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オブリビオン(2013)

OBLIVION
2013年【米】 上映時間:124分
アクションSFミステリー
[オブリビオン]
新規登録(2013-04-07)【目隠シスト】さん
タイトル情報更新(2022-05-08)【TOSHI】さん
公開開始日(2013-05-31)


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監督ジョセフ・コシンスキー[監督]
助監督ブルース・フランクリン
演出ジョーイ・ボックス(共同スタント・コーディネーター)
キャストトム・クルーズ(男優)ジャック・ハーパー
モーガン・フリーマン(男優)ビーチ
オルガ・キュリレンコ(女優)ジュリア
アンドレア・ライズブロー(女優)ヴィクトリア
ニコライ・コスター=ワルドー(男優)サイクス
メリッサ・レオ(女優)サリー
ゾーイ・ベル(女優)カラ
森川智之ジャック・ハーパー(日本語吹き替え版)
坂口芳貞ビーチ(日本語吹き替え版)
中村千絵ジュリア(日本語吹き替え版)
岡寛恵ヴィクトリア(日本語吹き替え版)
西凜太朗サイクス(日本語吹き替え版)
池田昌子[声]サリー(日本語吹き替え版)
原作ジョセフ・コシンスキー[監督](原案)
脚本マイケル・アーント
撮影クラウディオ・ミランダ
製作ダンカン・ヘンダーソン
ジョセフ・コシンスキー[監督]
ピーター・チャーニン
ブルース・フランクリン(共同製作)
ライアン・カヴァナー(ノンクレジット)
配給東宝東和(日本)
ユニバーサル・ピクチャーズ(アメリカ)
特撮デジタル・ドメイン社(視覚効果)
美術ケヴィン・イシオカ(美術監督スーパーバイザー)
衣装マルレーネ・スチュワート
編集リチャード・フランシス=ブルース
あらすじ
エイリアン「スカヴ」の攻撃により地球は壊滅的な被害を受け、人類は勝利したものの地球は放射能汚染により居住出来ない環境となってしまった。生き残りの人類は土星の衛星タイタンへの移住を余儀なくされるが、準備段階として巨大な宇宙ステーション「テット」に避難し待機していた。そんな中、パートナーのヴィカとともに地球に残ってスカヴの監視任務に就いていたジャック・ハーパーは、ある日、所属不明の宇宙船の墜落現場で一人の女性を救出するが、彼女は夢の中に現れ彼を戸惑わせていた女性だった。そして、そのことを契機にジャックの運命は大きく動き始める。トム・クルーズ主演、エイリアンによる地球侵略を巡るSFアクション大作。

タコ太(ぺいぺい)】さん(2023-02-24)
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【クチコミ・感想(8点検索)】

別のページへ(8点検索)
1


12.《ネタバレ》 見応え十分のSF大作。エイリアンの襲撃に人類が打ち勝ったものの、核兵器の使用によって地球環境は壊滅的なダメージを受け、人類は宇宙に逃れざるを得なくなってしまったという設定には、今の時代背景にあっては決して絵空事ではないのではという恐ろしさを感じます。

ところがその設定はエイリアンによって創作された虚構。そして、その虚構を信じ込まされて操られているのは一組の男女のクローン。このあたりのサプライズは良く練り込まれていると思います。

ただ、人類の生き残りの活動を監視するために何故クローンが必要なのかという基本的な部分については、今ひとつ説明不十分に思えました。たまたま捕獲した一組の男女。確かに人類の中でも極めて優れた能力を持つ個体なのかも知れませんが、そもそも人類に人類を監視させる必要性があるのかどうか?単にエイリアン側の人手不足を奴隷的労働力で充足している?今までも侵略行為の中で培ってきたノウハウ?本作の胆の部分だけに少々残念です。

トム・クルーズさんの矢鱈カッコいい立ち回りやヒロイン2人の美しさ、そしてある時は愛くるしく、ある時は頼もしく、そしてある時は恐ろしくと、大活躍するドローンたち等々、エンタテイメント作品として申し分のない魅力に溢れた作品とは思いますが、基本的な設定に少しばかり雑な感じを受けてしまいました。

そして一番気になったのはエンディング。クローン人間は記憶や感情を共有出来るかと問題については相当ハードルが高いような。記憶とか感情とか、所謂精神や心というものは一体どこにあるのか?科学的、或いは哲学的なこの問題を本作ではクローンであれば元になった人間と精神を共有出来るものとしているように思えます。物語をハッピーエンドで完結させるためには避けて通れなかったのかも知れませんが、この締め方は本作が万人受けするエンタメ作品である限りにおいて少しばかり強引だったように思えます。

そこが消化できず1点減点しました。 タコ太(ぺいぺい)さん [インターネット(字幕)] 8点(2023-02-25 23:58:40)(良:1票)

11.《ネタバレ》 さんざん指摘されているようですが、確かにツメが甘い。あまり深く考えるとあり得ないんですが、いいじゃん。SFなんだもの。トムクルーズですから!細部のツッコミどころはおいといて大筋として話が面白いし、未来の環境描写やガジェットがステキです。娯楽としてはよく出来た映画で好きな映画です。ただ、あの一緒に住んでいたパートナーも救って欲しかったな Keytusさん [インターネット(字幕)] 8点(2018-05-14 00:07:25)

10.よくできていたと思う。ただ、侵略者がどんな風体か見てみたかった。ストーリーからは離れるが、映画にクローンがでてくるとき、年齢がみな同じであることに誰も違和感を感じないのだろうか。 クロさん [地上波(吹替)] 8点(2016-08-28 16:13:39)

9.タイトルはたまたまかもしれませんが、映像は洋ゲーからかなり影響を受けているんだろうなという感じがして、ゲーム好きとしては映像だけでもかなり楽しめました。全体的に映像もストーリーもスッキリしていて非常に見やすく、気になる謎も最後までに一通り解明されるので見終わった後はスッキリして見終えることが出来ました。ヴィクトリア役の人の表情によるリアクションはわかりやすくてとてもいいと思います。 映画大好きっ子さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-08-10 11:26:40)

8.昨今では一番のSFの世界観を作り上げており、昔みたスターウォーズの感激を彷彿させてくれる映画だった。世界観を味わわせ、理解させるまでは少々だるい。何の前知識もなくみていたので、どんなストーリー展開かも、全く知らなかったので、淡々とこの世界観を味わうだけの映画かと若干、飽きてきた頃に事件が起きる。
そして、そこからはどんどん引き込まれていく展開になる。アクションあり、どんでん返しありのストーリーで十分に楽しめる映画だった。ただ、説明不足で若干わかりづらく、そういうことかな?とあとからネットで確認したくなる部分が残念だった。 シネマファン55号さん [DVD(吹替)] 8点(2013-12-09 11:27:14)

7.《ネタバレ》 冒頭の主人公の説明がまさに記憶を改ざんされた彼と鑑賞者を見事に重ねていると思いました。
あのナレーションされたら、地球にいる奴らは全員宇宙人の生き残りだと考えますもの。
それが実はニセの記憶だった…というのが解き明かされていく様を主人公と共感できたので、事あるごとに「おお、そういうことか!」と関心しました。

そもそも宇宙人の目的が不明なので、なんでクローンを作ってまで地球を管理してたのかは謎のまま終わりますが
こういった話で全部説明するのは逆に野暮。
時間の長さも気になること無く、普通に楽しめました。

ところで、いつの間に子どもできてたんでしょうか?
見落としていた可能性大なのでもう一回見たいです…DVD出たらですが。 HIGEさん [映画館(字幕)] 8点(2013-06-19 13:01:08)

6.《ネタバレ》 改行表示で読んで下さい。あとものすごいネタバレするので未見の方は読まないで下さい。

皆さんは評価が辛めのようですが自分はそれなりに楽しめました。
すべてはあの浮遊物(テッド)の仕業と考えればシックリくる気がしました。
月を壊す事によって脅威を作り出し、タイタンに行かせる(探査)様に仕向き
その宇宙船を拉致して人間を複製してその人間を兵器に使って侵略したと考えればいいかと
しかし、2017年のスーパーボウルの結果を知っていたクローン、宇宙船が発車直後は
試合結果を言わないでくれと頼んでいた。拉致後スカヴという宇宙人の情報や過去の記憶
(冒頭に言っていた事)を埋め込まれたと考えればシックリきます。
海の水を取っていたのは人が生き残れないようにしていたのかなと

月が壊れると月の重力が無くなって潮の満ち引きが無くなる
当然海の生態系がくずれ海の生物が次々と死滅していく
お互いの重力で均衡を保っていたのが崩れるので自転運動や惑星の軌道が崩れる
本来なら地球が崩壊する気がする

すべてのクローンは脳の記憶は消去したかもしれないが
温もりや感情までは消去できない不変の愛があると言う事を時空を超えたストーリーで
伝えたかったのか、52番も夢に出てきた女性を見て我に帰ったのでしょう

・前半はやや退屈だった
・チュッチュが多かった
・モーガンフリーマンが10カットぐらいしか出てこなかった
・もうCGか実写かわからない
・めざにゅ~のキャラを思い出した
・2人の喧嘩が良くできていた
・インデペンデンスデイを思い出した。
・途中からストーリーが読めてしまった。
・戸田奈津子の訳に不安
・世界観やデザインは秀逸
・とにかくヴェロニカがかわいそう
・登場人物が少ない最近だと珍しい作品

結局テッドはなんだったのか
人間が作った物なのか、それとも使途なのかそんな謎を
残すあたりはちょっとエヴァっぽいですね はぶじさん [映画館(字幕)] 8点(2013-06-12 20:30:28)

5.《ネタバレ》 (トム・クルーズのファンなので甘めの採点ご容赦を)
これぞSFの王道。確かに、どこかで見た様なシーン・どこかで見た様な設定が本作ではテンコ盛りだ。
だけど、豊富な予算を有効活用した映像の持つ迫力がそんな事などどうでも良いと思わせてしまう。
アンドレア・ライズブロー演じるヴィクトリアがオルガ・キュリレンコの姿を見て過剰に反応する理由が最初は判らなかったのだが、全てが明らかになる終盤の回想シーンでその疑問も氷解。
「夫婦の写真」と併せて何とも切ない設定で、私に取っては本作の印象を更に良くする一因となった。
それにしても、改めてトム・クルーズは自分自身の売り込み方を熟知しているなと感じた。
今や「トム・クルーズ」は一つのブランドになったと考えても良く、齢50を超えて毎年何らかの作品を世に送り出し、多少の例外は有るものの同じイメージを維持するのは並大抵の事ではないと思う。
周囲の優秀なスタッフの尽力と、何よりも本人の努力する姿勢には素直に感服する。 たくわんさん [映画館(字幕)] 8点(2013-06-10 12:03:09)

4.《ネタバレ》 2077年という時代設定に対してトム様の扱う機器、巨大海水プラントなどあまりにも現代科学の水準を超えていると思える設定がトム様が「記憶がない」といった時点で宇宙人側の人間であるというのは容易に想像できたがクローンとまでは読めなかった、というかSFモノでタイムマシンとクローンは反則技だからね。監督と同じくメカデザイナーもトロンから引き継いでいるダニエル・サイモン。今回は特に無人攻撃機がダルマのように見えてカッコイイ、私はSF映画に求めるウエイトにメカが大きい、だから8点。 かのっささん [映画館(字幕)] 8点(2013-06-09 18:30:09)

3.《ネタバレ》 ご都合主義的シナリオに評価がわかれる作品ですね。わたしは好き。52番の覚醒というお手軽な結末だっていいじゃない。ヴィクトリアが「シャドー・ダンサー」の人だったってのは、エンドロール見るまで気づきませんでした。メイクでずいぶん印象違う女優さんですね。さて、“Ramble on” 使ったのは「アルゴ」が “堤防が決壊するとき” をうまく組み込んでオスカー取ったから? ま、時期的にそんなことはないだろうけど。あちらは曲名とそのシーンのシチュエーションが見事に重なってるし、ちゃんとB面の4曲目だってわかるように針乗せてるから大絶賛ですが… こっちの場合、Atlanticのレーベルも映らないし、B-3なのに1曲目に針乗せてるからアウトだね。そうそう、“青い影” はステレオ・バージョン存在しないから、いきなり音のレンジが狭くなってもったいなかったと思う。 shintaxさん [映画館(字幕)] 8点(2013-06-06 15:34:19)

2.きっと多くの人から“叩かれる”タイプの映画なのだろうとは思う。
ストーリーに新しさがあるというわけではないし、粗も大いにある。
ピークを過ぎたスター俳優が、自ら築き上げてきた“ヒーロー像”にしがみついているように見えなくもない。

“ただし”、僕はこの映画を大絶賛したい。誰が何と言おうとも。

エイリアンの侵略により崩壊した地球。侵略に対して何とか勝利はおさめたが、他の星への移住に向けて、残された資源の“監視”をする任務に就いている二人きりの男女。
絶望的な未来世界を描いたいわゆる“ディストピア映画”は、長いSF映画史において数多生み出されているので、この映画の設定自体もやはりどこかありふれている。
それでも、何とか観客を驚かしてやろうという気概は確実にあり、工夫は凝らされていると思う。

結果として、ストーリーの「真相」において驚きがあったかどうかは、必ずしも重要ではない。
多少ベタなストーリーであっても、その展開において真っ当なプロセスを踏み、相応の娯楽性をきちんと生み出してくれたならば、当然感情は高揚するし、存分に映画世界を楽しむことが出来る。
この作品の勝因はまさにその部分で、見せるべき娯楽性を、見せるべきタイミングとビジュアルでしっかりと見せてくれたからこそ、ベタ的なラストの顛末で高揚出来たのだと思う。

そして、今作におけるそういった“真っ当な映画づくり”を牽引しているのは、やっぱりトム・クルーズに他ならない。
ピークを過ぎようが何だろうが、このスター俳優の「存在感」があるからこそ、この映画のエンターテイメント性は成立している。
どんな“裏技”を使っているのかは知らないけれども、まあとても50歳には見えないし、スタントなしのシーンでの動きや肉体を見る限り、相当の鍛錬をしていることも明らかだ。
映画製作に対してのその真摯な姿勢こそが、彼が“トム・クルーズ”であり続けられる「理由」だと思う。

「否定」は多かろうが、この映画の方向性と存在意義はまったく間違っていない。
「oblivion」の意味は「忘却」。ストーリー的な未熟さをカバーし、「絶望」の中に取り残された人々の叙事詩として導いてみせた“SFセンス”が素晴らしい。
声高らかに、新たなディストピア映画の傑作だと断言したい。 鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 8点(2013-06-01 23:59:48)(良:2票)

1.IMAXにて鑑賞。
映像技術の進歩により、地球レベルの災厄を描いたSF映画は珍しくなくなっていますが、半壊した月や廃墟と化した人類文明、宙に浮かぶ巨大建造物など、本作のビジュアルイメージはかなりのインパクトを持っています。具体的な設定はやや強引で、後半になって明かされる謎の正体についても首を傾げざるをえない部分が多々あるのですが、それでもビジュアルのインパクトによってSFとしての大きな説得力が与えられているので、観ていて不快にはなりません。SFは画なんだなぁとあらためて実感させられました。さらには、『トロン:レガシー』ではビジュアル偏重でストーリーテリングが追いついていなかったジョセフ・コシンスキーの演出も本作では垢抜けしてきており、アクション映画としてもなかなかメリハリのある内容となっています。。。
本作はコシンスキー自身が手掛けたグラフィックノーブルを『ディパーテッド』のウィリアム・モナハンが脚色し、それを『トイ・ストーリー3』のマイケル・アーントが手直しするという、鉄壁の布陣で話が練り上げられています。観客をどうやって騙すか、また、どのタイミングでネタばらしをするのかという映画全体の組立がよく出来ており、非常に求心力のある物語となっています。前述の通り、謎の核心部分には不合理な点が多々あるのですが、脚本家達もこのアキレス腱については重々承知している様子で、真相部分に深入りしすぎることなくサラっと流しているので、少なくとも観ている間は難しいことを考えることなく、純粋に楽しむことができました。。。
トム・クルーズは相変わらずスタントを頑張っているし、彼の個性によって、主人公は観客にとって感情移入可能なキャラクターに仕上がっています。なんだかんだ言われていますが、この人は華があるし、演技も巧いので観ていて安定感があります。また、最近はB級映画への出演が多かったオルガ・キュリレンコも久しぶりのメジャー大作でなかなかの存在感を披露しており、本作のキャスティングは概ね成功しています。ただし、モーガン・フリーマンがいかにもな役柄で出てきた時には、さすがに笑ってしまいましたが。主演のトム・クルーズが50歳を過ぎていることとのバランスを考えると、あの役柄にはモーガン・フリーマンほどの超ベテランを据えるしかなかったのでしょうが。 ザ・チャンバラさん [映画館(字幕)] 8点(2013-05-31 18:15:45)(良:2票)

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【点数情報】

Review人数 116人
平均点数 5.97点
000.00% line
110.86% line
210.86% line
376.03% line
476.03% line
51916.38% line
64034.48% line
72622.41% line
81210.34% line
921.72% line
1010.86% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.11点 Review9人
2 ストーリー評価 5.64点 Review14人
3 鑑賞後の後味 5.76点 Review13人
4 音楽評価 6.55点 Review9人
5 感泣評価 4.50点 Review8人

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