みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
6.同じ事象が起きているのに視点が変わればそれだけ見方が存在する・・・。 ラストのファンタジー感が不気味であった。 【へまち】さん [インターネット(邦画)] 8点(2025-01-11 22:31:09) 5.なぜ可愛らしいこの子供が執拗にいじめの標的にされるのか、教師や父親の奇妙な態度は何か、いろんな違和感が終盤一気に解消され、そういうことだったか!と納得させられます。納得させられるんですが、現実にこの問題で理解されず苦しんでいる人がいるのが事実。共感が今後さらに広まることを望みます。 【次郎丸三郎】さん [DVD(邦画)] 8点(2024-12-30 09:54:46) 4.《ネタバレ》 子どもは純粋無垢じゃない。 こども視点から描くと、彼らの世界は、ドロドロしている。 大人の我々は、それを忘れているだけだ。 子どもの扱いに巧い是枝監督が、その子どもワールドを描く。 観終わると、大人が「怪物」ってことになるのかな・・ 田中裕子の演技が、見事に映画の層を厚くしている。 貫禄です! 【トント】さん [DVD(邦画)] 8点(2024-06-09 18:38:36) 3.《ネタバレ》 すでに評判の通り、同じ事柄を母、教師、息子の3者の視点から描かれます。 視点が変わるたびに見ているこちらの先入観をこれでもかというほどひっくり返されます。 特に湊視点で片方の靴をなくした場面と、校長にトランペット(トローンボーンだったかな?)を吹く場面がとても好ましかったです。 あと、高畑充希が退場する場面での「また今度」にはニヤリとさせられました。 怪物は誰なのか、少年たちは死んだのかがいろいろな場面でコメントされていますので、今時点の見解を残しておきます。 私は、他人や自分自身であっても自分には見えない部分があり、それに対する恐れや思い込みが怪物で、視点を変えながら物語を進め、私たちの先入観を取り除いていくことができれば、怪物なんて本当はいないんだと説明されているように思えました。 嵐の中横倒しになった車両に雨が落ちる場面は、美しいながらも息苦しく、終盤に湊と依里が車両から出て駆け出す場面では涙があふれましたが、でも少年二人は死んでいないと信じることにします。 モチーフになったと思われる銀河鉄道の夜もカンパネルラとジョバンニは死んでいないと信じてます(笑) 是枝監督が活躍する時代に生きていてよかったなと思います。 【なつこ】さん [映画館(邦画)] 8点(2023-07-16 16:23:36)(良:1票) 2.《ネタバレ》 この内容に『怪物』というタイトルを充てた凄み。 人は同じものを見聞きしても受け取る側によって見え方聞こえ方がまるで違う。 結論を言えば、登場人物に怪物はいない。敢えて言えば教師たちか、同級生たちか、父親か。だが作中で彼らの視点描写がないだけで、彼らには彼らなりの道理があるのだろう。 みんな自分の価値観や正義感や今まで生きてきた経験値によってものを見ている。だが自分の見ているものが全て正しいとは限らない。これは現在のネットにおける歪んだ正義感を可視化した作品ではないだろうか。 少年たちは最後にどこへ行ったのだろう。作中最も美しい場面なのに、直前の場面とはつながっていないのだ。美しくとてつもなく悲しい場面だった。 【denny-jo】さん [映画館(邦画)] 8点(2023-06-15 20:40:30) 1.良い映画ですね。 子供たちの演技が自然です。 次に「怪物」の正体について、意見を述べます。ネタバレが嫌な方は読まないように。 ――――――――――――― 音楽室で「怪物」を思いっきり楽器を使って吐き出す、校長と生徒。唸りを上げる「怪物」 後悔、不安、恐怖、周り(世間)に対する思い、偏見などの感情が「怪物」となって唸りを上げる(慟哭) この世で最も恐ろしいものが人間の思いの「怪物」であり、それが最悪として表現されているのが戦争。 この映画は日常に潜む「怪物」を上手く表現している。 【cogito】さん [映画館(邦画)] 8点(2023-06-11 12:50:28)
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