みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
5.《ネタバレ》 愛すべきご都合主義の傑作。ストーリーの進行具合がどうも切ない結末に続いているような気がしていたのですが、こんな心温まるハッピーエンドを用意してくれたことに心より感謝。見て良かったです。 幸を演じるマイコさん。透明感があって素敵な人。でも終盤大事な場面でのセリフ回しがなんか不自然。 もう一人の主演玉山鉄二は文句なしのはまり役。明青という人物のかざらないかっこよさを最大限に引き出していたように思えます。 ストーリーはありきたりなラブストーリー。だからこそはまる人は絶対はまる。 まずシチュエーションが良い。あんなにきれいな人が、絵馬を見て、『お嫁さんにしてくださいますか。』って夢がありすぎるでしょう。まいったよこんちくしょー。 沖縄という舞台になじみが無さ過ぎて多少の不安がありましたが、全く問題なく万人に愛される作品となっておりました。 少しだけミステリー要素を取り入れたのもうまかったですね。すぐにオチは読めちゃいますが、『独身男には女だよ。』って一言からはじまる一連の疑惑。これによって見ているこっちはまさかまさかとちょっとハラハラしちゃいます。でも映画の雰囲気を壊すほどではない。この絶妙な匙加減。 結局リゾート計画はどうなったのだろうとか、ほったらかしにされたエピソードが気になるところではあります。 ラストのシークエンスは賛否あるみたいですが、個人的にはあって良かったと思います。 まったりした雰囲気ながらもその世界観に浸ることができて、とても良い時間を過ごせました。良作。 【たきたて】さん [DVD(邦画)] 8点(2020-06-11 01:02:56) 4.《ネタバレ》 マイコは麻生久美子に似ている。 声まで似ている。…なんだと!梅酒のCMもマイコだとぅ!!! という映画だった。 カフーという犬の動物もの映画だと誤った偏見で敬遠していた映画。 さらに、海というシチュエーションがなんとなく稲○ジェーンを彷彿とさせたというダブルパンチだったのだが。 このごろ小生、会社でカ○ーと呼ばれていたから親近感がわき、初めてパッケージを手に取り、誤った偏見に気づいて観た。いいかげん余談が過ぎる、が、もしかしたら僕と同じ偏見をもっている人もいるやもしれぬ故。 これはファンタジーですな。肝心要のところがファンタジーなんだからそーゆーもんとして観るしかない。のっけのところからオチを考えて観るものだが、後味よくするにはファンタジーなストーリーしかない。まぁ、そんな配役だし、期待通りの展開だった。 これぞavex-modeというもんだろう。いいよ。騙されてやる。僕は普段ロックばっかだからな。たまにはこーゆーのを観たいんだ。嘘つきめ。 【おでんの卵】さん [DVD(邦画)] 8点(2013-07-14 19:20:47) 3.《ネタバレ》 出て行った高岡早紀を待ちわびてたらマイコになって帰ってきましたよっと。 ちょっと微妙に劣化してるような気もするけど、まあ、仕方ないのでマイコで我慢しておこうか。 突然嫁にしてくれとか都合のいい女に思えたけど、別れ話を切り出した途端に入水とか面倒臭い女だったりもする。 そこで話が終わってたら頭のおかしい不倫女ということで一件落着だったのに真相が明らかになった途端に僕の涙腺は決壊しました。 沖縄病とか言ってごめんなさい。 ラストの強引な展開はどうかと思うけど、ハッピーエンドになって良かったとつくづく思いました。 小枝の呪いが強力過ぎて、バッドエンドになるんじゃないかとちょっとヒヤヒヤしましたよ。 【もとや】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-02-08 14:13:41)(笑:1票) 2.《ネタバレ》 ヒロインは目鼻立ちがはっきりして洋風の顔に見えるが、くどさはなくて素直に美しく、またフレンドリーな表情が可愛らしい。テーマ曲PV(「もうひとつの物語」)に出ていた白い鳥の羽根のように軽やかで清潔な印象があって、主人公の青年が触れるのをためらう気持ちもわかる気がする。 こんな女性が自分から押しかけて来るのは主人公に限らず(自分を含む)しがない男の夢というか妄想だが、主人公が至って謙虚なので見ていて妬み根性も起きない。男所帯に美女ではまさに掃きだめに鶴といったところだが、その正体を知ってしまえば鶴女房の話のように、全てを失ってしまうのではないかという不安もあるだろう。こうなった事情については劇中でも一応の説明があったが、そもそもこのお話自体が鶴女房の民話を取り入れたものと思えば、少々ファンタジックな展開も一応の納得がいく。 また中盤で主人公の言った「まわりのみんなが…」は原作にはない要素だが、これを終盤でヒロインが再現したのは感動的だった。これまで自分以外の幸せを願う余裕など全くなかったヒロインが、他人に対して“カフー アラシミソーリ”の気持ちを向けることができたとき、はじめて本人にも果報がもたらされたのだと考えたい。 なお少し苦情をいえば、映画ではヒロインと母親のイメージを重ねていたように見えるので、また同じことが繰り返されるのではないかという不安感が残ってしまう。もしそうなっても主人公は、みんなが幸せならと言うのかと思うと悲しい。 さらに、エンディング後の後日談的なもの(DVDチャプター名は「その後の島」)が必要だったかどうかは微妙である。劇中の現世的な問題がそれほど簡単に解決されるわけでもないだろうし、また最後の「お帰りなさい」が本編中にある映像と全く同じに見えるので、これは主人公の夢想の世界を描いただけで、実はヒロインは帰って来ていないのではないかという疑念も生じる。原作になかったラストを追加するのはいいとしても、主人公とヒロインの再会までで止めておいた方が、かえってその後の2人の幸せが素直に信じられた気がする。 ただ最後のヒロインの笑顔は、いわばアンコールまたは最後まで見た人へのご褒美だったと考えてもいいだろう。これは何回見せられてもかまいません。 【かっぱ堰】さん [DVD(邦画)] 8点(2012-06-02 09:51:27)(良:1票) 1.《ネタバレ》 沖縄の小島で愛犬・カフーと暮らす明青の下に、一通の手紙が届く。差出人は、明青が冗談半分で「嫁に来ないか」と書いた絵馬を見た女性で、後日、彼女は本当に沖縄に住む明青の前に姿を現す。夢でも出てきそうにない話ですが、とても癒され楽しめました。全く女性の扱いになれていない明青の慌てふためく行動は見ていて笑えます。清楚だけど、お転婆な幸を演じたマイコさんは和と洋を兼ね備えた清純美人という感じで、何より声が透き通っていて癒されます。二人が徐々に親密になっていく様子は見ていてほのぼのしました。ただオチがちょっとご都合主義? 【nyaramero】さん [DVD(邦画)] 8点(2012-04-27 18:47:40)(良:1票)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS