みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
9.《ネタバレ》 自分で編み込んだトリックに縛られた犯人と、決め手にもなった犯人により縛られた靴紐のことがかかって、(原題とは似てもにつかぬ)邦題「自縛の紐」が生まれたのだと思います。もしかするとタイトルでネタバレ?とも思いますが、コロンボシリーズの邦題は、すべからく原題とは似てもにつかぬものであり、邦題をつけた人が愛着を持ってつけたんだろうなあと思えるものばかりです。そんな中でも、本作の「自爆の紐」は味わい深いものだと思っています。 【なたね】さん [DVD(吹替)] 8点(2023-03-27 19:27:03) 8.編集が少し雑なのが難ですが、ミステリーとしては傑作だと思います。 電話、靴紐、その他の小道具が実に上手に使われていて、伏線が2重3重に 張られていて、それが最後に「ああ、そうか!」と思います。 コロンボが犯人に激怒するのも珍しいです。 編集がもっと丁寧になされていたら、シリーズ5指に入る大傑作になったと思います。 【ひろみつ】さん [地上波(吹替)] 8点(2014-10-26 00:13:26) 7.《ネタバレ》 スポーツジム経営者が悪どい経営を暴かれそうになっての犯行。 コロンボが犯人に怒りを露にぶつけるのは珍しく『溶ける糸』以来か。 それほど嫌味で憎らしい奴として描かれているので、対決もそれだけ盛り上がる。 スタンフォードの電話は録音テープを利用して作ったものだったが、ジェシカに対して事務的なリアクションだったことから疑問を抱いたコロンボに見破られる。 その他にも革靴の跡、中華料理の出前、バーベルの重さ、スタッフォードの電話の内容など、細かい疑問や推理も見どころ。 このまとわりつくようなしつこさは、犯人が嫌な奴ほどおもしろい。 ユーモラスなシーンも散りばめられ、ビキニ美女にドギマギしたり、ランニングに付き合わされてヘロヘロになるコロンボが笑える。 ラストの決め手も論理的で、シリーズの特長がバランスよく味わえる佳作。 【飛鳥】さん [DVD(吹替)] 8点(2013-11-11 21:28:49)(良:1票) 6.《ネタバレ》 これは余韻というか、後を引く衝撃作品でした。ラストシーンが本当に呼吸も忘れそうなくらいの緊迫度。足をデスクにわざと乗せるのを見て、もう、警部がどれだけこの犯人を嫌いかというのが痛いほど分かります。被害者は犯人によって着替えさせられたことをこれでもかとクドく強調した後、着替えているのを知っていたのはお前だけだ! とたたみかけるのは、賛否両論あるようですが私は怖いほどに秀逸だと思いました。後半で一気に犯人と対決モードになるのですが、激昂して「アンタが犯人だとあたしも思ってる」と宣言する、この滅多に見られないコロンボの計算外(多分。これも計算のうちではあってほしくない・・・)の感情の発露がコロンボファンとしてはたまらないのです。最初のカミさんとの電話のシーンで「話しててもいいよ、こっちは切るけど」の台詞を言っているコロンボの表情が良く、コロンボ夫妻は本当に仲睦まじいのだということが察せられて嬉しくなります。刑事コロンボでなく「人間コロンボ」全開の素晴らしい作品。 【すねこすり】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2009-11-27 14:48:31) 5.《ネタバレ》 夜中に見ると中華料理が食べたくなる!ヤキメシ、エッグフーヤン、ポークリブ?あっちゃー、おいしそう。今から何か食べたくなって・・・イヤイヤガマン。 【RTNEE USA】さん [インターネット(字幕)] 8点(2005-03-12 00:34:57) 4.鉄の棒を首に押し付けて殺すなんて!鍛えられた犯人だからこそ出来た荒業だろう。そう、今回の犯人は健康クラブのオーナーでもあるマッチョな筋肉野郎である。さあさあ、今回の相手は手強いぞ!コロンボはいかにして落とすのか? というわけでこの作品も犯人対コロンボの対決の快感が十分に味わえる作品となっています。最初は犯人のもの凄いトレーニングに引っ張られて主導権を握られていたコロンボですが、オフィスに乗り込んでからはさりげなく犯人の火傷について指摘したり、どんな些細な手がかりも見逃さず犯人を追い詰めていきます。こうなりゃ完全にコロンボのペースだ!犯人の所有する健康クラブにトレーニングをしに来て「まだやり始めて20分ですが、もうう生まれ変わっちゃったみたいだ」なんて言いつつ、ちゃっかり犯人のオフィスに乗り込む手際の良さは拍手ものです(笑) そして、いよいよラストの対決!犯人の些細なミスを突いた見事な謎解きでした。これには唸りましたね。いや~、今回ばかりは私の完敗です(いつもだけど) 【きのすけ】さん 8点(2004-06-09 13:02:20)(良:1票) 3.何時になく犯人に激昂するコロンボ、靴への執着は紐だったのかと気付いた時には後戻り出来ないところまで追い詰められていた。悔しいけど完敗だ。 【亜流派 十五郎】さん 8点(2004-05-20 21:45:29) 2.《ネタバレ》 間違い無く『コロンボ傑作選』に選ばれるであろう一作。『自縛の紐』サブタイトルもええ!コロンボの言う通り、完璧なアリバイが仇となる。まさに『自縛』。本作の見所は、↓のお二人がおっしゃってる通り幾つもありますが、特に最後の謎解きの部分は必見!わざと机に足を乗せて相手を怒らせる。冷静さを失わせて一気に攻め落とすコロンボ。犯人表情は怒りから狼狽に変わっていく。そして最後の決めゼリフ!胸がスカッとする瞬間である。『二枚のドガの絵』『別れのワイン』と並ぶ名作である。尚、DVD版のエンドロールで犯人の『マイロ・ジャニス』のCMソングらしきものが流れているが、小生は英語が苦手である。分かる方はレビューにて報告いただければ幸いである。←ちょっと本気 【pony-boy】さん 8点(2003-11-16 19:34:34)(良:2票) 1.《ネタバレ》 う~ん、STING大好きさんさすがだ。もう私が思っていることを全部吐き出してくれましたので充分満足です。これは靴紐ですねー。何気なくコロンボが靴を見てたので、なにかあるんかなーって思ってたが、そうだったのか、いやあーアッパレでございます。犯人は充分体を鍛えた人で、到底追いつけないであろうに、へーへー言いながらランニングしてましたね。それに今回スウェットスーツ姿を披露するんですが、スウェット姿のコロンボはただの、おっちゃんにしか見えないんですね~。なんか笑ってしまいました。しかしこの作品も、なるほど~と、思わざるを得ない傑作でした。 【fujico】さん 8点(2003-11-14 12:56:06)
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