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ファインディング・ドリー

Finding Dory
2016年【米】
アドベンチャーファンタジーシリーズものファミリー動物ものCGアニメ
[ファインディングドリー]
新規登録(2016-06-22)【DAIMETAL】さん
タイトル情報更新(2023-05-15)【イニシャルK】さん
公開開始日(2016-07-16)


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監督アンドリュー・スタントン
演出木村絵理子(日本語吹き替え版)
エレン・デジェネレスドリー
アルバート・ブルックスマーリン
エド・オニール〔1946年生〕ハンク
タイ・バーレルベイリー
イドリス・エルバフルーク
ドミニク・ウェストラダー
ボブ・ピーターソン〔声〕エイ先生
アンドリュー・スタントンクラッシュ
ダイアン・キートンジェニー
ユージン・レヴィチャーリー
ビル・ヘイダースタン
シガニー・ウィーバーシガニー・ウィーバー
ウィレム・デフォーギル
アリソン・ジャネイピーチ
室井滋ドリー(日本語吹き替え版)
木梨憲武マーリン(日本語吹き替え版)
上川隆也ハンク(日本語吹き替え版)
八代亜紀(日本語吹き替え版)
小山力也(日本語吹き替え版)
多田野曜平(日本語吹き替え版)
高島雅羅(日本語吹き替え版)
牛山茂(日本語吹き替え版)
玄田哲章(日本語吹き替え版)
チョー(日本語吹き替え版)
山路和弘ギル(日本語吹き替え版)
津田寛治(日本語吹き替え版)
定岡小百合(日本語吹き替え版)
乃村健次(日本語吹き替え版)
斎藤志郎(日本語吹き替え版)
中村アン(日本語吹き替え版)
主題歌八代亜紀日本版エンドソング「アンフォゲッタブル」
製作総指揮ジョン・ラセター
制作ピクサー・アニメーション・スタジオ
配給ウォルト・ディズニー・ジャパン
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【クチコミ・感想(8点検索)】

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10.ヒレを手のように使った擬人化、表情づけなんかもあったりするけれど、基本的には人間の俳優のように手足を駆使したアクションができない魚たち。だけどその分、全身を使って、これでもかとほとんど捨て身のようなジャンプを繰り返すアクションを演じてみせてくれます。陸上に乗り出してくると、水の中でしか生きられない魚は不自由な存在、ではあるのですが、これらの跳躍に、ときにものすごく「自由」を感じてしまう。
これぞアクション映画、と言いたくなりますな。 鱗歌さん [地上波(吹替)] 8点(2018-09-15 04:05:46)

9.《ネタバレ》 期待せずに見たし、酷評の人も多いけど、正直、私は前作より好きです。
ドリーが何もかもすぐに忘れてしまうのは生まれつきだったんですね。現代の人間にあてはめていえば、生まれつきの記憶障害というところでしょうか。そんなドリーを愛情たっぷりに育ててくれたご両親のことを思うと、前回のマーリンと同様に、親の無条件の愛情がベースになっているシリーズなんだなと感じます。
前作以上に、「そんなバカな、いったいどうやって帰れるんだろう」という転換ですが、お約束のハッピーエンド。前作同様、子どもにも安心して見せられる映画です。ラストの展開は、大人でも楽しんで見られました。
あと、エンドロールの後まで必ず見てくださいね。爆笑のシーンがあります。「ファインディング・ニモ」を復習に見ておくと、より笑えます。 チョコレクターさん [CS・衛星(吹替)] 8点(2017-07-09 14:43:10)

8.《ネタバレ》  前作で、そのうっとうしさに少々苦手なイメージがついてしまったドリー。
 今作は主役。多少の不安を抱きながら、おそるおそる鑑賞。
 結果、うっとうしさは相変わらずのドリーですが、健気に両親に会いに行こうとするその姿、凄く良かったです。
 声優さんの力によるところも大きいのですが、小さい頃のドリーが本当にかわいくて、ますます感情移入しちゃいます。
 ストーリーは単純明快ですが、二転三転する情報により、『結局ドリーの両親はどこにいるんだ?』っていうプチミステリーの要素があって面白い。
 そして魅力的な新キャラも登場。
 眼が悪いジンベエザメのディスティニー。エコロケーションが使えないシロイルカのベイリー。海が怖いタコのハンク。
 うーん、さすがディズニー。誰も彼もが愛すべきキャラに仕上がっていますね。
 そして言わずもがな映像のクオリティの高さ。ついにここまできたかというビジュアル。
 特に水面、そして『水面から見る地上の景色』は実写と見紛うばかり。更にはオープンオーシャン(大水槽)を遠景で眺めたときの画は言葉にならないくらい美しい。
 ラストがちょっとひっぱりすぎですが、ドリーが貝殻を見つけてたどっていくシーンは文句なしに感動のシークエンス。
 こんなに完成度の高い名作なのに、タコのハンクがベビーカーを走らせたり、トラックを運転したり、行き過ぎた擬人化がとても残念。興が冷めちゃいます。
 あくまで『魚達の世界』の限界を超えない範囲で、夢のあるアドベンチャーを見せて欲しかったですね。
 『何でもアリ』ってゆうのは、少なくともこの作品には相応しくなかったと思います。 たきたてさん [ブルーレイ(吹替)] 8点(2017-05-16 01:17:39)

7.《ネタバレ》 話の進み方は偶然の連続だけど、それが本人の努力や意思のように見せているのが上手くて、「凄いな-」とか「良かったなー」と思えてしまうのが凄い。流石に前見ないでタコがあんなに運転できないと思うし、水族館の配置やパイプのつなぎが都合良すぎると思うけど、そんなことより、様々な登場人物の長所や弱点がちゃんと表現されていて、見ていて清々しく思ってしまいます。ヤシロアキという変化球も馴染ませてしまう力量に感服。 Banjojoさん [映画館(吹替)] 8点(2016-11-14 23:55:07)(良:1票)

6.《ネタバレ》 「たかがディズニー映画なんだし、ドリーは両親に逢えるんだろ」などとぐれて観ないのはもったいない。そりゃもちろん、ドリーは両親に逢える。そんなことは分かっていて映画を観るということは、どんな過酷でスリリングな運命がこの魚たちに襲い掛かってそれをどのように乗り越えて両親に逢うのかを知りたいということだ。僕はこの邂逅で、号泣とまではいかなかったが、ドリーの孤独や哀しみに胸が締め付けられた。

たとえば花火大会の大混雑で、子供とはぐれて行方不明になって、いつまでたっても見つからない。なんてことがもしあったら、はたして僕はまともに生きていくことが出来るだろうか。まだ1歳だから僕の顔を覚えていないかもしれないし、誘拐した奴に懐いてしまうのも赦せないし、かといってどっかの農村に農奴として売られて家畜同然に扱われているのも赦せない。
ドリーの両親の心配と、自分を責める気持ちを想像すると、深海の水圧に押しつぶされるような息苦しさを覚える。小学生のちびっこたちが午前中暑いなか夏休みで観に来ていたが(今日の東京37.7℃)、この映画を観て、ちびっこたちは親にちょっと優しくなれたらいい。

実は重いお話だけど、さすがピクサー、されどディズニー、カーチェイスとかオットセイとか鳥とかでバカバカしく楽しませてくれる。今回はあのタコがいてくれたおかげで映画は勝利を収めた。タコがあんなことできるわけねーだろ! no_the_warさん [映画館(吹替)] 8点(2016-09-19 21:27:03)(良:1票)

5.《ネタバレ》 ルイ・アームストロングが流れ出したスローモーションシーンの何とはない既視感。すぐには浮かばなかったが、
矢口史靖『スイングガールズ』の猪シーンだと思い出した。
移動に不自由を課された主人公たちが様々に飛ぶこと(上昇と落下)をモチーフに冒険を繰り広げるが、
そのクライマックスとなる大ジャンプを例の曲が情感とヒューモア豊かに彩っている。

トラックを一旦は止めたものの再びドアを閉ざされ移送される。今度こそ万事休すかと思われた瞬間、目に入るのは天井の非常ハッチである。
クライマックスの水平運動に慣らされた目に垂直軸のベクトルを不意に導入させることで驚きを創出する。
『トイ・ストーリー』から一貫した、軸転換によるアクションと作劇のスタイルだ。

ドリーにとって大切なのは、目の前に広がる光景すべてに、全方位的にまずは目を凝らして「見る」こと。
それが下方の貝殻の発見につながり、ピクサー的かつアメリカ映画的な「家に帰ること」に繋がっている。 ユーカラさん [映画館(吹替)] 8点(2016-08-07 08:26:19)

4.《ネタバレ》 ファインディング・ニモでは、歯医者の水槽の中の構造や特徴をよくもまぁ熟知したうえで魚たちの大脱走劇を描き上げたものだと関心した。
ニモが空気ポンプから脱走できるのかどうかの場面でも、よくもまぁこう発想するなと。きっとスタッフたちはいろいろな水槽グッズを勉強してアーダコーダと水槽の世界をいかにユニークに描きかつ物語りとして成立させるために利用するかと、話し合っていたに違いない。

そして今回は、歯医者の水槽よりもはるかに広い、海洋センターの水槽。
しかも、水槽の種類の多いこと多いこと。
回遊魚のいる巨大水槽、子供たちが”ハンド”できるフレアイ水槽、運搬用水槽、さらには、おみやげ屋さんのおもちゃのサカナを浮かべた水槽まで・・・(苦笑)
運命に流されるように、ドリーやニモらが、次々といろいろな水槽に入ることになり、あれよあれよといううちに場面がテンポよくきりかわり飽きさせない。


ジンベエザメやイルカらの水槽も小さなパイプでつながっており、さらにそのパイプはいくつもの水槽にまで枝分かれしていている場面は、アクションやサスペンス映画でよく出てくる、主人公が追っ手から逃れて地下水路を足早に走り抜けていくというありがちな”水路場面”と同じなのに、魚ゆえに「よくある水路シーンね」と思わせない。

いやむしろ私にはそれがパロディにさえ見えた。イルカのベイリーのエコロケーションでパイプの中に対象物だけがボンヤリと見える・・・みたいな画面も、アクション映画で敵と味方が建物の廊下を移動する様子を熱探知機カメラみたいなのでボンヤリした映像を出して監視してる・・っていう場面のサカナ版パロディだと。

こうした数々の水槽・水路の躍動感あふれる場面を描ききった今作は、明らかに前作を上回るスケールであることは間違いない。
(海より海洋センターのほうが閉鎖的であるにもかかわらず、このスケールの大きさを見せるというのがさすがピクサーの天才集団のなせるワザだ)

さてそれはそうとして、ドリーに注目してみれば、記憶障害以外にも、軽度の知的障害も見られると私は思う。
彼女は見た目サイズ(他のナンヨウハギと比べて)からして年齢的にあきらかに成人なはずだが、行動・発言が大人らしくないからだ。
これは私に療育手帳B2の知的障害の娘(21歳。ビネー式IQテストで精神年齢8歳と診断)がいるから察するのだが。

だから、小さいドリーが家の外にいた時、家にいた両親がドリーの将来を心配し「私達がいなくなったらあの子はひとりで生きているの!?」と泣く母親の気持ちに感情移入しホロっとくるし

その後何年かしてドリーがふとみつけた貝殻をたどり、その先に、ドリーはもう大人になっているはずなのにまるで幼児のために作ったような「どの位置からも貝殻を見つけられてたどれるように」という親の思いがこもっている、分かりやすすぎるいくつもの放射状に伸びた貝殻の道しるべが俯瞰の画面でダーンと出たときにホロホロとなるし

その後ドリーと両親が再会した時、親がドリーを抱きしめ喜ぶときの気持ちも痛いほど分かり(知的障害の子は成人になってもあどけない子供のようなのだ。だからあのときの両親は、まるで小さい幼稚園児の娘を見つけたときの気持ちなはずだ)わあ~んとなった。


一方でアクション映画が大好きな私は、タコのハンクのハンドルさばきでガケからトラックごと海に突っ込む場面のスローモーションは、アクション映画でよくある”危機一髪なところでスローモーション”という高所落下や爆発シーンなどでありがちな手法であるにも関らず、サカナゆえに、ありがち感が薄れ、サカナ版パロディに見えて大笑いしてしまった。

まさに、笑いあり涙ありである。

そしてエンドロールの後のギルたちが救出されるというエピソード。
前作のオチでギルたちが脱走できたものの「ビニール袋の中だからだめじゃん。このまま飢え死にか窒息死か」と、もやもやしたものを抱えたままだったひとは世界中にたくさんいたに違いない。
そのもやもやを13年後の今、スッキリさせてくれた。
設定としてニモ救出から1年後とされているが、あの場面だけは時系列が1年後ではなくせいぜい1週間後くらいの設定になっていると考えたい。

そしてヤシロアキ(笑)が「海洋生物研究所の役割は、魚たちを救出し、治し、海に返すことです」とアナウンスしていたことによって、われわれ見るものは
「あぁギルたちもビニールから出て海に返されるんだ」というハッピーエンドを想定できるだろう。 フィンセントさん [映画館(吹替)] 8点(2016-08-02 11:08:45)(良:2票)

3.《ネタバレ》 かなり早いテンポで話が進み、気が付くとあっという間にドリーの故郷である水族館まで辿り着いてます。そこからが大冒険本番という感じで、前作は主に広大な海の中をとても美しく描いていましたが、今回は水族館という閉鎖的かつ人工的な混沌さをメインに描かれているように思いました。ドリーは下手したらただのウザい盛り上げ要員になりそうなキャラですが、作中での扱われ方や生い立ち等の設定がしっかり掘り下げられており、ちゃんと感情移入できるキャラクターに作り込まれています。忘れっぽいというのを決してお馬鹿さんとして描かず、その弊害を自身で把握して乗り越えようとする姿勢。それを家族や仲間がどう支援してあげるのか、周囲のサポートの大切さ。コミカルに描かれていますが、けっこう重いテーマを扱っているのではないでしょうか。ハンクは頼りがいのある面白いキャラですが、反面その便利すぎるスキルのお陰で人間だらけの水族館内や陸路の移動が難なくできてしまったり、最終的にトラックを運転してピンチを切り抜けるという何でもありなアクションが多かったのがリアリティある世界観に少々水を差していますが・・そこはエンターテイメント映画ということで。 Nerrucさん [映画館(吹替)] 8点(2016-07-27 02:01:17)(良:1票)

2.夏休みということで子どもと鑑賞。ストーリーはほぼ言うことなし。相変わらずのピクサー印で、ドタバタを楽しく見せつつも、一つ一つのアクションにちゃんと意味がある。とくに、ニモとマーリンが「ドリーならどうするか」を考えるところが素敵。たとえ記憶障害を抱えていてついつい「うっとおしい」と思ってしまう相手であっても、相手の目線で物事をみることが、自分との「ちがい」を知り、相手に「共感」して「理解」することへの第一歩だという素敵なメッセージだったと思います。でも押しつけがましくなく、新登場のキャラクターも個性豊かで魅力的。ハラハラしたり、笑ったり、驚いたりしながら、気がついたらピクサーらしい世界観にどっぷり浸かり、ちょっと優しい気持ちで映画館から出ることができました。欲をいえば、中盤から後半はアクションの連続で、位置関係がよくわからなくなったりしても立ち止まって考えるする余裕がなく、ヤマの盛り上がりにつながるようなメリハリがもう少しあってもよかったかな、と思うくらい。 ころりさんさん [映画館(字幕)] 8点(2016-07-25 17:02:36)(良:1票)

1.《ネタバレ》 楽しい楽しい映画でした。名脇役ハンクの登場のおかげで、今作では魚たちが水中だけでなく、なんと人間の世界でも大暴れ!What a wonderful worldやUnforgettableの選曲のセンスにも大笑い。もちろんほろりとする場面もしっかりあります。
近所では吹き替えしか上映してないので、それで鑑賞しましたが、突然の八代亜紀の登場には「???」でしたが、なるほど原語ではシガーニー・ウィーバーですか。日本人でこれにあたる人って、なかなかいないですわな。
しかし公開からまだ間もない今、なんといってもここで言っておきたいのは、絶対にエンドロールの終わりまで席を立たないこと!です。このシーンでプラス1点。 Northwoodさん [映画館(吹替)] 8点(2016-07-21 00:46:53)

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【点数情報】

Review人数 31人
平均点数 6.81点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
300.00% line
426.45% line
539.68% line
6825.81% line
7619.35% line
81032.26% line
926.45% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.50点 Review2人
2 ストーリー評価 6.66点 Review3人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review3人
4 音楽評価 7.33点 Review3人
5 感泣評価 7.33点 Review3人

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