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県警対組織暴力

1975年【日】 上映時間:100分
アクションドラマ刑事ものヤクザ・マフィアバイオレンス
[ケンケイタイソシキボウリョク]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2021-07-05)【イニシャルK】さん
公開開始日(1975-04-26)


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監督深作欣二
キャスト菅原文太(男優)久能徳松
松方弘樹(男優)広谷賢次
梅宮辰夫(男優)海田昭一
佐野浅夫(男優)吉浦勇作
田中邦衛(男優)小宮金八
金子信雄(男優)友安政一
池玲子(女優)真理子
成田三樹夫(男優)川手勝美
山城新伍(男優)河本靖男
室田日出男(男優)柄原進吾
中原早苗(女優)久能玲子
藤岡重慶(男優)池田
鈴木瑞穂(男優)三浦
遠藤太津朗(男優)大原武男
成瀬正(男優)大貫良平
奈辺悟(男優)庄司悟
北村英三(男優)大坪
小松方正(男優)久保直登
汐路章(男優)塩田忠二郎
安部徹(男優)菊地東馬
林彰太郎(男優)下寺
弓恵子(女優)美也
川谷拓三(男優)松井卓
曽根晴美(男優)沖本九一
有川正治(男優)得田
中村錦司(男優)正岡
志摩靖彦(男優)
橘麻紀(女優)カスミ
国一太郎(男優)岡元秀雄
野口貴史(男優)柳井
唐沢民賢(男優)
森源太郎(男優)丹保
片桐竜次(男優)
岩尾正隆(男優)
平沢彰(男優)
小田真士(男優)住岡清治
宮城幸生(男優)
池田謙治(男優)
木谷邦臣(男優)
脚本笠原和夫
音楽津島利章
撮影赤塚滋
企画日下部五朗
配給東映
美術井川徳道
編集堀池幸三
録音溝口正義
照明中山治雄
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【クチコミ・感想(8点検索)】

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7.《ネタバレ》 仁義なき戦いの監督、脚本、出演者の顔触れもほぼ同じだが、菅原文太演じる警察官が単なる警察官じゃない。悪徳警官ぶり発揮で絡んでくる人間達の面子が凄い。警察もヤクザも皆んな悪い奴きりである中、ただ1人真面な梅宮辰夫対菅原文太のやり取り、他にも相変わらず面白い金子信雄、松方弘樹のチンピラぷり、壊れぷりなど見応え十分!警察対ヤクザ、闇の世界の不条理などを徹底的に炙り出して見せてくれる。佐野浅夫の人相の悪さ、不祥事に対する組長の責任会見、菅原文太演じる悪徳警官と松方弘樹の名コンビがお互いの腹を探りながらの攻防などの面白さも相成って、仁義なき戦いとは違う面白さ、個人的には仁義なき戦いよりも好きです。それにしてもこの映画もそうだが、これだけの顔触れを揃えるのは今はもう無理です。昨今の日本映画とは俳優の魅力が違いすぎる。 青観さん [DVD(邦画)] 8点(2020-11-07 18:06:39)

6.《ネタバレ》 ヤクザなんか嫌いだ。ヤクザと癒着してる刑事もクズだ。本当は海田が正しいんだ。でもな~ 破滅に向かう徳さんと広谷には寂しさも感じてしまった。ネタバレだけど広谷を自らの手で…っていう、あれは名場面。バイオレンスとエロ、その他、笑えるところもあって(個人的には「アカ、アカ」としつこい刑事さんがツボ)騒々しく熱く駆け抜けた100分。いやはや面白い。俳優陣も上手い人が揃ってるけど、驚くのはその年齢。金子信雄が52歳、佐野浅夫が50、菅原文太42、成田三樹夫40、松方弘樹に至っては33だ。今の俳優だと+10歳でもまだ足りないって感じかな。みんな貫録がありすぎてね…。 リーム555さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2019-02-07 18:12:50)

5.《ネタバレ》 これはいろんな意味ですごい映画です。 まず製作当時の東映という会社が置かれていた状況ですよ。『山口組三代目』シリーズが兵庫県警の逆鱗に触れて本社やプロデューサーの自宅に家宅捜索が入っている最中に、社長の岡田茂が笠原和夫に大号令をかけて脚本を書かせて製作したのが、この映画ですからねえ。現在じゃあ絶対に考えられないことですし、東映というか東大卒のインテリとは思えない岡田茂の、反骨精神というかがめつさにはもう驚くしかありません。その反体制ぶりがウリだった深作欣二や笠原和夫でしたが、実は岡田茂の度はずれたアナーキー体質に引きずられていただけだったんじゃないかと思います。 そして笠原和夫が書いたストーリーが強烈、ここまで赤裸々に警察と暴力団の癒着を描いた映画はこれからも決して出現することはないでしょう。菅原文太と松方弘樹の広島弁のやり取り、そして警察や暴力団の内部での会話も、もう全編啖呵のぶつけ合いの様相を呈しています。有名な川谷拓三が取り調べられるシーンはもちろんですが、“こんにちは赤ちゃん”がTVから流れる部屋での刺殺劇がまた強烈な印象を残してくれます。金子信雄の狡猾なタヌキ市会議員はもう彼の伝統芸みたいなものですけど、風采に似合わず強面の佐野浅夫が演じる刑事もなかなかいい味出していました。という感じで、脇を固めるキャラが立ちまくっているわけです。そしてちっとも勧善懲悪(いや、この映画に“善”へ分類される登場人物はいなかったですね)とならないカタルシスのかけらもないラストも、日本映画としては珍しいといえます。 笠原和夫が「自分の書いたシナリオで最高傑作」と語っていたそうですが、それは納得します。 S&Sさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2018-06-18 23:36:16)(良:1票)

4.仁義なき戦いとほとんど主要キャストは変わらないが、これはこれでなかなかの傑作。何気に社会派スパイスが効いており、単なるヤクザ映画に止まっていない。キャスト、演出共がノリにノッていてかなり見応えがある。ただ、もう少しキャラをしっかり描いても良かった。 TOSHIさん [DVD(邦画)] 8点(2008-03-13 12:59:53)

3.《ネタバレ》 この辺の深作欣二作品は本当に面白い。いつものオールスターの熱い演技、スピード感、緊張感、流石です。ぼこられる拓ボン、相変わらず憎々しい金子信雄もたまらない。梅宮辰夫はちょっと意外な役だった。 バカ王子さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2006-05-21 00:01:30)

2.これは面白い。役者、脚本、そして深作、すべて脂がのりきってる時期だからこそ生み出されたと言えるのかもしれない。そういった意味では幸せな作品。脇役好きとしては成田三樹夫、佐野浅夫、金子信雄といったところがいい味出しているのも嬉しい。 Gloriaさん 8点(2004-01-17 04:00:04)

1.夢見る夢男だった私はロマンを求めて高倉健の任侠モノばかり見ていて、深作・文太の実録路線はどうもエログロな印象があり、見る気がしなくて避けていました。何事も白黒つけるのは難しく、グレーな世の中ですが、権力に惚れるのか?男に惚れるのか?権力は裏切らないのか?男は裏切るのか?2人のラストの対比は生きる事の難しさを教えてくれました。人間は欲の塊でその本質を描く深作作品も素晴らしいとは思いますが、やはり私は任侠モノのカッコ良さの方が好きです。 東京50km圏道路地図さん 8点(2004-01-09 15:39:19)

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【点数情報】

Review人数 33人
平均点数 7.58点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
300.00% line
413.03% line
513.03% line
626.06% line
71442.42% line
8721.21% line
9515.15% line
1039.09% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.50点 Review2人
2 ストーリー評価 7.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review2人
4 音楽評価 6.00点 Review2人
5 感泣評価 7.00点 Review1人

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