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【クチコミ・感想(8点検索)】
2.木下監督版との大きな違いでもあるクライマックスの花嫁行列の場面では、静と動・紅と白の対比を活かしたクロスカット効果と相俟って主題歌が一段と昂揚感を煽る。この当り、マキノ作品的な歌舞性が垣間見れる。特にロケーションに関しては時代環境的な要因からして絶対的に不利なリメイク作品だと思うが、綿摘みに遠出する場面をはじめとしてそうした制約を感じさせない開放的なロケーションと撮影が素晴らしく、尚且つカラー作品として色彩の美しさによって旧作にも負けない景観の魅力を引き出している。画面上のアクセントとして行灯や引き戸などを効果的に配置した屋内撮影や、場面転換の随所に挟まれる情景ショットも絶品だ。特に夕景の数々が素晴らしい。 【ユーカラ】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-09-15 21:52:23)
1.皮肉なモンですね、出演したご本人が自分の過去のフィルモグラフィーから抹消したいであろう映画が作品としての評価は一番高いとは・・・。しかし自分がここで褒め称えたいのはこれが監督デビュー作となった澤井信一郎監督の職人的手腕である。当時の松田聖子の凄まじい人気を考えると、どんないい加減な駄作を作ったとしても一応はヒットしたとは思うが、単なるアイドル映画に貶める事なく映画の文法をきちんと踏まえた正統派の演出は素晴しいと思います。澤井監督の今現在に至るまでのご活躍も、これを見ればうなずけます。もう亡くなってずいぶん経つけど、明治生まれの俺のばあちゃんもこれ見て泣いてました。それ以来松田聖子がテレビに出るたんびに「あの民さんがねえ・・・」とニコニコ笑って応援してましたもん。彼女がその後スキャンダル等に巻き込まれる姿を見る事無くばあちゃんは天寿をまっとうして逝きましたが、それはそれでよかったのかなあ・・・なんて考えてしまいます。(追記)澤井監督の演出術の本が出ましたよね。この作品や「Wの悲劇」等を高く評価してる自分は非常に(立ち読みですが)興味深く拝見させて頂きました。 【放浪紳士チャーリー】さん [地上波(邦画)] 8点(2004-12-04 14:03:46)(良:5票)
マーク説明 |
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★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
21人 |
平均点数 |
6.33点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 3 | 14.29% |
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5 | 4 | 19.05% |
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6 | 4 | 19.05% |
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7 | 6 | 28.57% |
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8 | 2 | 9.52% |
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9 | 1 | 4.76% |
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10 | 1 | 4.76% |
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【その他点数情報】
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