みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
9.家族が幸せに暮らすさなか、明るい母親(メリル)に末期ガンを宣告されて、父(ウイリアム・ハート)、娘(レニー)が最期まで自分の仕事を犠牲にしつつも、看病する話。メリルは当然上手いですが、レニーも上手いです。話はありきたりですが、感動します。 【SUPISUTA】さん [DVD(字幕)] 8点(2016-06-05 17:04:49) 8.《ネタバレ》 実際にその時を迎え経験してみないと分からないと思う。付き添いの問題。及び仕事への未練。自分に問いかけてみる親への愛情心。 自分の生活だってありながら、どこまで尽くしてあげればよいのか 悲しきかな答えなんてない。 しかし、最後の親孝行として娘はよくやった。 それに反して、歯痒かった父親の行動及び、居ても居なくてもあまり関係の無かった弟の存在。 しかし、夫の介護付き添いを望んでいなかったのは母の希望。娘としては大変辛いところであったことが痛いほどによくわかる。 しかし、母の最後を見届けてあげることができた そんな彼女に今後、後悔なんてひとつもないだろう。 一方、父親は後悔の念が積もり積もって、今後立ち直るのに きっと時間がかかることであろう。その対比は仕方がないことであろう。 【3737】さん [DVD(吹替)] 8点(2011-04-04 23:52:33) 7.《ネタバレ》 親が子に果たすべき責任はあるにしても、子が親に果たすべき責任はないと思う。 老後、病身の世話や介護を期待して子を産んだりするのは無責任極まる。 社会が便宜上提供した「家族」という幸せの観念を鵜呑みにしていた典型的一家に降り掛かるその実態。本作では明らかに子に任せて逃げっぱなしの父親が元凶。家族を持つ覚悟を全くしてなかった人ですね。日本人の父親には山といそう。 結局父親は逃げ切っちゃった感じの扱いなので墓前で「愛してた」て言われてもね・・・。 まあ、こういうことがあると記憶という情念は意外なほど自分の骨身となっているのに気付くもんです。 【カラバ侯爵】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-11-30 00:03:23) 6.メリル・ストリープに8点を捧げたい。 【あるまーぬ】さん [地上波(吹替)] 8点(2007-08-01 03:09:35) 5.レニー・ゼルウィガーが若いです。時に外国作品は、国内だけで閉じてしまっているテーマなだけのものがあります。この作品も、根底にあるというか謎解きのもとにあるのは、モルヒネでさえ使用量を守りさえすれば家庭に処方してしまうという制度?(事情は良く分かりませんが)を理解したうえで見ることを要求されます。個人的にはそういう作品はいまいち好きでない。アメリカ以外の作品ももちろんです。しかしそれを思わせない作りでちょっとほっとしました。根底にあるのは家庭を顧みない身勝手な父親だったり、適齢期にキャリアも幸せも捨てられるかだったり・・・ 終盤は母親の愛が大きなテーマになってきて、「ザ・メリルストリープ」な感じで終わってしまうのが、やっぱりかと。演技は絶賛に値するとは思いますが。取調室と回想シーンの時間軸の取りかたもなかなかで、良作だと思いました。それにしても、銃でもモルヒネでもほんと自由なんですね。 【へろりうしオブトイジョイ】さん 8点(2004-10-13 04:13:45) 4.いつも…というか、折にふれて思うのだけど、やはり母親ほど「強い」ものはない。そんな《真理》を、あらためて納得させられる映画。 幼い頃から大学教授の父親を尊敬し、家庭を守ることが幸せという母親を軽蔑していた娘が、末期癌の母を看病するため仕方なく実家に戻ってくる。あらためて生活を共にするなかで、娘は母の“平凡な人生の非凡さ”を学んでいく。 と書けば、いかにもありがちのピューリタン的な「オンナたちよ、家庭に還れ」と唱える保守主義プロパガンダ映画みたいだ。別にフェミニストを気取るワケじゃないけど、そういう言いぐさはあまりにも反動的だろう。実際この映画には、そういった面がないとは決して言えないんである。 けれど、メリル・ストリ-プ扮する母親が最後にとった選択を、「個人」としてでなく「母」としての“尊厳(!)”を守るためだとする主張は、その雄弁さ(というより、メリル・ストリープの名演)に、ぼくもほとんど説得されてしまった。「自分のために選ぶ〈死〉が、同時に家族をも救う」のなら、それもまた立派な「主体的」な生きざま(=死にざま)じゃないか、と。そう言われたなら、「…かもしれない」と考えこまされてしまわざるを得ない。そして、その答えは、この映画を見てもう何年もたつのに、未だぼくのなかで見つからないのだ。 前述の通り、メリルはもちろんのこと、レニー・ゼルウィガー、ウィリアム・ハートの主演3人ともが、素晴らしい。そして、こんな「重い」主題を扱いながら、まるで上質のフィルム・ノワールみたいな《倒除法》の語り口を駆使した技ありの脚本・演出もまた、見事だと思う。 …地味だけれど、クヤシイくらいに「巧い」映画だ。 【やましんの巻】さん 8点(2004-07-07 20:40:49) 3.脚本、映像共に美しかった。悲しい涙より、なにか、心が洗われるように、ジュンッとしみでる涙があった。ひとつひとつのコトバが重い。すべてはラストで父が発するコトバ、原題でもある「one true thing」に集約されている。見所はメリル・ストリープとレニー・ゼルウィガーの火花を散らす一騎打ちの如き熱演。大女優の面目躍如たる名演に真っ正面から挑んだレニーには素直に拍手を送りたい。個人的にはふたりの女優に目が行きすぎて、他のキャラがかすんで見えてしまった。これは私の見方に問題があるのだけど(笑) 【蜂須賀】さん 8点(2003-06-19 21:16:33) 2.メリル・ストリープの段々弱っていく演技はお見事。 【オリーブ】さん 8点(2003-06-07 00:57:58) 1.友達に薦められて見たが掘出し物だった-と言うより、アカデミーの主演女優賞ノミネートされるぐらいだから有名な作品?。日本語タイトルの意味はよくわからない。原題の方がよくわかる。お父さん、○○でなくて本当によかった。 【Tomo】さん 8点(2002-03-02 19:42:43)
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