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【クチコミ・感想(8点検索)】
3.垂れ込めた空気と姉弟の心理が重なり合い、必要最低限のセリフと演技で観客を納得させるミニマリズムの手法は圧巻。また、カメラは必要以上に被写体に近づかず、そしてむやみに表情を映さない。よって映像で心理描写を十分に描きながらもカメラワークが説明的過ぎないという妙技を見せ付けている。本当にこの映像は素晴しいとしか言いようがない。時に使われる非現実的なシーンもストーリーの奥深さを増加させていて効果的。とにかくそういった技術てきな問題に関してこの映画は秀でている。しかし僕個人的にはこの種の映画がそもそもそんなに好きではないし、純粋に映画を楽しめない。なので芸術点10点、ストーリーで-2点!!計8点とさせていただきます。 【ジャザガダ~ン】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-06-10 12:50:44)
2.いい映画だとは思う。でもちょっと重すぎる。なんとなく入り込めない部分があったので-2点です。 【トナカイ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-06-07 23:32:42)
1.映画の序盤で、ドイツの父というのが実在しないのだと宣言されることで、二人の旅には、行き着くところはないのだ、目的地はないのだということが、はっきりと示されています。だから、家を離れ、たどり着くところもなく彷徨う二人の姿には、強烈な孤立感、不安感を感じざるをえません。、、、、ドイツの父というのは何を象徴しているのでしょう。神でしょうか、それとも社会主義的な理想でしょうか。、、、、そのように考えると、二人の姿は、確かな価値を与えてくれる神、目指すべき理想的社会を失ってしまった私たちと重なり合います。、、、、、そして私たちは何を目指したらよいのだろう、というアンゲロプロスのもがき、苦悩も。「こんな別れ方をしたくなかった」というオレステス。それはアンゲロプロスの過去との決別を含意しているのでしょうか。、、、、、あの巨大な手は、誰の手なのでしょう。廃棄されたレーニン像の手なのでしょうか、それとも神の彫像の手なのでしょうか。いずれにしても、人差し指が欠け、私たちには行くべき方向を示してくれることはありません。、、、、、全体として、ただひたすら苦しい映画でした。、、、、、(バイクを売る丘にたれ込める雲。今ならCGで合成するのでしょうが、あの雲が出てくるまで、撮影を待っていたのかなぁ。すごい根性!!) 【王の七つの森】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-05-05 18:36:10)(良:1票)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
34人 |
平均点数 |
7.56点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 2 | 5.88% |
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4 | 2 | 5.88% |
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5 | 3 | 8.82% |
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6 | 3 | 8.82% |
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7 | 4 | 11.76% |
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8 | 3 | 8.82% |
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9 | 12 | 35.29% |
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10 | 5 | 14.71% |
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【その他点数情報】
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