みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
1.強烈な映画「愛」に基づく、映画産業への「憎しみ」。 そう、怒りを通り越しちゃって「憎しみ」、そして「焦り」。 それらの巨大な感情を一つもこぼさず、ぎゅ~っとフィルムに詰め込んで、 それがスクリーン上で爆発した感じ。 秀二(=西島秀俊)の狂気もさることながら、 その狂気のカケラを追う陽子(=常盤貴子)の眼がとても良い。 過去の偉大な監督たちへの畏敬の念と、 その素晴らしい作品群に対する、あふれんばかりの愛情の表現は泣けるほど。 この映画で訴えている事を救えるのは、私たち(つまり、ここ『みんなのシネマレビュー』 を訪れるような)観る側の人間だけなのかな。 政治家が世論を気にするように、作り手は観客の動向を気にする。 だってそれが資本主義。でも悪くは無い。表現の自由がある。 【ジャスミン】さん [映画館(邦画)] 8点(2012-01-08 20:13:14)
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