みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
2.《ネタバレ》 現代人が幕末にタイムスリップではなく、幕末の侍が現代にタイムスリップという設定がいい。 この幕末、というのが絶妙で、侍が刀を差すことが許されない時代にどうやって己のアイデンティティを確保するのか、ということを涙に笑いを織り交ぜながら見せてくれる映画。 しかも会津藩。 自分だけが生き残って未来に生きていることに、何か意味を見出さずにはいられない武士の魂の叫びがぐっと来た。 そして、かつて死闘を演じた仇敵との再会。これは完全に予想外で、まさに見どころの一つとなっているのだが、こういうポイントがところどころ配置してあって、観るものを飽きさせないシナリオも抜群。 そして失礼ながら。 ほぼほぼ私が知らない役者だったのが良かった。そのおかげでどっぷり映画の中に浸って、最後まで楽しんで鑑賞できた。「今はその時ではござらん」は名セリフだね。 いや、いい映画。 【roadster316】さん [映画館(邦画)] 8点(2024-09-30 12:33:51)★《新規》★ 1.《ネタバレ》 幕末から現代(といっても平成中期?)にタイムスリップした侍が時代劇の斬られ役として成功していく物語。関西弁で話す人が多いせいか若干吉本新喜劇っぽくもありつつ、そのうち本当に人を斬ってしまうのではないかというちょっとした緊張感が続くのが特徴と言えるかもしれない。これだけでもまあまあ面白いのだが、映画の評価を一段、いや二段、三段と引き上げるシーンが用意されている。自分はそれほど時代劇を観てきたわけでもないが、この際「映画史に残る果たし合い」だったと言わせてもらおう。鑑賞後の満足感はあのシーンによるものが大部分と思える。凄い勝負だったなー。これを演じたのは長いキャリアを持つ二人だ。「カメ止め」は本当に知らない俳優ばかりだったが、こちらは知ってる顔がちらほら。主演の山口馬木也も全然知らないわけじゃなかったが、こうやってじっくり見てみると声が菅原文太あたりを思い出させ、会津訛りも上手で、いい役者さんだなと。あとはやっぱり峰蘭太郎だろうか。リアルに時代劇をたくさんやってる人みたいで、説得力があったのも頷ける。ヒットには訳がある。観て良かった。 【リーム555】さん [映画館(邦画)] 8点(2024-09-25 20:42:16)
【点数情報】
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