みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
7.《ネタバレ》 マーベル時系列鑑賞中です。ブラックウィドウ ~ ブラックパンサー ~ ドクターストレンジ の流れです。 40さんのコメントきっかけで主役のチャドウィック・ボーズマンさんが亡くなられてる事を知りショックです。。。情報をシャットアウトしすぎるのも考え物ですね、何とも残念な情報でした。本作2やアベンジャーズもあったように思うけどどうなってるんかな? シビルウォーで突然現れた新キャラで謎でしたが、本作で知ることができました。 しれっと出てくるのも良いと思いますが、やはり如何にして誕生したか?の背景がキャラの深みを増す為にも必要だと改めて感じました。 新しい謎テクノロジーも良いですね。何となくマンダロリアンのベスカー(装甲素材)みたいな特別感を思い出しました。 【ないとれいん】さん [インターネット(吹替)] 8点(2024-01-05 12:03:39) 6.《ネタバレ》 やっぱりこの頃のマーベルは面白い。 前作(シビルウォー)で出てきたときは正直キャラクター性が薄いと感じたティ・チャラ王子ですが、やはり主役となると違うのかとても印象深いキャラクターになりました(それだけに惜しい人を亡くしました)。 アクションシーンも見ごたえがあり、ワカンダの二面性のギャップもとても面白かったです。 ただヒロインがいまいちだった(ビジュアル、キャラクター性も含め)のが残念です(お母さんの元王妃様の方が印象に残ったくらい)。 【わたた】さん [ブルーレイ(吹替)] 8点(2023-08-01 22:48:47) 5.《ネタバレ》 貧しい農業国のように見せながら実は驚くべ先進技術をもったワカンダ。あのような万能の鉱石を手に入れた権力者なら、世界征服を考えるだろうし、それも容易に可能と思われるのだが、そうは思わないところが奥ゆかしい。SFのようなあの街並みは、グーグルマップには映らないように工作されているのだろうか。登場人物がほとんど黒人というのも新鮮。世界を股にかけた痛快なアクションムービーとして存分に楽しめる。 【エンボ】さん [映画館(吹替)] 8点(2018-03-21 14:15:48) 4.《ネタバレ》 本作がアメリカで作られたおとぎ話なのはしっかりと認識しています。 本物でないにせよ、アフリカ出身の方の美しさやアフリカ文化にインスパイアされた衣装など、素晴らしいものがあるなと惚れ惚れしました。 実に美しい。 ナキア役のルピタ・ニョンゴさんの気品、スタイル、お肌のツヤの良さにびっくり。 知性もあり自立した女性としての魅力にあふれていました。 そしてオコエ役のダナイ・グリラさんの一途な演技も良かった。 槍をグルグル回して、超かっこいい! ゴールドの首飾りもとても似合っていました。 ブラックパンサーは我慢強く控えめとも思えるキャラクターですが、国王としての気品と資質を良く表現していたと思います。 それから、ルピタ・ニョンゴさんのアカデミー受賞作もいずれ観たいと思っています。 【たんぽぽ】さん [映画館(字幕)] 8点(2018-03-13 12:36:44) 3.《ネタバレ》 ワカンダは日本のようでもある。 勿論、アフリカ系人種について未だ解答を見出せないアメリカ社会へのディズニーMARVEL流の提言なのだろうが… 我々日本人としても未だ半鎖国の島国民族で近隣国との軋轢ループから抜け出せず、テクノロジーと平和幻想に酔っている。 ワカンダの選択は正しかったのか? それはインフィニティ・ウォーを観ればわかるだろう… で我々は? 【墨石亜乱】さん [映画館(吹替)] 8点(2018-03-09 21:45:37) 2.《ネタバレ》 アメコミヒーローもののフォーマットは、どの作品も大体同じ(敵役とのバトルアクション&自らの強大な能力をどう活かすかのイデオロギー論)なので、あとはヒーローの見た目や性格、能力・世界観が趣向に合うかどうかの問題。そういう観点からすると、超好みだったなと。王位継承バトルは『キン肉マン』世代にはドンピシャですし、空は飛べない、飛び道具もない、基本地味で無敵感があまりない能力や、インスタ映えなどしなさそうなルックスは渋くてイイ感じ。そして何より脇を固める女ソルジャーの皆さんがカッコイイこと。このあたりは『ワンダーウーマン』にも共通しますが、鍛えられた肉体美から繰り出されるお姉さま方のアクションには惚れ惚れします。原作を承知していないのですが、妹の天才科学者が次々とお役立ちアイテムを発明するパターンのヤツですかね。本作のヒーローは地味なところが長所だと思いますので、続編製作にあたり、あまり強力な武器とか、えげつないスキルは身につけない方向でお願いしたいです。アベンジャーズ系はほぼ観ていないのですが、本作を契機に観てみようかしら。(以下、声優・百田夏菜子さんについて)吹替版を鑑賞しました。正直、不安は大いにありました。確かに『かいけつゾロリ』では合格点がつけられる(偉そうにスミマセン)お仕事ぶりでしたが、アニメの吹替と実写のそれは、似て非なるもの。生身の人間の場合、まず声に対して経験則が働きます(安田大サーカスのクロちゃんの声が笑えるのは、経験則が裏切られるから)。その点、シュリ役の女優さんと夏菜子さんの顔立ちが似ており一安心。声質で違和感はありません。あとは演技の部分。今まで数多くの人気俳優さん(演技派を含む)の残念な吹替を目の当たりにしてきたので、内心ハラハラしておりました。五感に訴えかけられる演技と、声だけの演技は別物。しかし、嬉しいことに杞憂に終わりました。夏菜子さんが本来持ち合わせている茶目っ気がキャラクターにピッタリ。素晴らしい出来映えでした。勿論、これは夏菜子さんに基本的な声優のスキルが備わっていたからこそ。歌、演技、ナレーション、ギター。最初は下手でも逃げずに挑戦することで身に付けてきた”表現力”が、ここで実を結んだものと考えます。餅は餅屋は正論ですが、大谷だってメジャーで二刀流を目指す時代。欲張ることは罪ではありません。何でもやる、何でもチャレンジできるのがアイドルの強みでしょう。 【目隠シスト】さん [映画館(吹替)] 8点(2018-03-05 00:51:23)(良:1票) 1.《ネタバレ》 今春に「インフィニティ・ウォー」を控え、通算でいうと20作品に届こうかというMCU。 ファンタスティック・フォーのコミックのゲストキャラに端を発し、90年代にはW・スナイプスで映画化する企画もあったブラックパンサーはシビル・ウォーでの活躍を経て、今回満を持しての単独映画化である。 特に本国での存在感は圧倒的で、メガヒットを飛ばし社会現象になっている。 やはりアフリカン・カルチャーを押し出したヴィジュアルや音楽のインパクトがすごい。 砂風呂でラリッて三途のサバンナに直行するなど、架空の国ながらもそれっぽい感じがよく出ている。そこにプラスされるワカンダのSFチックな映像も本作を独特なものにしている。ストーリーはいい意味で定石から外れず、こういう新鮮さをスポイルしない。 アクション面においては、シビル・ウォーでは渋い近接戦闘が目立ったが、今作ではド派手なアクションに切り替えており、特に中盤の釜山のシーンは盛り上がる。 チャガルチ市場にある(という設定の)闇カジノから、クァンアン大橋で繰り広げられるカーチェイスは、海外ロケとしては出色の出来だ。アフリカの風景とはっきりした対比ができているし、衝撃を蓄えたスーツのエフェクトが夜のネオンに負けじと映えてカッコいい。 また重いテーマを扱いながらも、大人向けヒーロー映画に寄りすぎず、万人に向けたヒーロー映画にあつらえた点も評価したい。 こと発端となるヴィブラニウム採掘についても、作品内では武器転用への懸念程度に収められている。 しかし大人の観客ならこれには思うところがあるだろう。 ワカンダのような超絶文明もない現実のアフリカの国々では何が起きている? 現実世界では、これは搾取という形で顕在化している。僕たちが使っているハイテク機器など、まさに第三世界の大人子供が命を懸けて採掘した魔法の鉱石の結晶そのものではないか。その富がどこに向かうのかなどもはや言うまでもあるまい。 アフリカをテーマに据えるといくらでも複雑な社会派寄りに出来そうだが、しかしながら本作はあえてその線を外し、シンプルに心を揺さぶるメッセージに転嫁している。 安全を守るために陥る対立。救える力を持ちながら傍観者に徹することが果たして正義か。シンプルである。 だが難しく救いのない映画にする必要はない。そこはキャプテン・アメリカの仕事でいい。 多様性の時代に、多くの子供たちに新時代のヒーローを提示することが本作の使命なのだ。 そんなヒーローが対峙することになるヴィランの処理もうまい。 エイジ・オブ・ウルトロンに登場したクロウの退場後、存在感を増すキルモンガーが背負うドラマこそ本作の肝。どこのベジータなんだよという恰好ながら、これがなかなか魅力的な敵だ。 抑圧された同胞のために闘う決意と、目の前で傷ついたアメリカ人を助けようと即断した行動にどのような違いがあり、どのように共通しているのだろうか。 キルモンガーとはティ・チャラが成りえたもう一つのブラックパンサーであり、嘘に守られたティ・チャラが受け入れ、そして超えていかねばならない試練である。 真実を世界に明かし、人々を助ける道を選んだティ・チャラ国王の決断も尊いが、キルモンガーが流した涙、祖国の夕日に漏らした言葉もまた偽りのない真実だった。 演じるマイケル・B・ジョーダンはクーグラー監督と今作で3回目のコラボだが、体作りも含め素晴らしいパフォーマンスだ。(クソ映画として爆死した新F4で実はヒューマン・トーチを演じていた彼だが、今回はいい役をもらえたようで良かった) 他の黒人女優のキレイどころも、「ゲット・アウト」では酷い目にあった彼も、キャストが総じて素晴らしい。(アメリカ英語のマーチン・フリーマンも味があるのかな) マイノリティの秘めるとんでもないパワーに注がれる世界の眼差し。ホワイト・ウォッシングなどという言葉が頻出していたハリウッドで、黒人キャスト・制作陣が中心となるメインストリームのヒーロー映画の意義。正に偉業であり、ハリウッド史に残る事件だろうが、まぁそこらへんは他の方に任せておいて…。 「ブラックパンサー」は映画としてとても面白く、そしてヒーローとしてメチャクチャカッコいい。 MCU史上1・2を争うほどの出来だと言える。 最後に、本作はワカンダの政権転覆と内戦の話であるが、ポストクレジットの演説シーンも見逃せない。国王はあたかも地球が同じ人間同士の内戦状態に陥っていると捉えているのである。人類規模で話しているのである。デカい、とてつもなくデカい。アフリカの大地の如く器のデカい国王である。腕をクロスさせてブラックパンサーの誕生を讃えるしかない。 【サムサッカー・サム】さん [映画館(字幕)] 8点(2018-03-02 01:54:15)(良:1票)
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