みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
4.《ネタバレ》 アメリカ大統領と北朝鮮の刈り上げ独裁者が会談するなんて茶番が現実となった昨今、観るべきはやはりこの映画でしょう。サッシャ・バロン・コーエンの最高傑作とも称賛されるだけあり、この風刺の鋭さとネタのくだらなさと下品さは数あるおバカ映画の中でも頭抜けています。くだらないお話しのように見えて、けっこう鋭い問題提起が内包されているところも見逃せないでしょう。これは独裁政治を糾弾しているように見えながらも、そのアンチテーゼである民主主義にも鋭いツッコミを入れている感じがするからです。デモクラシーの宿痾である貪欲なキャピタリズムに搾取されるぐらいなら独裁政治の方がまだ良くね? という真面目に考えてみたくもなる命題でもあります。 でもそんな隠れた意図なんて後から後から繰り出してくるネタのくだらなさの前では、もう存在しないも同然です。人種ネタ・障害者ネタも強烈でしたが、いちばんコケにされていたのは中国人だったかなと感じるのは気のせいでしょうか(笑)。チラッと出てくるジョン・C・ライリーやエドワード・ノートンも笑わしてくれますけど、問題なのはあの人ですよ。そう、名優ベン・キングズレーあなたのことですよ!この人近年はヘンな映画やおバカ映画でしか顔をお見掛けしないと思うんですが、きっと懐の深い人なんだろうなと、好意的に解釈しておきます(笑)。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2018-06-16 23:12:39) 3.徹底的に下品。アメリカンなコメディ。調子が悪い時なら笑えない。でも爆笑しました! 【kaaaz】さん [インターネット(字幕)] 8点(2016-12-30 03:51:39) 2.《ネタバレ》 サシャ・バロン・コーエン主演作で一番まとまっていて面白い。そりゃ、過去作は突撃ドキュメンタリーの超過激なものでしたから、好みが大きく別れたわけですが、この映画はいいですよ。相変わらず日本の一般市民にはさっぱりなアメリカンジョークがたくさんありましたが、翻訳の妙でちゃんと笑えました。ラストの演説シーンも素晴らしい。チャップリン級は言いすぎだと思いますが。 【カニばさみ】さん [映画館(邦画)] 8点(2013-08-25 19:53:52) 1.《ネタバレ》 モキュメンタリーじゃなくてガチの映画って聞いてたので、滑るんちゃうかな~と不安やったんですけどかなりツボにはまりましたよ。 ボラッドの項でサーシャバロンコーエンは現代のチャップリンになれるかもって書いたら本当にやってくれました「独裁者」! 映画史に残るような普遍性はないのかもしれませんが、同時代を生きる私としては大いに楽しませてもらいました。 ちなみにヘリコプターでニューヨークを観光するネタとレ○センターと結婚式にこっそりラ○ィン氏がいるネタが好きです。 しかしよ~く考えるとアラブの独裁国家はネタにしても、流石に直接的にイスラームをネタにはしてないんですよね。 【CBパークビュー】さん [映画館(字幕)] 8点(2012-09-26 20:06:13)
【点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS