みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
5.《ネタバレ》 完全無欠のスーパーマンと、一般人がちょっと鍛えただけのバットマンじゃ、勝負にならんだろう、というのが見る前の感想。 なかなかどうして、バットマン善戦しているじゃないですか。 どちらかと言えばバットマン目線でのストーリー展開が良かったと思います。 前作で気になった都市の破壊。スーパーマンがゾッド将軍と戦い、破壊されていく都市。その街を車で駆け抜けていくウェイン社長。このオープニングが最高。 実は前作でのスーパーマンたちのバトルの陰で、大事な部下や社員の命が、足が、人生が奪われていた。バットマンがスーパーマンを憎むにあたり、これ以上の説得力は無いでしょう。 更には、スーパーマンの母を人質にとり、恋人をエサにスーパーマンをおびきよせ、『バットマンVSスーパーマン』を実現させたレックス・ルーサー、良い仕事をしましたね~。 その作戦が失敗したとき用の第2案として、ラスボスも完備。素晴らしい。 スーパーマンがバットマンに助けを求め、なぜかワンダーウーマンも加わり、3人でラスボスと対決。アツい展開。スーパーマンとワンダーウーマンが戦っているのを、ただ眺めることしかできないバットマンがシュールで好き。 でも一番好きなシーンは、バットマンがスーパーマンの母親を助けるシーン。こーゆー等身大のヒーローがやっぱりいいなぁ。 マーベルでいうところのキャプテン・アメリカみたいな立ち位置。 公聴会が爆破されるなど、戦闘以外でもドキッとするしーんもあり、見所満載。 個人的には大満足なんですが、なんでこんなに評価低いんでしょ?面白いけどなぁ・・・。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2023-11-27 21:09:06) 4.《ネタバレ》 評価低いですねー。 確かに分かりやすいストーリーとは言えない。 途中でバットマン/ブルース・ウエインが悪夢にうなされたり、亡くなった父(ケビン・コスナー)と会ったり。 現実と虚構が入り交じるし、カメオ出演?のフラッシュやアクアマンには?となったし。 でもね、スーパーマンが突き落とされたロイス・レインを助けレックス・ルーサーJr.と対峙。 「私が戦うと思うか?」 「思うよ。特別な女性のためにね」 「ロイスなら無事だが」 「惜しい、ロイスじゃない。男の子にとって特別な女性。母親だ」 捕らえられたマーサ・ケント(ダイアン・レイン)のポラロイド写真。 勘の良い人なら気づいていたでしょうけど、わたしは「あっ!」と叫びましたよ。 憤怒の表情で眼が赤く燃えるスーパーマン。 バットマンとの和解のきっかけも両者の母の名が同じ「マーサ」。 こういうのに弱いんです。 ワンダーウーマンの活躍も登場シーンのBGMも燃えました。 執事のアルフレッドも相変わらずいい味。 アベンジャーズより好きです(アイアンマン単体は好き) 【横浜っ子】さん [DVD(字幕)] 8点(2019-10-12 03:23:37)(良:2票) 3.オイラがスーパーマン映画につけられる最高の点数はここまでじゃないかと思うんですよ。 映画としてクズなのは否定しないし、実際何度もズッコケながら観てたわけだけど、すでにオープニング開けの中東のシーンで「これがもう自分の観たかったスーパーマンの全てなんだなァ」と理解していました。 あれほど、歴史あるスーパーマンのお約束を踏襲しながら、現実世界に当てはめて陰鬱なビジョンを打ち出した場面は寡聞にして知りません。 危険を顧みないヒロインの無謀な行動を陰からサポートし、絶体絶命のピンチには必ず助けに現れる…だが、このシリーズでのヒロインは過去のナンチャッテ記者じゃなく、テロリストにインタビューに行くピューリツァー記者。背後にうごめく様々な存在を考えれば、この「スーパーヒーローの法則」を利用していろいろ政治利用できちゃう。 冒頭でこの宣言ですよ。今回はネタバレなしで書きますので詳しい裏側までは書きませんが、そういうネタバレ情報なしでも、オープニングのこのエピソードは古典的な「抑止力」の戯画で、現代の縮図で、スーパーマンの矛盾をシンプルに表現できている。秀逸です。 クライマックスへの幕開けで敵が「絶対神は善人ではあり得ない」と語る。これが本作の唯一のテーマであって、100年近い長きにわたってスーパーマンがもだえ苦しんできた根源のテーマのようなもの。前作で原点回帰(スーパーマンの元ネタと言われるフィリップ・ワイリーのSF『闘士』のコト)し、原点ですでに提示されていたテーマ(読者に投げかける形で話が終わり、実は解決していないんですが)をキチンと発展させて、「言葉」としてセリフで明言した。 「力を持った絶対善は存在できない」と。 この、アメリカ史大反省会みたいな作品が、コミック作品の映画化として実現されてしまったのが、ハリウッドの画期ではないかと思う次第。 明確な意思と背景を持った「自爆テロ」が描かれる作品でもあります。アメコミ作品でこれやったら、もう収集がつかなくなると思いました(実際、収集ついてるとは思いませんw)。本シリーズの原点回帰・リセット志向はそこまで強い。 もちろん、DCは作品をジャスティス・リーグへ繋ぐための布石として本作を考えているでしょうから、キッチリと出すべきものは出し、見せるべきシーンは見せ、監督の意向なんかおかまいなく商業ベースを保とうとしてる。 そのあたりの(ザック・スナイダーが消化しきれなかった・消化をあきらめた)ゴツゴツした部分が、どうしようもなく前半のテーマを際立たせて、忘れがたい陰影になっていました。玉に瑕があるからこそ、かえってその美しさがわかるような、そんな感じ。 前バットマン・シリーズも時間の経過感覚を失わせるような編集をわざと行って「終末感」を出し切っていましたが、今回のスーパーマンシリーズはさらに終末度の高い、テーマが強く物語のリズムが弱い展開で、上映中はその点(シーンの構成)に様々な死を読み取りました。 ヒーローの終わり、強きアメリカの終わり、皆を救うキリスト世界の終わり。 それが芸術系の映画ではなく、コミック系のハリウッド・エンターテインメントから発信されたことが、何かを予感させるんです。 次作のジャスティス・リーグ編では、何か新らしい始まりが提示されるといいんですが、あくまで現実世界に寄り添おうとしているこのシリーズ、そうは問屋がおろさないかもしれない…。 【エスねこ】さん [映画館(字幕)] 8点(2016-04-17 15:06:15)(良:3票) 2.筋肉も余分なお肉もたっぷりついた中年バットマンが、ものすごい重厚さと説得力でした。 対するスーパーマンもコスチュームがはちきれんばかりのムッキムキで、 日本の漫画原作映画は胸板だけでもキャラに近づけようという姿勢を見習って欲しいですね。 前作未見でしたが問題なく楽しめましたし、2大ヒーロー激突映画として上手くまとめてあると思います。 【4吉】さん [映画館(字幕)] 8点(2016-04-10 19:29:45) 1.日本では「MARVEL」が認知されてるので、正直今回の「DCフィルムズ」作品はダメだろうと勝手に思っていました。 しかし予想を遥かに越えたクオリティーに驚きました。ストーリー性も飽きることなく構成されていて、 尚且ただのヒーロー映画ではなく、悪とはなにか?正義とはなにか?を考えさせられる映画でした。 ただのアクション映画だと思っていた自分が憎いです(笑) クリストファーノーラン監督の「ダークナイト」を思い出すようなストーリーでした(いい意味で) 悪は正義にもなり、正義は悪にもなる、スーパーマン バッドマンどっちが地球の正義と悪なのか。見ていてすごく惹かれました。 そしてワンダーウーマンの登場。 これがさらにワクワク感を高めました。 細かい点では、あれだけバッドマンがスーパーマンを憎んでいたのにあっけなく和解してしまったのは疑問を持ちました。 他にも色々ありましたが、一応ヒーロー映画なので細かいところは今回は大目に見てもいいかなと思います(笑) 会話を見る限りでは他にも仲間を集めそうですね。続きが楽しみです。 アクションだけでなく、ストーリー性も見ごたえも充分あるいい作品でした。 前作「マン オブ スティール」をみておくことをお勧めします。 【映画泥棒】さん [映画館(字幕)] 8点(2016-03-29 20:04:21)(良:1票)
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