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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
2.《ネタバレ》 人生初のマケドニア映画。その国の場所はわかりません。 でもそんな縁のない国にも、搾取され、利用される女性たちがいる。 真逆の生き方をして来たと思われる二人の女性が出会い、ほんの3日間行動を共にするが、その3日間で二人の人生は大きく変わる。 正確には大きく変わったのは、娼婦マリカの方。マリカが現れようが現れまいが、ヤナの「本当の目的」はブレることなく遂行されたのだろう。白っぽくざらついたような東欧の風景は、例えばこの地で新鮮な緑の野菜や色鮮やかなフルーツなど採れるのだろうかと思うほど。それ以上に寒々しい表情の登場人物たちは、笑顔など見せたことのないかのように冷たい。 そんな彼女たちが怒鳴り合い、笑い、抱擁を交わす。映画が終わるころには、彼女たちが逃げ延びることを祈る自分がいた。 日本で、自宅に居ながら遠い国の映画が観ることができるとは。時代に感謝。マイナス2点はセンスのない邦題が原因です。 【mila】さん [インターネット(字幕)] 8点(2021-09-15 21:52:03) 1.マケドニアってどこにあるの?ってくらいで彼の国についてまったく知らない。しかしこれは面白かった。演技の重厚さと自然さは尋常ではなく、役者の佇まいを見ているだけで充分楽しめるレベル。脱いで当然というような自堕落風な娼婦と教師みたいなお堅い熟女という二人の女性が出てくるが、娼婦はともかくお堅い方もすーっと脱いだのにはびっくりした。もっともどちらも自然な演出でエロ成分は無し。むしろそういう見方を拒否するような内容の話でもあり、その媚びの無いクールさが爽やかで格好いい。原題とはほど遠い文学性の感じられない邦題だが、微妙にフックになっているので好判断と思う。 【皮マン】さん [インターネット(字幕)] 8点(2020-10-07 07:38:53)(良:1票)
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