みんなのシネマレビュー |
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
30.《ネタバレ》 これは3.11の後にNHKのドラマで同じ原作のがあってたんですよね~。 そっちは壇れいが誘拐犯役で・・ 最後のセリフで涙がワッと出ました。 「その子は、その子は、」 「私の子どもです」と言うかと思ったら、「まだご飯を食べてません!」って。 もう母親の愛がここ一番のときに口から出るんですよね。 やられた~って感じで涙腺一気に開きました。 この映画もよく出来てます。 「母」子が引き裂かれると分かってて、なお島の愛情たっぷりの生活が描かれる。 あ~切ないなぁと思って、どうしようもない気持ちになる。 永作博美がまたいい笑顔してるんだよね。 犯罪者の顔じゃないよ!この人が逮捕されるって何かが間違ってるよ! そうなんです。男がいい加減なんだね。 このお父さんが井上真央に裁かれるラストかと思いきや、違うんだね。 もうこの手の男には何を言っても仕方ないと思ったか・・ 井上真央が生まれてくる子をいい表情で迎えようというとこで話は終わるんだよね。 田中泯の写真屋が良かった。 浮かび上がる写真に井上真央が何とも言えない気持ちになる。 そして、やはり誘拐犯の「母」への愛を確信する。 もうね、身勝手な男は3.11以降、置いていこうという感じだよね。 日本の生まれ変わった時期に、ふさわしい一本だよね。 NHKのドラマも負けずに良いですよ~♡ 【トント】さん [DVD(邦画)] 8点(2018-06-02 00:03:31) 29.泣ける映画としてお勧めされて鑑賞。 テーマは面白いし、演技も良いので、引き込まれてしまうのだけど、 ざっくばらんに言ってしまえば、性欲のままに行動してやらかしている馬鹿な人達の話。 だから、冷めた目で見てしまうので泣けたりはしなかった。 【田中一夫】さん [DVD(邦画)] 8点(2016-10-31 17:38:23) 28.《ネタバレ》 結局、男が浮気して、両方に妊ませて。それがなかったら、子供堕したり、人の子がほしくなつまたり、なかったんよなと思う。男がどっちも腐ってる。 井上真央を引き立てた小池栄子が上手い。最初はズカズカと踏み込んできて、ウザいなーと思ったが、後半は本当メインで引っ張ってます。永作博美はさすがに上手い。見た目、かわいいですが、これで40過ぎて、ありえんなーとも(^_^;) 最後、島を出て行く時の焦りの緊張感と、捕まった時の情けない表情も良かったです。 【SUPISUTA】さん [DVD(字幕)] 8点(2016-04-24 00:40:43) 27.いつだって被害者は子供だ!生まれる場所も時代も、親も選べない。大人たちの都合で生まれ育てられる。自分では何も選べないし決められない。だけど生まれてきたことで、色々なものを見たり聴いたり触ったりできる。心を動かされる瞬間がある。きっと井上真央の子供も順風満帆とはいかないかもしれない。それでも世界を知ることはできる。世界を体験することはできる。大小は関係ない。大事なのは心が揺れる、その高鳴りなんです。八日目の蝉は決して無意味じゃない。そこにはかならず意味がある。私が生まれてきて、この映画に出会えたように・・・。 【Dream kerokero】さん [インターネット(字幕)] 8点(2015-03-28 08:04:41) 26.《ネタバレ》 これは幼いころの一時期、自分を誘拐した女に育てられた記憶を持つ主人公(井上真央)が、そのせいで屈折した関係しか築けなかった実の両親との、和解に至るまでの死と再生の物語だ。その和解は映画の最後になってやっと訪れる。自分を誘拐した女(永作博美)との幼い記憶を離島に訪ね、そこで女が別離の瞬間までいかに自分を愛してくれていたかを、はっきり確認できて初めて可能となる。過去を取り戻し、過去を肯定できて初めて、同時に、自分も両親(特に母親)を憎んではいなかったと言えるようになる。そして自分も彼女(永作)や島の人々が自分を愛してくれたように、やがて産まれてくる自分の子をも愛せるという自信を持つ。なぜ死と再生の物語かというと、こうしてはじめて主人公は死を選ばず、八日目の蝉になっても、一人で新しい世界を見ようという気になれたのだから。エンジェルというカルトやライターとの関係など、あまりすっきりとしない面もあったが、それらを差し引いてもすばらしいラストだった。永作の演技が光っている。すべてが明らかになり、最後に中島美嘉の歌が鳴り響くのもよい。 【柚】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2014-07-21 16:12:42)(良:1票) 25.《ネタバレ》 告白します。いま私たち夫婦には、10歳の長女と8歳の長男がおり、「よく似た姉弟ね」とよく言われます。実は長男は、8年前に公園で誘拐しました。妻が病気で子供を産めなくなり、男の子が欲しかった私たち夫婦は、迷った末に男の子を誘拐したのです。もちろん今も、産みのご両親には罪悪感があります。だけど私たちは間違いなく「本当の両親」です。だって私も妻も、二人の子供をわけ隔てなく育ててきましたし、長男は明るく元気に育っていますから。このことを知ればきっと、産みのご両親は私たちを許して下さることでしょう。■と、いうのは「嘘の告白」でした。●では本題。希和子は自己中の誘拐犯。でも正直、「希和子はええ母親や」と心揺さぶられました。だけどそれって映画マジック・・・今は「騙された感」がいっぱいです。脚本の良さと、永作博美の演技が上手かったからでしょうね。★さて上に「嘘の告白」を書いた理由は、「希和子の愛情は本物」と信じる人が予想以上に多いと思ったから。でも女性なら、そう感じてしまうのが自然なのでしょうね。★『人間椅子』みたいな告白でしたが、どうぞお許しを♪ 【激辛カレーライス】さん [地上波(邦画)] 8点(2014-01-02 23:58:04) 24.《ネタバレ》 やけにキワコがイイ人のように描かれている。まるで正しいことをしている気の毒な境遇の女のてい。一方被害者である夫妻が悪いみたいな感じになってる。そもそもてめえが浮気するからこんな不幸な人生が出来てしまったんだと去勢してやりたい夫と、神経質に発狂しまくる妻。生後4か月の赤ちゃんを一人放置して出かけるにもかかわらず家の窓のかぎかけ忘れてる無神経っぷり。窓を開けて侵入してみると、生活力が無いことを表明するかのように部屋が散らかってる。裁判の傍聴席からも妻は「死ねばいい!死ね!」と暴言を吐き、夫は小声で「落ち着きなさい」。等等、被害者である夫妻の映画内での扱い方が偏っているのに首をかしげた。 ただ、キワコと誘拐してきた女の子との4年間の逃亡生活は、それはそれで素晴らしいものだった。いつ逮捕されるかわからない状況だから、今日がこの娘との最後の日なのかもしれないということを本当に実感しながら、キワコは生きている。そこでキワコは何をしているかというと、誘拐した娘に毎日最大限の愛情を注ぎ育てている。逆説的ではあるが、これこそが親のあるべき心構えなんだなと思った。それを永作博美が演じてるわけだから、泣けるよ。 もう一つ挙げたいことは、愛してしまう男のタイプも、子に遺伝するという輪廻性。クソみたいな男が産ませた子供は、大人になると、同様にクソみたいな男に惚れてしまうのか。これは、絶望。 この輪廻を断ち切るためには、ラストシーンで井上真央と小池栄子が言っていたことを実践することが必要なんだろう。その説得力は十分あった。正しい愛で育てる。そのためには正しい愛で育つ。難。 【no_the_war】さん [DVD(邦画)] 8点(2013-08-27 01:59:05)(良:2票) 23.《ネタバレ》 うーむ、お見事。永作さん流石(さすが)、小池さんすごいよ、、近年の邦画はある意味独特の進化を遂げていますね。そう、まさに、深く切ない人間の「業」。これは日本人特有の感性が導き出したものと言えるのではないでしょうか。この映画はとても対照的な描き方をしています。それは「運命に翻弄させられながらも強く生きる女」と「軽薄な男」。無責任な男の行動によりこんな結果になってしまった。つらく苦しい時間の流れの中で、何を考え、何をして生きてきたのか。こんなにつらい脚本を考えた人もすごいけど、ちょっと長い時間を一気にみせるだけの構成力のスゴサも素晴らしいと思います(きっと監督サンの手腕でしょう)。いやーー、とっても罪深い映画でいろいろ考えてしまうよなぁ。というか主演大人出演者の素晴らしさはいうまでもないけど(劇団ひとりのチャラさもピッタリキャスティング)、子役の子がすごいよホント。とっても高レベルな本作、見応え満点でゴザイマシタ 【Kaname】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2013-08-21 08:47:30) 22.《ネタバレ》 八日目の蝉とは、一匹だけ生き残った寂しい蝉か、他の蝉が見れなかった景色を見る事が出来る幸せな蝉なのか…。 まずプロットが「悪人」に似てるなあと思いました。罪を犯しての逃避行と、決して結ばれない愛情、ゆえの切なさ…。やっぱり似てますね。 まあそれはさておき、今まで何にも関心がなかったような恵理菜が、感情を爆発させ走り出すシーンはかなり心打たれました。今までは希和子との記憶を思い出さないようにしていただけだったのですね。幼少期の楽しかった記憶、「薫」にとっての記憶の中の優しいお母さんは本当のお母さんじゃない…。 ただ、そこでグワーって映画のピークまで登り詰めた後、スパっとエンドロールになったのにはビックリしました。え?余韻に浸るまもなくそのまま終わり?クールダウンの時間一切なし?って感じでした。まあ蛇足になるくらいならピークでバシっと終わってくれた方がいいのかもしれないですけどね。 永作博美はやはり神級の演技力でした。本当にああいう感じの優しいお母さんいそうですもん。(って言っても実際は本当の母親じゃないんですけど) でも本当のお母さんはやっぱりかわいそうですね。赤ん坊が寝てる間に外出しようと思ったのでしょう、鍵のかけ忘れ以外には彼女に落ち度はないですからね。ただ過去を乗り越えないと一生自分が苦しいだけ。あとは父ちゃんも全国に不倫してる事がバレちゃって大変みたいだけど、全ての元凶はこいつだからなあ。何人の女苦しめとんねん。 P.S.授乳シーン、あそこは絶対ナマ乳出すべきだろ!! 【TK of the World】さん [DVD(邦画)] 8点(2013-05-22 22:01:35)(良:1票) 21.《ネタバレ》 面白かった。泣いてしまった。感情移入できた。永作博美(誘拐犯)も井上真央も森口瑤子(実母)も小池栄子も良かった。だけども、劇団ひとりだけ、浮いていた。井上真央とのキスシーンなど、劇団ひとりのコントにしか見えなかった・・・ 【おれおれ41】さん [DVD(邦画)] 8点(2013-01-24 00:10:49) 20.永作さんが素晴らしい。いつか子供ができた時には、精一杯愛そうと思う。 【noji】さん [地上波(邦画)] 8点(2012-12-02 23:48:06) 19.《ネタバレ》 開始早々の裁判での実母の証言は尤もだし、 実母の立場に立ったら、こんな酷い出来事はないと思う。 が、希和子もまた誘拐犯でありながらも確かに母親でした。 (だからこそ余計に実母にとっては遣る瀬無い・・・) そして、実父や恵理菜(薫)の不倫相手の岸田の身勝手さに同じ男であることに情けなくなり、実母や希和子、そして恵理菜(薫)を見て優れた母性愛の映画だなと思いました。 終盤の船着場での希和子の行動や言動、皮肉にも誘拐犯の疑似母である希和子の母性愛を思い出し、薫が母親になる決意のラストまで私は嗚咽しっぱなしでした。 どう解釈していいのか、どんな意味があるのか、いまいち把握出来ていないとこもあるのですが『八日目の蝉』というタイトルも秀逸だなと、今まだ一生懸命鳴いている蝉の鳴き声を聴きつつ、このレビューを書いています。 【ぐうたらパパ】さん [DVD(邦画)] 8点(2012-09-10 16:15:31) 18.《ネタバレ》 良かった。 演者もストーリーも実に見ごたえのある映画でした。 親と子の絆。ちょっと重すぎる気がしないでもないですが、 軽く扱えるテーマでもないしね。 永作、井上真央に加え小池栄子等も絶賛されていますが、森口瑤子も素晴らしかった。 ああいうちょっとヒステリックな感じをやらせたら今、森口瑤子を超える女優は居ないのではないだろうか?前述した3人ばかりが評価されているので、自分だけでも大絶賛しておこう。 誰が悪いって、結局一番父親が悪いんです。こいつが巨悪の根源。 でも、あんまりその事には触れないでストーリーは進むのです。 気持ち悪いくらい父親を誰も責めません。 原作者が女性なので、「男が悪いなんて書かなくてもわかるでしょ?それ以前の問題よ」と言っているような気がして、この素晴らしい作品にケチを付けた気がする。 あくまで個人的な見解ですが。 【バニーボーイ】さん [地上波(邦画)] 8点(2012-07-10 23:53:06)(良:1票) 17.《ネタバレ》 とてもよかったです。原作未読なので、原作に比べての評価はできません。テレビドラマを見たとき、ドロドロしすぎてるし、登場人物がみんな自分勝手なのが不快で、1回目でギブアップしました。この映画も、最初は「登場人物がみんな自分が不幸だと思っていて、その不幸が誰か他人のせいだと信じ込んでいて、過去を乗り越えれば幸せになれるのに、いつまでも誰かを恨み続けて自分をもっと不幸にしている」ので、不快感を感じていました。でも、ドラマでは野々宮希和子の怨念みたいなものをドロドロと描いていたのに対し、この映画では永作博美がドロドロを内に秘めながらも、清純で一生懸命生きている印象を与え、いつの間にか、希和子と薫の幸せがずっと続くよう、観衆を引き込んでいきます。私は息子とこんなに深い愛情で結ばれているだろうかと自分が恥ずかしくなるくらいでした。井上真央の演技もよかったですね。恵理菜の両親は死ぬまで過去を呪いながら生きていくかもしれませんが、恵理菜は過去をいい思い出に置き換えて、新しい一歩を踏み出せたところで終わっていたのがよかったです。現在の希和子が最後まで出て来なかったのが意外でした。千草は小池栄子だと存在感ありすぎなので、もっと貧相な感じが出せる小柄な女優にやってほしかったです。テレビ放送はオリジナルより短かったので、どこがカットされていたのかなと思いました。 【チョコレクター】さん [地上波(邦画)] 8点(2012-06-24 00:20:59)(良:2票) 16. 「盗人にも三分の理」という言葉を思い出しました。 「正しいから」とか、「悪いから」という価値判断だけで人は行動するわけではない、そんなことを考えさせられました。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2012-06-23 18:05:03) 15.なんだか久し振りに映画を見て泣いてしまいました。 前半は出て来る大人達に余り共感出来なくて、居心地悪い感じで見ていたのですが、途中からぐいぐいストーリーに引きこまれていきました。 そして最後の最後、薫の台詞で泣かされました。 賞を取った永作さんも良かったのですが、 井上真央ちゃんもとても良かったと思います。 あと、相変わらず小池栄子はああいう役、上手いなと…… それから余貴美子さん!出番は長くはないのですが、物凄く印象強いです。 人は傍に居る人間からどう愛されたかで人生が決まる。 それをどう受け止められるか…… 子供はやっぱり愛されて育つべき。 【ももりん】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2012-05-28 00:36:16) 14.リアリティはあまりないし完全に女性向けの話なんだけど、とにかくストーリーに引き込む力がすごい。冒頭の裁判シーンからラストまで一気に魅せる。 【eureka】さん [DVD(邦画)] 8点(2012-05-10 14:21:01) 13.決してすごい展開があるわけでもないし、衝撃的な演出があるわけでもないのに、飽きることもなく見れてしまう。 予告で「心揺さぶる」という表現がでてくるんですが、 みなさんご存知の通り大抵の映画は揺さぶられずに終わりますね(笑) しかしこの映画はほんとそのとおり、揺さぶられる。 日本映画はこういう方向性なら突出した感じがありますね。 正直、邦画でこの点数をつける日がくるとは思わなかったですよ。 愛だなあ愛。ラストシーンの台詞に心打たれる。泣くわ。いや泣いたわ。 テーマ的に年取れば取るほど評価はあがるんではないでしょうか。 もはやおなじみ永作博美さんの確かな演技。小池栄子さんの「屈折していてものすごくいいやつで猫背」なんてていう作りこんだ見事な演技は出すぎてないけどキャラたってる(いつのまにかすごい女優さんになってるねぇ)。語りすぎることなくあざやかにおわらせる脚本。映画全体の空気。ちょっと舞台演劇がかった演出のつかみもいいし、重要な人物であるはずの男や実母の存在が空気なのも潔くてブレてない。 いい映画ってなぜかいろんな要素がそれぞれ輝いてる。 【つんつん】さん [DVD(邦画)] 8点(2012-05-10 13:23:57)(良:1票) 12.《ネタバレ》 見応えのある映画でした。最初の裁判シーンで「こんな女、母親が叫んだように死刑にでもすればいいのに」と思ったのに、途中から希和子と薫の2人がどんどん微笑ましく映り、逆に本当の母親が憎らしくさえ見えてきました。これってこわいことですよね。犯罪も、見せ方ひとつ・伝え方ひとつで裁判員の印象もガラッと変わってしまいそうです。2時間半近い長さを感じさせないのは、原作はもちろん、脚本の力だと思います。警察に捕まるシーンや最後の写真館などは泣けました。重苦しい話を、小豆島のスローな雰囲気が中和してくれて、映像ならではの表現力が充分に発揮された、いい作品だったと思います。 【ramo】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2012-04-30 01:36:49)(良:1票) 11.《ネタバレ》 いやおうなく自分の不幸な過去を否定して生きてきた者が、記憶をよみがえらす旅を通じて、ようやく過去を肯定するに至る。そこに至るまでの、現在と過去が繰り返し対照されてゆくところが秀逸だった。 それにしても、ここに出てくる男は、いずれもつまらない存在で、まったく影が薄い。また、堕胎したからといって、それで「空っぽになる」という感覚は、男にはどうしたって理解できない。そこでスタッフをみてみると、監督は男とはいえ、原作も脚本も女。そうか、これはまさに女性映画なのだ。これに比べれば、昔、1980年前後に一世を風靡した、いわゆる「女性映画」なるものは、しょせん男が女性客の動員をあてこんだ、男主導のエセ女性映画にすぎなかったとわかる。ここでは、男などいうものは、しょせん精子提供者以上のものではないのだ。 俳優陣では、関西弁の教祖の余貴美子が味があったほか、写真館主人の田中泯は、これといった動作もないのにかかわらず、不気味な存在感を漂わせていたのがすごかった。 【goro】さん [DVD(邦画)] 8点(2012-04-18 22:55:12)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS