みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
4.《ネタバレ》 同シリーズの「魔術師の幻想」などと同じく、 犯人が仕事場にいると思わせるトリックを仕掛け、 極めて限られた時間的制約がある中、犯行を実行する。 コロンボのシリーズは犯行自体はあっさり冒頭で済ますことも多いですが、 このパターンの作品は犯行そのものもサスペンスとして十分面白い。 鼻唄まじりのご機嫌で例の愛車をドライブ中の警部がいきなりやらかしてくれる冒頭も面白いです。 犯人の個人的なドラマも、犯人と警部の静かなる攻防も最後まで見応えがあり、 エレベーターと拳銃、この終盤の警部の仕掛けからラストまでの流れも見事です。 シリーズ中、かなり好きな作品の1つです。 【とらや】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2021-01-28 17:12:31) 3.《ネタバレ》 シリーズの中でも傑作といえる作品です。まず、被害者について。手切れ金代わりのスポーツカーですが、キーをカクテルに潜ませるあたり、非常に独りよがりな印象です。自分流にかっこつけながらスパっと切り捨てようというわけです。少なりとケイが愛情を抱いていたのだとしたら、この人、殺されても仕方ないと思います。ケイの出世欲も並ではありませんが、彼の愛情が注がれ続けていたら、きっとあのような罪は起こさなかったでしょう。アリバイについては「意識の下の映像」「忘れられたスター」と、シリーズファンには馴染みのある場所で工作されていますので、続けて観ている方には新鮮味がないかもしれません。ですがカウントダウンのお陰もあって先の二作に比べて犯行シーンはさらに面白かったです。銃の回収シーンが最高ですね。女優さんの真剣さとコミカルさと合わさったようなあの演技が忘れられません。コロンボがいつ飛び出すかわからないので、銃を捨てるまでこっちが心臓バックバクでした。 【うまシネマ】さん [ブルーレイ(吹替)] 8点(2016-07-20 04:10:59) 2.《ネタバレ》 ラストシーン。犯罪のすべてが暴かれるとき、ホッとするのではないかと思ったが、そうではなかった、という犯人はキツいですね。この上、「私は、負けないわ」って、どんだけツラいんだか。これは、名作。 【なたね】さん [DVD(吹替)] 8点(2010-07-26 22:13:08)(良:2票) 1.《ネタバレ》 犯人の犯行シーンがかなりスリリング、前置き部分でここまで引き込まれたのも珍しいかも。中盤で犯人女性が昔住んでいた家にコロンボがやって来る場面がとても良いです。こうやって犯人とコロンボがお互いに向き合って腹を割って話すようなシーンがあると物語にグッと深みが出るような気がします。お互いに義務を負ったプロフェッショナルという感じで。たまに見ていてあまりにも執拗なコロンボの姿に、ちょっとムカッと思うようなことがありますが、本作でも少しそれに近い感覚を覚えます。それでも最後は犯人の女性が意外に気丈そうな人だったので安心しました。 【かんたーた】さん 8点(2004-06-26 17:45:44)(良:1票)
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