みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
34.《ネタバレ》 最近、10月・11月に立て続けに投稿があり、私もつい刺激されたので、再見。皆さんのレビューも拝読した上で投稿しました。私の場合は【肯定派】であることを前提に【脱線話】をお伝えします。 劇場公開当時、話題になったものの、プライベートがせわしなかったので観に行けず、レンタル開始を機に、早速、鑑賞。【予備知識】なしで観たのですが…ディティールは異なるものの、私にとって①身長30メートルで、②本来、兵器として創られたロボットが、最初に少年と出会ったことで正義の存在となり、③少年達を救うために、自らの意志で宇宙へ飛び立ち、犠牲となって爆発する…という【3要素】のプロットが揃った物語は、TV特撮番組の【ジャイアントロボ(1967~1968年):以下、ロボと表記】です。そのため、当作品におけるハッピーエンドのラストシーンでも「アイアンと違って、ロボは帰って来なかったんだよな…」と切なく感じました。このように、子供の頃に観た【ロボ】への思いが変わっていないことに、自分自身、とても驚かされたものです。たかが【子供向け特撮番組の架空の存在】のはずなのに、です。 今回の再見でも、ミサイルへ向かうクライマックスでは「アイアンは、ホーガース少年との会話の末、互いの合意のもとで宇宙へ飛び立ったんだ」とあらためて認識。そして「ロボは、もともと自分の意志を持たず、大作少年の命令に“ンマッ!シ~…”と答えて従うだけで、会話もできないロボットだったんだよ。そんなロボが、大作少年や地球を救うために、初めて命令を聞かずに飛び立ったんだよ。結局、最後まで会話はできず、大作少年が必死で止めようとする言葉(もはや命令なんかじゃない!)を振り払って…」と思ってしまいました。【ロボ】を観て40数年経っているにもかかわらず、【ロボ】への思いは、風化するどころか、むしろ歳を重ねて強まっていたようです。ただ、この【ロボ】についてふれて下さっているレビュアーさんは、170近い膨大なレビューの中で↓【IKEKO】さんと【nizam】さんのみ。自分の年齢を感じないわけにはいきませんでした…。 なお、多くのレビュアーさん達から、【アイアン・ジャイアント】の物語は「王道/ありがち/ベタ」といった感想が寄せられており、私もそう思います。ただし、少なくとも【ロボ】の最終回に対して、当時の幼い私は「王道/ありがち/ベタ」とは全く思いませんでした。色々な資料を読んでみても当時の子供達(というか、私と同年代の人達)にとって、強烈なラストであって、けっして「よくあるパターンだ」ではなかったようです。おそらく、日本では【ロボ】にインスピレーションを得た作り手さん達、さらにその次の世代の作り手さん達が、長年、様々にアレンジしながら創ってきた無数の特撮・アニメ番組及び映画を通じて培われてきたものが「王道/ありがち/ベタ」として浸透し、現在に至っているのでは…と思われます。 一方、アメリカでも【アイアン・ジャイアント】のような「王道/ありがち/ベタ」の物語を形成し得た背景には「世界中に似たような昔話があるように、古今東西、人間の発想は同じようなもの」ということかな、と思われます…と言いたいところですが…アメリカでも、【ロボ】は【Johnny Sokko and His Flying Robot】の題名でTV放送されていた時期があったそうで…ひょっとすると「王道/ありがち/ベタ」に至る事情は、日本と似ているのかもしれません…。 このように思いっきり【ロボ】と重ねて鑑賞した私に対し、一緒に観た女房は「アイアンの精神年齢って幼児さんよね。いくら、自分がなりたいものになるんだ!と言ったって、母親だったら幼い我が子を、爆弾に突っ込ませるなんてことしないわ」と力説していました。確かにその通りだと思います。【架空の物語として郷愁たっぷりに味わう/リアルに命というものを感じとりながら現実的に考える】というこの違いは、↓の【3Mouth】さんや【カフカ】さんがおっしゃる通り、【男女差】なのかも…と思ったりしました。 さて、採点ですが…自分でも「くどすぎる」と感じるぐらい【ロボ】への思いが強くなってしまったので、ここは冷静に、当サイトの採点基準である【見た後、率直に面白かったぁ…って言える作品】ということで8点に留めておきます。 なお、若いレビュアーさんが【ロボ】を観たら、きっと、とてもチープに感じると思います。しかし【ロボ】が幼い私に与えてくれたものが、今でも私の心の中に生き続け、豊かにしてくれているのは確かです。【アイアン・ジャイアント】も多くの子供達の心に残り、いつか新たな「王道/ありがち/ベタ」な名作が生み出される…かもしれません。 【せんべい】さん [DVD(字幕)] 8点(2018-12-08 09:51:16)(良:1票) 33.謎の巨大ロボットと少年との心の交流を描いたどストレートなアニメ映画だった。 新鮮味はなく、ありきたりと言ってしまえばその通りだけれど、王道的な映画世界を堂々と描き切った“巧い”映画だと思った。 ありふれたお話だが、まずストーリーの転じさせ方が巧い。序盤の何気ない描写がしっかりとクライマックスやラストの伏線となり、ちゃんと惹き付けてくれる。 時代背景が冷戦構造のまっただ中だったり、主人公の少年の父親はおそらく戦死していたりと、テーマである「暴力反対」が決して押し付けがましくなく、心温まるストーリーの中ですんなりと入ってくる。 監督は現在公開中の「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」のブラッド・バード。 他にも「Mr.インクレディブル」も監督しており、とても「娯楽」を描くことに秀でた人だと思う。 娯楽映画こそ、作り手の才能が大いに影響されるジャンルだということを改めて感じた。 映画は、アニメ映画らしく心地よいラストで締められる。素直に「ああ、良かった」と思った。 【鉄腕麗人】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-12-30 14:26:20)(良:1票) 32.アメリカン・アニメとは思えないほどシブくて落ち着いたムード。森と海のある小さな町の空気、3人のさびしさを抱えたキャラクターたちと「なりたい自分になる」気持ちにめざめる元兵器のロボ。王道のストーリーですが描き方がよければかまわないと思います。人物は手描き、ロボはCGですが微妙なライン処理を施した手描きテイストで古さと新しさが共存。脚本のマッキャンリーズは父のいない少年に思い入れがあるのでしょうか。最後は思わずうれしさがこみあげる、「ウォルター少年と、夏の休日」とセットで好きな作品。 【レイン】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-03-01 06:53:06) 31.ひねりは無いが安心して楽しめた 【からいもの】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2008-12-14 12:28:27) 30.《ネタバレ》 取り立てて新しさを感じない話ではあるが、セルアニメ風CGアニメとして秀逸なできばえ。安心して見れる作品。だが、最後の最後で疑問を感じてしまったので減点。・・・・原爆に突っ込んだロボットが子供のところに戻ると、子供が被爆しちゃいますよ。アメリカ人の原爆に対する認識はただの“すごい威力の爆弾”という程度なのでしょうね。しかし、私には最後のシーンはホラーでした。ハッピーエンドではなくバッドエンドを暗示するものに感じられた。重箱の隅をつつくような意見ですが、他の部分の出来が良いだけに惜しい。 【まめ】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-05-07 22:25:58) 29.《ネタバレ》 いい年をして、号泣してしまった。このロボットはすごい力を持っていて、純粋で教えられたことを素直に守ります。悪く育てると、周りにものすごい迷惑や被害を与える存在になり、逆だと、いろんな人の役に立ち勇気や希望を与える存在になります。人にたとえれば生まれたての子供といったところでしょうか。いろいろ考えさせられた映画でした。 【たけよし】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2008-01-10 23:02:36) 28.《ネタバレ》 噂で良い良いと聞いていたので半信半疑で観ましたが、ちょっとホロリとさせられる良作でした(^o^)小さい子と一緒に安心して鑑賞できますね。 【kiryu】さん [ビデオ(吹替)] 8点(2006-08-28 22:39:24) 27.《ネタバレ》 公開当時、ディズニーのイメージが強い米国のアニメ映画の中では大人でも鑑賞出来る内容だとかなり話題になりました。“国の脅威となり得るものをそのまま放置する訳にはいかない”でも自国の防衛という解釈はどこまで許されるのでしょうか。国内であろうが敵を殲滅する為には使える兵器は全て使ってしまいそうですね、これでは国を守るという大義が暴走して国を滅ぼしかねません、強くなりすぎた米国の性なのでしょうね。娯楽の中に警告や批判を織り交ぜる、初期の宮崎アニメのナウシカやラピュタと同じ雰囲気をこのアイアン・ジャイアントにも感じました。 【眼力王】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-01-22 13:25:37)(良:1票) 26.《ネタバレ》 オープニングの美しい宇宙の映像、そして嵐の中でのジャイアント登場シーンから早くも物語に惹き込まれてしまいました。差し詰め「E.T.」+「ドラえもん のび太と鉄人兵団」という印象ですが、ジャイアントの滑らかなCG、躍動感溢れる映像と、これぞまさしくアニメーションの醍醐味!クライマックスの暴走シーンも迫力が有り、またジャイアントの恐ろしさも感じた。時代設定が米ソの冷戦期間というのも心憎く、最後までジャイアントの正体が明かされないのも良いです。ただ惜しむべくは本作がブラッド・バードによるオリジナルストーリーではないということ、これさえクリアしていれば完璧だったのですが…。とは言えそんなことを補っても余りある程の魅力がこの作品にはあるし、後にピクサー社で「Mr.インクレディブル」なんかを撮ることを考えればやはり彼は偉大なのでしょう。日本の大量に氾濫したロボットアニメに抵抗を感じる自分にとっては、これは新鮮な衝撃を受けました。 【かんたーた】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2006-01-22 11:06:25) 25.「直球とカーブしかなくても、球威があればプロでも立派に通用します」という基本を思い出させてくれるそんな映画。 【あばれて万歳】さん 8点(2004-08-09 11:48:47)(良:2票) 24.ストーリーに目新しい物はありませんが,かなり良かったです.ジェニファー・アニストンが声あててたなんて気がつきませんでした.アメリカのアニメで初めての合格点どころか・・・って感じでした. 【マー君】さん 8点(2004-06-13 18:48:21) 23.アメリカ製アニメ映画ということで、最初はキャラクターデザインがちょっと・・・とか思っていたのですが、観ているうちにどんどんとハマってしまい、最後には目が潤んでしまいました。破壊を目的として造られたジャイアントが、本当になりたい自分になって飛んで行くシーンに感動。日本語吹替えで観るのをオススメします。 【ライヒマン】さん 8点(2004-06-02 21:51:16) 22.アメリカのアニメってあまり得意じゃないんですが、これは良かったです。素直に感動出来るいい映画でした。 【ゆうしゃ】さん 8点(2004-03-25 12:22:28) 21.知人にすすめらたけどアニメだし大した事ないだろうと思っていたら、最後は涙なくしては見れませんでした。 単純なストーリーで先が読めるけれど、すごく純粋な気持ちになれた作品でした☆ 【sola】さん 8点(2004-03-10 10:02:47) 20.大人になる、毎日同じ事の繰り返し、わかってはいるけれど忘れてたみたい。誰でも知ってるし持ってるはずの大事な部分を再認識させてくれる映画だと思います。 ストーリー展開は絵に描いたような王道だからこそシンプルにわかりやすく、で、力強く胸に響く物が有りました。やさぐれてしまった自分に流す涙~みたいな★ハッハ 映像もテンポ良く、所々見え隠れするぐっとくる部分も楽しめました。 【とらきつ】さん 8点(2004-03-04 02:56:57) 19.ラスト少年を守るために飛び立つシーン。あそこが泣ける。 単純な話だがよく出来てます。 【リモ】さん 8点(2004-02-15 22:17:00) 18.定番ストーリー(人、それをお約束と呼ぶ)の強さを再認識させてくれる映画。 ベッタベタでコッテコテなんだけど...いいんだよなぁ。 【渚の肺から心臓】さん 8点(2003-12-23 08:14:21) 17.とにかく全てにおいて悪い所が見当たらない。わたしが口出しする余地無し!うちの子供が大好きで、もう20回近く見せられてるので今はちょっとウンザリ。最近は「ロボのやつ観よう!(アイアン・ジャイアントのこと)」と子供が言ったら、わたしはもっぱら読書か昼寝だ。 【カズゥー柔術】さん 8点(2003-12-09 11:32:20) 16.アニメなので、実は敬遠していましたが、なんともいい話でした!!もっと早く見れば良かった。。 【junneisan】さん 8点(2003-11-26 16:01:34) 15.だいぶ前に一回見て、最近見たらまた半泣きしてしまった。やっぱいいね これ。 【豆乳星人】さん 8点(2003-09-28 01:03:06)
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