みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
7.《ネタバレ》 子供の頃は何故か一切退屈せずに素直に楽しんで見ていた。アニメというのは不思議なものだ。 今はりんたろうらしい退屈で説教臭い話にも思える(原作が凄すぎて)が、それでもキース・エマーソンと青木望の音楽だけは素晴らしい。それにクライマックスにおける竜の鳴動!金田伊功の無駄遣い(褒め言葉)!! 超能力の戦闘描写は「童夢」や「AKIRA」の方が凄い(製作に参加した大友克洋はこの映画の影響・・・と言うけど、元を正せば石ノ森章太郎の原作漫画や平井和正との共作小説の描写の影響もあったのではないかな)。 キャラデザもヴェガの無機質さが魅力的になっている代わりに、人間は地味な印象で魅力に欠ける。 ストーリーは原作では結末が描かれず、映画では一応オリジナルの決着が付けられる。選ばれたサイオニクス戦士たちの描写は少し薄め。2時間であの人数はちょっと無理か。 謎の予言を観客に投げかけて去る老婆、ヴェガとルナの出会い、東丈の能力の目覚めと別れ、幻魔一族が人間たちを蝕んでいく恐怖、でもアメリカと日本ばかり映される。他のサイオニクス戦士がいるところは無事そうな印象も。 尖兵との戦いにしては最終決戦という雰囲気。まあ映画はここで終わるけどね。 ラスト、ヴェガの玉を取り囲む戦士たちは死んだのかまだ生きているのか。サイオニクス以外の人間が生存しているのかしていないのかも掴み切れないまま終わる。 【すかあふえいす】さん [DVD(邦画)] 8点(2014-12-26 19:55:19) 6.劇場公開時は小学校低学年でした。 BGMやテーマソングが印象に残ってました。何度かTV放送されてますが、その度に見てしまいます。好きな作品ですね。 【鈴都丸子】さん [地上波(吹替)] 8点(2006-12-19 21:55:27) 5.DVD出たんですよね。当時リアルタイムで小説も読みふけり、キース・エマーソンのレコードも買いました。当時、興奮しながらも“こんなんで終わりかよ!”とちょっとだけ思ってしまった。だから、今見返すとエラいことになっちゃうと思うので、DVDは見ないでおきます。小学校6年生の頃の点数ということで。ベガが光線銃(?)を撃つシーン、あのギミックにシビレまくり。 【ダブルエイチ】さん 8点(2003-11-27 18:15:23) 4.《ネタバレ》 現在(いま)のアニメと違って当時のアニメの吹き替えは 経験のある声優さんがやっていただけあって声に迫力がありつい見入ってしまう。 原作とはまるで違う内容であるが自分はこちらの方が数倍面白いと思う。 大友克洋がまだ駆け出しの頃のキャラデザであるが 既にこの頃から他のアニメ作品と一線を画した特徴的なデザイン力だ。 超能力の見せ方としては一番オーソドックスな感じだが単純に楽しめる。 当時学生の頃、東丈が叫ぶ「絶対零度(ぜったいれいど)!!」とか ルナ姫の「円型誘導(えんけいゆうどう)~!!」とかの掛け声が クラスで流行った記憶がある。 また神の様な存在のフロイ役の吹き替えをしていたのは 『もののけ姫』でモロの君役をしていた美輪明弘が好演。 当時から妖しい声を出していて作品に強烈なスパイスを与えている。 カフーが丈の【絶対零度】にヤラれて凍りつき崩れていく様は 物凄い重量感に溢れていてアニメならではの描写だ。 美術も素晴らしく富士山の爆発して歪な姿やNYの街並みの崩れ方など 観る者に圧倒的な存在感を与えてくれる画力だ。 最後に東丈の姉・三千子の超能力【残留思念】には 背筋が凍るほどの怖さと猛々しさが両立していて一番印象に残っている。 母(丈の立場上)は強しといったところか。 【sting★IGGY】さん [DVD(字幕)] 8点(2003-11-19 20:29:44) 3.主に東姉弟が遊園地の上を飛翔していくまでの前半が好きです。 お姉さんの弟思いには頭が下がりますね。(27だそうですが) ルナの黒人差別とか、幻魔はすべての人の心の中にもいるという描写が良かったです。(しかしベガは博識だ)独特のキャラデザインも私は嫌いじゃないですけどね。美術もかなりリアルだし。 (まぁ煙の描き方などはいかにもアニメ、ですが)今の角川アニメって小粒ばかりだから、またこれ位のをぶち上げて欲しいものです。ルナの「すべてはあなた次第なのよ」というセリフがこの作品の全てを語っているようで好きです。 【ひろほりとも】さん 8点(2003-10-29 12:36:13) 2.小学生当時、映画館に見に行って衝撃を受けた作品だが、リアルタイムで見るのと、今見るのとでは、これほど印象が違って感じられる作品も珍しいかも。まあ、当時の時代の空気感の中で見ないと、単に古臭いだけのアニメに思えちゃうのも無理はない。 当時はあのリアルなキャラや、壮大なストーリーに衝撃を受けたが、今見ると、さすがに絵には古さが感じられるし(まあ二十年も前なんで当たり前だけどw)、基本的に作画レベル自体も高いとはいえない。大友氏のキャラデザも垢抜けないし、それぞれのキャラの活躍や見せ場も少ない。ストーリーも壮大な割にはいまいち盛り上がり切らず、テーマも描き切れずで中途半端。 ただ、これをリアルタイムで見た人は、一度は「絶対零度!」って叫んだ経験が、それこそ絶対にあるはずw。最近のアニメや映画には、あまりこういう感覚を共有できる「何か」を感じないのも確か。なんてコトを思いつつ、当時を懐かしく思い返した。ローズマリーバトラーの主題歌も最高。カセットテープで持ってたな~。 実質的には6点くらいが妥当だけど、当時の「思い出」込みの点数と言うことで8点献上。 【FSS】さん [映画館(字幕)] 8点(2003-09-07 21:35:39) 1.幻魔大戦=いい映画ですよ。超能力なんかは絶対この世に無いけど、絵もきれいだし、原作よりとっつきやすいし。声優もいい。古谷徹さんの東丈で声優さんになりたいと思った事もあったし。いまニュージーランドの英語学校に留学してるんだけど、クラスメイトに「光の天使」を紹介しましたよ。 【マカパイン】さん 8点(2003-07-03 07:55:30)
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