みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
4.《ネタバレ》 ずっと観たかったのだがなぜかNetflixでダウンロードができない作品で、家で観る時間がなかなか取れずしかし今回ようやく鑑賞することができました。 前半は猟奇的な写真家=木原坂雄大を取材しながら追い詰められる記者=耶雲恭介というストーリー展開だったのが、耶雲の素性が怪しくなってきたところから話の方向が変わってきたのを感じました。あの白い文庫本の破壊力たるや。序章から第三章までの組み立ても見事でした。いきなり第二章から始まるから何か間違ったかなと心配しましたが、なんてことはない、見事な演出でした。 結局出てくる主要人物のほぼ全員どっか異常な人物しかいなかったので、なかなか誰かに感情移入しながら見ることは難しかった。強いて言えば耶雲(中園)に共感を覚えるが、心配とは言え盲目の彼女=吉岡へのつきまとい行為は度が過ぎていると感じる。普通に話しかければいいのに、仕事休んでつきまとったり、そもそもやましいことの自覚はあるようでだから話しかけないことも怪しさを倍増させる。耶雲に異常性を持たせたかったのかもしれませんが、あのへんはなんだか過剰演出な気がしました。 シンプルに目に焼き付いたのは、蝶の写真と、蝶の標本。蝶の写真は、耶雲が評していた内容がそのまま突き刺さった。あの蝶が何を隠しているのか、その奥が見たいと、確かにそう思える写真だった。実際にああいう作品があるのかはわかりません。映画のために用意したただの一枚絵なのかもしれませんが、それでも自分には何か感じるところがあった写真です。 次に蝶の標本。標本のどれかというと目玉模様のやつ。一匹だけならまだしも、あれを何匹も同時に見ると流石に薄寒いものを感じました。その感想とは裏腹に、ちょっと見続けたいという不思議な気持ちにもなりました。 いろいろ心が揺さぶられ、楽しめた映画でした。 【TANTO】さん [インターネット(邦画)] 8点(2022-06-09 01:48:07) 3.《ネタバレ》 原作とは若干違う方法で真相が次第に明らかにされていく。 その過程は、原作既読でも充分見応えあり。 原作では細かく設定されていた被害者すり替えのトリックが省略されているため、若干不自然になっている面もある。 サスペンスだが、せつない純愛映画としても見ることができる。 「途中からは本気だった」という山本美月のセリフはとってつけたようだが(若干それをにおわせてはいるシーンはあったが)、山本美月クラスにそう言われて無視して立ち去る男もそうはいないだろう。 【エンボ】さん [ブルーレイ(邦画)] 8点(2018-08-25 23:21:42) 2.《ネタバレ》 雄大は頭のおかしい芸術家。 朱里は弟を溺愛する殺人者。 小林は朱里のいいなり男。 かつての恋人の敵討ちに成功した恭介はすごい策士ですなぁ。 でも、その恋人には振られちゃってるんだよねー、、、ストーカーまがいの行為で。 なんで朱里は恭介に話しちゃったんだろ? 相手に絶望を与えて苦しむ姿を見たかった? やがてやられると思わなかったのだろうか? 【あきちゃ】さん [DVD(邦画)] 8点(2018-08-13 13:28:51) 1.「去年の冬、きみと別れ⚪⚪になった」タイトルの真の意味が判明した時、鳥肌がたった。最後の冬の日本海でのシーンが印象的。 宣伝文句通りに騙された方なのでシッカリ楽しませていただきました。 【tonao】さん [映画館(邦画)] 8点(2018-04-09 14:30:06)
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