みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
6.《ネタバレ》 お話はいつもどおりの、これと言って良いところも悪いところも有るようで無いような、平均的な寅さん。点数が高いのはひとえにマドンナの魅力による。 実際、目の前で大原麗子に泣かれたら、もうどうしていいか分からなくなってしまうだろうなあ、自分的には。まあ、ここんところ、キッツいマドンナが続いていたからなあ、というのは半分冗談だが。 【Tolbie】さん [地上波(邦画)] 8点(2014-07-14 15:24:54) 5.《ネタバレ》 おいちゃん役は3人目ですが、下條正巳さんの墓前で寅を見かけた時の顔は絶品でした。下條さんじゃなくちゃできない表情に思えました。 温泉宿で寅と過ごし、翌朝寅の置き手紙を見て 「大人物は反省して去ったか…」 諏訪飄一郎こと志村喬さんならではのあの空気感、これも他の方では難しいでしょう。 後の方でさくらとの駅のシーンも素敵でした。二人の周りを流れる時間と空気がすばらしかったです。さくらが兄から預かったというお金の入った封筒(恐らく話を聞いたさくらが用意したのでしょう^^)を受け取らず、さくらのエプロンのポケットに押し込む所も泣かせます。 そう言えば前の晩、寅がさくらの家にやって来てみんなで酒を飲んだはずですが、そのシーンは描かれません。 でも、「寅次郎君の言うように、あれは私に似て、頑固なだけで、面白くも可笑しくもない人間ですが、 どうか、よろしく」と帽子を取って頭を下げる味のある語りの中で、きっとお酒を飲みながら寅がそう言って博に説教でもしたのかなと思わせるところが憎い!! いろいろ書きましたが肝心のマドンナについてまだ書いていません・・・書けません。 大原麗子さんが目に一杯涙をため 「寅さん…、私泣きそう…」 この段階で私の心は「早苗」に奪われていましたので^^ 【karik】さん [DVD(邦画)] 8点(2014-04-20 20:10:04) 4.《ネタバレ》 【今回のマドンナは確実に大原麗子さんだから。例え寅でも泉ピン子と言う線は無いんです とらやで門前払いピン子さん。二人揃って顔が四角い 二人足すと計八角形。もう完璧にピン子はアウト・オブ・眼中、やっぱり寅次郎は面食い篇。】 なんてふざけている場合ではないんです。 なんせ今回大原麗子さんなんです。 (この回に辿り着くまでずっと楽しみにしてました) そんな大原麗子さんの甘台詞の数々、 ①恥ずかしいから こっち『見ないで』 お弁当一人で食べてるとこ ②『キャ~ 寅さん見ないで!』 ひっくり返ったカバンの中身を見られたくないところ ③『ハイ!明るい話をします』 と積極的に手を挙げて →私にとって明るい話は『寅さんに逢えたこと』 ④『寅さん大好きよ』 何の躊躇いもなく唐突に。 ⑤『寅さん 私泣きそう』 ⑥『私、彼の気持ちは知っているんです(でもね・・) 』 →早く追って行けとはやしたてられながらも寅次郎のほうを向いて立ち止まり、 ⑦『でもね、私、あの人より寅さんが好きなんです』 ⑧『でもね、私、寅さんとずっと一緒にいたいんです』 ⑨『でもね、私、寅さんの傍にずっといては駄目かしら?』 と、その、 ⑦⑧⑨番はもう空想と願望ですね 私たちが想像してしまわざるを得ない夢なんです。 でもあの時、寅が早苗の言いたかった事を遮らずにいたならば、 きっと⑦⑧⑨番のような ビッグボーナスが絶対にあったと思うんです。 だから惜しい だから悔しい このマドンナなんとかして欲しかったという思いが募って止まない でも結局なんだかんだで彼には勿体無いって結論にいたるのである。そう山田監督が決めてしまったのだから致し方がない。止むを得ない やあね 山田監督のバカん。 【3737】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2014-03-17 20:23:05)(良:4票) 3.《ネタバレ》 大原麗子という人は、絶品の美貌と同時に程良い庶民性があり、そして人生の影のようなものも表現できて(しかもそれがとらやの中で浮いていない)、つまりこのシリーズのマドンナとしては完璧な適役なのです。そして、麗子様のキュンとするような声であんなことやこんなことを言われると、見ている方まで一緒になってどきどきしてしまうわけですが、それだけに最後の切なさ、そしてあっさり旅立ってしまう寅次郎の宿命が際立っています。●改めて見てみると、この作品は、マドンナの魅力を引き出すために脚本も集中している。冒頭恒例のとらや騒動(今回は起こっていること自体はハッピーなのも良し)から、まだ大物化する前のピン子のスパイシーなアクセント(実は麗子さんより年下だったとは・・・)、そして博父との出会いと同道というドラマが、まるで一筆で流れるように描かれて、ここぞというタイミングで満を持してマドンナ登場。以後は怒濤のマドンナ一本筋。その中でキラキラした湖面のように交錯するマドンナの光と影(離婚しそうな状態とした後という設定をフルに生かしている)。シリーズを代表する傑作だと思います。 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2013-08-27 01:33:08) 2.《ネタバレ》 マドンナは大原麗子。 とらやで働く大原麗子、思いのほか違和感はない。彼女の甘い声はとても魅力的で、タコ社長じゃないけど、「いい女だな~」って感心してしまう。そんな女性から「好きよ」と言われて舞い上がってしまう寅さん。この「好き」の意味合いが完全に恋愛感情からずれているのが『男はつらいよ』初期からの王道パターンである。(本当に恋愛感情を抱かれる場合もあるが、その場合、逆に寅さんの方が引いてしまう) この回で博の父親役の志村喬が最後の出演となる。旅先で寅さんを諭すセリフにはやはり重みがあって、寅さんでなくても生き方を反省してしまうのだ。ただ、志村喬も本当は寅さんのことが羨ましいということが垣間見えて面白い。 【onomichi】さん [DVD(邦画)] 8点(2012-04-29 23:09:47) 1.博さんのお父さんは出てくるだけでなんとなくいい。 あのまま出て行く寅さんに涙が出そうになりました。 そして、今回のおばちゃんを見ていて離れて暮らすおばあちゃんを思い出しました。 【Skycrawler】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-11-25 23:20:08)
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