代を背景に、挫折した元活動家の教師、父を亡くした吃音(ちなみに“どもり”という言葉は現在差別用語とされているらしい。別に音読みに変えたから良いってもんじゃないと思うのだけれど)の少年、ウィーン少年合唱団に憧れる天才少年たちが生き生きと描かれ、とても重層的(二人の少年の、ある種同性愛にも似た友愛の描かれ方は、ちょっと少女漫画の様ではあったけれど、ああいう関係は分からなくもない)。こういう良作を見逃して「最近の邦画は・・・」などと安易に言ってはいかんなあ、と思った。 【ぐるぐる】さん 8点(2004-11-20 15:39:52)
1.ロシヤ民謡、せつないなぁ。革命も。70年代は、私はまだ生まれてないから、この時代への思い入れは、想像するだけです。 【メイ】さん 8点(2003-06-07 00:33:24)
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《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
14人 |
平均点数 |
6.64点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 1 | 7.14% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 1 | 7.14% |
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5 | 4 | 28.57% |
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6 | 0 | 0.00% |
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7 | 1 | 7.14% |
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8 | 3 | 21.43% |
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9 | 4 | 28.57% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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