みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
4.《ネタバレ》 衝撃的なシーンが2つ記憶に残ります。 一つ目は、黒屋敷で監禁され気狂っていた恵を救出の際、奇声を発しそうになった彼女の口を口で塞ぎ凌いだブチュウキス。 もう一つは、修羅場も修羅場、階段の踊り場で炸裂した大竹しのぶの若槻へのベロベロキス。 どちらも綺麗なキスシーンではありません。しかし、一つ目のキスには必然性があり、愛を継続する為に已む無しの100パーセント愛のブチュウです。ところがどうして二つ目は、100パーセント汚いベンベロベロベーなベロんちょキスです。これをキスと言うのかという概念をハッキリさせたくもなるような疑いのある汚らしいキスでありますが、これをやりきった大女優の大竹しのぶさんスゴイです。そこからの乳しゃぶれやヘタクソ!も強烈で抜かりなく、だが、その一分後にはあっさり形勢逆転されてヘタレてしまい、ゴキジェットならぬ消化器でブシュウと撃沈される様にブハッと大爆笑を与えてくれた大竹しのぶさん。よくぞこんな役引き受け、またやり遂げましたね。そんな偉業あってこその今なのでしょうね。いやはや、当時これをやらせた森田監督もかなりスゴイです。 ついでに言わせてもらえば、内野聖陽の腰砕けなヘタレ具合いがかなり好き。男のくせして、そこまでなかなか出来ないような相当なビビリ役。チャック締め忘れる事数回あるのはご愛嬌。 【3737】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2021-11-15 23:22:43) 3.原作のストーリーラインをほぼ忠実になぞりながらも、キャラクター造型において監督と役者が好き放題に暴走した結果、まったく違った物語が出来上がったという怪作。内野聖陽、大竹しのぶ、西村雅彦のトリオが織りなす一種の悪ノリとすら思える奇跡のアンサンブルが、原作とは違った意味での「恐怖」を観客に提供している。音声へのノイズの混入、会議室シーンでの不自然な照明効果、繰り返される「玉」のモチーフなど、お決まりの無茶な演出も乗りに乗っている。 【野良猫】さん [DVD(邦画)] 8点(2014-09-07 22:44:58) 2.《ネタバレ》 森田映画は嫌いなのが多かったが、 初めて面白かった作品。「そうかー、まだなのかあ」は僕的にはこの年の流行語大賞です。最後の方のホラーっぽいところがいまいちで、マイナス二点。「模倣犯」と並んで森田の二大傑作なのだが、両方ともなぜか評価低いんですねえ。なぜ?? 【コウモリ】さん 8点(2004-04-14 16:46:22) 1.大竹しのぶをラストでどうして化物にしちゃうのかなあ。映画版リングの影響ですか?あの女は、人間だけど精神が怪物、そして現実にもそんな奴がいるかもよってのが怖さの源だったとおもうので残念。 【次郎丸三郎】さん [DVD(邦画)] 8点(2003-07-02 16:30:37)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS