みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
108.《ネタバレ》 とにかく女性陣も男性陣もかっこよく、音楽もスタイリッシュな映画。 【ゆっきー】さん [DVD(字幕)] 8点(2018-05-08 20:23:24) 107.《ネタバレ》 "All That Jazz"(なんでもあり)なシカゴに咲く悪の華。登場人物全員がほぼ悪人で共感性ゼロ。ロキシーの夫は唯一の善人であるが、あまりに情けなくて妻に不倫されても仕方ない気がする。無実の罪で縛り首になってしまった移民の女性もそう。この悪で華やぐシカゴでは善人が生きていくにはあまりに熾烈だ。そう、ひたすら強かで狡猾で悪を愉しんだものだけが生き残れる。我々もそうやって"愉しむ"のが本作の唯一の観賞法だ。ミュージカルは普段虚構として描かれ、夢が叶うや否や、現実のミュージカルで偽の機関銃をぶっ放すロキシーとヴェルマ。現実の悪と虚構の悪は表裏一体の鏡のよう。歪なアメリカンドリームを風刺した、アメリカらしいエンターテイメントの快作。 【Cinecdocke】さん [映画館(字幕)] 8点(2017-04-28 19:10:34) 106.評価漏れでした、いまさらすみません。いまレニー様どうしていらっしゃるのかな。。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 8点(2015-06-29 16:41:40) 105.逞しく、美人な女性たちが大暴れしています。ミュージカルが苦手な方でも楽しめる作品です。 【たこちゅう】さん [地上波(吹替)] 8点(2012-01-07 00:43:11) 104.日本だったらただちに全否定されてしまいそうな性格の主人公3人。それだけになおさらのこと、彼らのはちきれんばかりのエネルギーがまぶしく思えてきます。どの場面もすてきですが、中でも腹話術のシーンは圧巻です。どれだけのお金を使って作り上げたのかは分かりませんが、屋外の美しい風景などいっさい使わず、あくまでもどぎつく猥雑な劇場空間のみで強引に引っ張っていくことのなんといういさぎよさ。アメリカでしか作れない映画の希有な成功例の一つでしょう。 【きのう来た人】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-01-04 07:19:36) 103.アメリカってショービジネスを描くと、ノリにノる国。マスコミが犯罪とショービジネスを同格にしてしまう。どちらも有名になること・脚光を浴びることで同じなの。話題を提供し続けないと生き残れないショービジネスの世界なら、裁判という脚光もイタダキだ。こういう「あたりさわりのある話」をエンタテインメントにしちゃう底力が、まだこの国にはあります。濃い主役3人のキャラクターを、うす~い亭主のミスター・セロファンが際立たせていた。ミュージカルとしては、水滴からリズムを刻んで入るタンゴのかっこよさ(例の如くちょっとカットを割りすぎるのだが)。キャサリン・ゼタ=ジョーンズのヴェルマの悪あがき「一人じゃできない」のナンバーが笑わせる。この人『トラフィック』のときは、なんか太った人っていうぐらいの印象しかなかったんだけど、器用な人だったんだな。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-05-26 12:20:36) 102.《ネタバレ》 こぉんな映画だったんだぁ~~~ 中味がないっちゃない映画、何も残らない映画だけど、そんなの関係ねぇ! 見た後、率直に面白かったぁ・・なので、8つけちゃう。 人間は忘れる生き物ですから。 ちょっと忘れ過ぎたけどラストの銃持って走ってるトコよかった♪ 【まおあむ】さん [ビデオ(吹替)] 8点(2007-09-27 13:48:40) 101.レニーもキャサリン姐さんも他のキャストも皆、歌いまくって踊りまくって楽しいの何の。特にWhen you are good to mamaなんてクラクラしてしまう(笑)アメリカらしい品の悪いブラックジョークも炸裂しまくってて、もう大好き。 【Mum,theSanChrys】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-06-02 22:21:04) 100.《ネタバレ》 ミュージカルは苦手なのですが、これは素直に楽しめた。悪女と悪徳弁護士の物語ではあるが、切り替えがスムーズで見事な演出だと思った。ミスターセロファンの悲哀感もよかった。 【たこげるげ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2007-03-12 21:18:58) 99.《ネタバレ》 前半1時間は非常に退屈でミュージカル嫌いな自分はなかなか楽しめなかった。しかし後半1時間・・・金持ち女が3人殺したところから「あ~、やっぱり世の中金だね。ここからロキシーもヴェルマみたいになるのか~」と思いきや、いきなりの妊娠騒ぎ。マジかよ!とそこからは結構楽しめた。ブラックコメディ的なものを初めて観た自分だけどこういうの好きだな。やっぱり世の中金ですね。お金万歳~。お金があれば何でも出来る! ・・・・そんな気分になっちゃう映画。 【ケ66軍曹】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-01-23 15:20:30) 98.非常に軽快な映画。 ジョン・C・ライリーやテイ・ディッグスをはじめ、脇役の充実ぶりも凄い。 【彬彬】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-01-08 12:49:47) 97.《ネタバレ》 非常に痛快な作品でした。ストーリーがとにかく良く出来ていて面白かったです。まあ、出てくる人間が全てクセ者で、その駆け引きを見ているだけで飽きませんでした。ミュージカル・シーンも良かったです。(リチャード・ギアとレニー・ゼルウィガーの腹話術シーンは楽しかったですね。) 理屈抜きで楽しめる作品でした。 【TM】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-09-10 00:45:31) 96.キャサリンの姿が今も目に焼きついて離れない ラストシーンが特に好きです ミュージカルっていいですね、好きになりました 【ymmt】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-06-01 15:31:56) 95.音楽がのりのりで、テンポが良いので見やすいですね。何度か見直しているとついつい一緒に歌っている自分がいます。 【お好み焼きは広島風】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-11-12 17:31:42)(良:1票) 94.ミュージカルを見て、映画も見たくなった。 音楽がいいね~。内容は単純。話に濃さがないから、わかりやすいかな~。 【Takuchi】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-09-12 19:38:52) 93.歌あり踊りありの楽しい映画だと思います。これは楽しい♪♪レニーを最初見下してるキャサリンが段々地位危うくなって必死なとことか記者会見で操り人形になって歌うシーン、面白い!!Mr.セロファンが惨めすぎで最後に優しく迎えに来てんのに袖にされて可哀想ったら(涙)アカデミー作品賞ものかって気はするけど(娯楽映画ですから。映画は娯楽って言われちゃ身も蓋もないけど…)、やっぱミュージカルって飽きが来なくて楽しい♪ 【ジムプリチウス】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-07-17 22:06:37) 92.この映画は、現実とミュージカルシーンとの2重性により展開していくが、最終的に、その2つの展開を別々に捉えては理解できない部分が見えてくる。ミュージカルシーンでの心情の吐露や妄想が全くの装飾であり、嘘ではないか?と感じさせるシーンもあり、ミュージカルシーンのリアリティそのものが宙吊りされるような感覚に襲われるのである。しかし、この映画が図らずも表現し得たのは、実は現実とミュージカルシーンとの2重性、この2つ展開の擦れから地下水のように滲み出てきたある種の違和感、その断絶線から沸き出でる本質的な感情なのである。 最後の裁判シーンで、リチャード・ギア演じる弁護士がロキシーの日記についての弁明を行う。その際、彼はずっとタップを踊り続けている。彼はステップを刻み続けるが、それは、何というか、彼にとっての脅迫観念のようなものだったと僕は思う。『とにかく踊り続けるんだ。。。』 そういう声が彼の最も深いところから聞こえているということが、場面の擦れから、その断絶線から僕らに伝えられる。この映画がミュージカルというエンターテイメント性からハッキリと零れ落ちた場面である。(その後、ギアに言い訳を言わせるが。。) 結局のところ、この映画は、ミュージカルシーンによって心情と現実という区分を明確化するのだが、実際はそれによって明確化され得ないもの、2つ場面展開の擦れや捩れを克明に捉えることである種の表現を達成し得たのではないだろうか。その方法論こそ、これからの映画が目指すべきひとつの方向性ではないかとさえ僕は思う。 最後に、、キャサリン・ゼタ=ジョーンズの迫力ある歌声と踊りは素晴らしかったが、やっぱりレニー・ゼルウィガーの存在感もすごいナ。そういう愛すべき映画でもある。まぁ当然のことながら。。 【onomichi】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-05-02 13:30:11) 91.久々に面白い映画を観ました。アカデミー賞=重い?というイメージがあったので、どうかなぁ...と思いましたが、軽いタッチで楽しめました。世知辛い現実を忘れられる大人の“ディズニーランド・ショウ”。ザッツ・エンターテイメントでした。 【杜子春】さん 8点(2005-03-04 20:33:04) 90.《ネタバレ》 これって、もしかして「映画的キュビズム!?」と思ってしまいました。■ピカソによって提唱された「キュビズム」は“複数の視点による対象の把握と画面上の再構成”を意図する芸術活動のことで、隠れて見えない立体物の裏側や、もともと見えない人間の内面を、サイコロの展開図のように2次元絵画へ定着させていく手法であると理解しています。そもそも従来のミュージカル映画のミュージカルシーンというものは「映画の構造」を語る上では重要な要素になり得ないと認識をしていましたが、この映画のミュージカルシーンこそは、対象物の裏側や内面を訴求しうるものとなっており、光の当たらない・目に見えない・隠された側面を浮き立たせ、物語の真正面を語るストーリーシーンとともに、対象物を多面的に複合的にそして立体的に訴えかけてくるのです。この映画は“複数の視点による対象の把握”という作業を経て、ミュージカルシーンという異なるアプローチを内包することによって“映画を(多面的に複合的に立体的に)再構成”しているのです。そんな「映画の構造」を考え巡って、前述の「キュビズム」という言葉に行き着いたわけです。今作品が他の凡庸なミュージカル映画と一線を画す要因となるのが、演出味たっぷりなナイトクラブのショーという別次元で、全てのミュージカルシーンが実施されているところにあります。出演者がショーのパフォーマーとなり、観客に向けてストーリーシーンとは違う手法のプレゼンテーションを繰り広げていくのです。その内容は「嘘まるだしの逆説的自己プレゼン」や「可笑しいほど自虐的な自己プレゼン」であったり「ある状況下における人間関係、力関係の変化、役割説明」までもが、照明・衣装・大道具を利かした劇的空間で展開されるのです。このようにストーリーシーンとミュージカルシーンとの明快で大胆な分離を計ることによって、「違う視点」がクローズアップされ、この映画は厚みのある立体感のある作品へと昇華し、稀有なミュージカル映画と醸成していったのです。■ラスト2人組による機関銃ショーは 「誇大妄想としての叶わなかった夢物語」であったと主張しておきたい。結局、共演が成功しなかった末の妄想だったのだ。嘘・自惚れなど虚実入り乱れたこの映画のラストとしては悪くない解釈だと思いますが、いかがでしょうか? 【マーク・レスター】さん 8点(2005-01-01 00:54:03)(良:1票) 89.《ネタバレ》 見事なまでに悪人揃い。しかも「世間様に顔向け出来ない」悪人じゃなくて、「世間様に顔を見せたくって見せたくって仕方ない」悪人ども。みーんな自分の事しか考えていない。富と名声を得るためには手段を選ばない。でも、これこそがショー・ビジネス!例えストーリーが陳腐だろうと、この映画の面白さは、そんな虚栄に満ちたショービズ界が、自らの世界を自嘲気味に描いたことにある。「私たち、セクシーでゴージャスだから何やっても許されるのよね~うふふふ~♪」「俺たち、どーせ踊らされてるだけなんだよね~あはは~~」。倫理や道徳がぶっ飛んでる、と言えばそれまでだが、今現在のどこかの国の芸能界を見ていても、実はあんまり違わないんじゃないかと思える不思議さ。だって今テレビ画面に普通に溢れているのは………逮捕歴のあるミュージシャンだったり、玉の輿に命懸けてるタレントだったり、暴○団とも繋がってる芸能人や芸能事務所だったり、単なる宣伝機関と化している芸能ジャーナリズムだったり……「シカゴ」との違いは、さすがに殺人者にはなかなかお目にかかれないこと(ま、裏で何があるかは知りませんよ)。そして、その中に、ロキシーやヴェルマのようにちゃんと歌って踊れる真の「タレント」が殆どいないこと。うーん、どっちが幸でどっちが不幸なんだろう?! 【中山家】さん 8点(2004-12-23 12:54:20)(良:1票)
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