みんなのシネマレビュー

僕たちの戦争<TVM>

2006年【日】
ドラマSFコメディ戦争ものTV映画小説の映画化
[ボクタチノセンソウ]
新規登録(2006-10-02)【鉄腕麗人】さん
タイトル情報更新(2024-07-18)【イニシャルK】さん


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演出金子文紀
坂口拓(アクションコーディネーター)
キャスト森山未來(男優)尾島健太/石庭吾一
上野樹里(女優)鴨志田ミナミ
内山理名(女優)沢村文子
玉山鉄二(男優)鴨志田祐司
古田新太(男優)尾島勝利
麻生祐未(女優)尾島紀子
篠井英介(男優)片山分隊長
石井正則(男優)兼子分隊士
桐谷健太(男優)山口真造
浅利陽介(男優)古屋英二
田中哲司(男優)田淵中尉
田中要次(男優)吾一の父
樹木希林(女優)沢村キヨ
佐々木麻緒(女優)吾一の妹
原作荻原浩「僕たちの戦争」(双葉社刊)
脚本山元清多
音楽志田博英(音楽プロデューサー)
主題歌The Blue Hearts「君のため」
挿入曲The Blue Hearts「リンダリンダ」
製作TBS
制作TBS(TBSテレビ)
その他TBS(著作)
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【クチコミ・感想(8点検索)】

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1.《ネタバレ》 コメディかと思って油断してたら、真面目な感動作だったので驚いた。
二役を見事に演じ分けた森山未來も素晴らしかったし、両ヒロインも魅力的でした。
上野樹里が妙にエロくて、今どきの軽い女かと思わせておいて、実は一途でいい女というギャップが良かった。
2人があそこまで惚れ込むのも納得。
内山理名の出番は少なかったけど、こちらもかなりのいい女でした。
玉鉄との後日談がとても気になります。
戦争の勝敗をちっちゃい問題と言い放った終盤の展開には思わず泣いてしまいそうでした。
ラストシーンの演出も上手くて、なんだか切なくて複雑な心境です。
但し、この作品は見方によっては戦争美化にも繋がりかねない危険性を孕んでる。
特攻が非人道的な行為であるということを強調する演出が随所に見られたけど、最終的に主人公は愛する人を守る為に特攻の道を選ぶというのだから、逆の立場から見ると酷い話である。
あの特攻で命を奪われたアメリカ兵の家族のことを思うと、手放しでは喜べない。
この作品が史実を映像化しただけのものなら、そういう不幸な出来事があったと納得するしかないけど、タイムスリップしてあの状況に置かれたんだから、なんとかして特攻しない道を選べなかったもんだろうかと心が痛む。
アメリカ人の青年がタイムスリップしてエノラ・ゲイに搭乗するという作品があったとして、やっぱりラストシーンでは原爆を投下してしまうんだろうか。
そんなことを考えさせられる深味のある作品でした。 もとやさん [地上波(邦画)] 8点(2016-01-12 17:01:21)

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【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 7.57点
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