みんなのシネマレビュー

真珠の耳飾りの少女

Girl with a Pearl Earring
(La jeune fille à la perle)
2003年【英・ルクセンブルグ】 上映時間:100分
ドラマ歴史ものロマンス小説の映画化
[シンジュノミミカザリノショウジョ]
新規登録(2004-02-10)【c r a z yガール★】さん
タイトル情報更新(2020-06-24)【イニシャルK】さん
公開開始日(2004-04-10)


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監督ピーター・ウェーバー
キャストコリン・ファース(男優)フェルメール
スカーレット・ヨハンソン(女優)グリート
トム・ウィルキンソン(男優)ライフェン
キリアン・マーフィ(男優)ピーター
アラキーナ・マン(女優)コーネリア
アナ・ポップルウェル(女優)
音楽アレクサンドル・デスプラ
撮影エドゥアルド・セラ(写真撮影監督)
製作アナンド・タッカー
製作総指揮ピーター・ブロック[製作]
配給ギャガ・コミュニケーションズ
美術ベン・ヴァン・オズ(プロダクション・デザイン)
衣装ディーン・ヴァン・ストラーレン
あらすじ
17世紀のオランダ。貧しい娘のグリートは奉公先で気位の高い女主人や大勢の子供たちに囲まれ、日々の仕事に追われるうちに主人で画家のフェルメールの正体を次第に掴んでいく。肖像画家として高収入を期待されながら、フェルメールには別の目標があった。絵画によって光を捉えること・・・。グリーダに絵に対する好奇心が芽生えるにつれ、フェルメールは派手好きな妻から清楚なグリートへと画家としての関心を移していく。美しさと清純さによって絵画史上に肖像イメージを残した少女と少女の目を通して見た天才画家の生活を描く。

かわまり】さん(2009-09-27)
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【クチコミ・感想(8点検索)】

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10.《ネタバレ》 いい映画だと思います。キリアンマーフィ君もいい役だったし 女優さんも名画にもピッタリの配役でした。フェルメールがなんで最近まで評価されなかったのもなんとなくわかるし(注文画家だったのでしょうか)画家を描いた映画としては 変に監督の思入れもなく見れました。 ガリペロさん [DVD(字幕)] 8点(2018-09-11 21:51:57)

9.《ネタバレ》 下働きの美しい娘が来たことにより巻き起こるフェルメール家の不協和音。
嫁はもちろんのこと幼い実娘までも嫉妬し、盗みの罪を擦り付ける始末。
小さく震えるような声で助けをもとめる娘、それに応え激怒し実子の罪を暴く
フェルメール。そして耳たぶ孔開けにつながってゆくのであります。
肉屋のせがれとのくだりや、パトロンが手込めにしようとするくだりは、
そういう意味で必要なんでしょうね。 かれくさん [ブルーレイ(吹替)] 8点(2013-05-19 22:31:56)

8.作家の想像力が、一枚の名画から、こんなスケベエでドロドロしたお話を作り上げよった! なにか清純なものが汚らわしいものによって陵辱された気分が残る。それにしても、画面は極上に美しかった。撮影・照明・美術・衣装に引き寄せられて8点。 goroさん [DVD(字幕)] 8点(2008-09-28 04:33:34)

7.《ネタバレ》 絵画「真珠の耳飾りの少女」を鑑賞しながら目を閉じ、イマジネーションを働かせると…観えて来るものは何なのか。それをそのまま表現した作品という印象を抱きました。本当に最後にはため息が出るほど美しくも切ない作品だと思います。 ClocheRoseさん [DVD(字幕)] 8点(2008-01-31 10:35:23)

6.映画自体は静かなのに、張り詰めた緊張感がずっと漂っていて、気がついたらストーリーに引き込まれていました。一枚の絵から想像して、これだけのことを書けるのがすごいと思います。スカーレット・ヨハンソンの雰囲気は何でこんなにエロいんでしょうかね。 mamimamiさん [DVD(字幕)] 8点(2006-06-11 22:59:14)

5.本物はまだ「青いターバンの少女」と呼ばれていた頃一度見た。 その絵を愛する女性が想像力を駆使して織った物語は着想はユニークであるものの、小説のヒロイン、フリートはいまひとつ繊細さに欠けており、映画版のグリートに多くを語らせぬのはより神秘的で純粋な存在にしたいのが感じられ、製作者の妻が書いた脚本の方が好ましい。 白磁の肌のスカーレット・ヨハンソンの息使いさえ聞こえそうな、静謐な空間での寡黙な画家フェルメール(コリン・ファース)との交歓。 密やかに編まれた恋とも知れぬ絆。 採光や構図も画家の世界を再現したもので、画家が使用したとされるカメラ・オブスキュラも登場する。 耳飾りと一体化するための痛みを伴った儀式は間接的ながら官能的。 フェルメールとの関係が精神的なものならば肉屋の恋人ピーターは現実的な存在であり、演じるキリアン・マーフィは魅力的だが、映画ではグリートとの恋の結末はぼかされているのは、やはりフェルメールに重きを置くためか。 画家のパトロンである好色なライフェンや画家の心に入れない妻カタリーナも作品を盛り上げる。 小説と一番違うのはラスト。 一家を構えたフリートは想い出の品である耳飾りを金に替えてしまう現実派だが、映画はそれよりもロマンティックな余韻を残しており、地味ながら彼らの思いがまだくすぶっているかのようだ。 レインさん [映画館(字幕)] 8点(2005-11-05 18:34:16)

4.《ネタバレ》 芸術家には憧れてしまいます。美しいものや情景を人より堪能できる。
この映画は、絵画のようなカットが豊富で、流れる雰囲気もいい感じ。
光の使い方も絶妙。窓から取り込まれる光、蝋燭の光、地下室の暗闇。
アトリエは、光に満ちて生き生きとしたオフィス。
ラストで完成した絵が出た時は、とても感動して鳥肌が立ちました。
ストーリーはともかく、味わい深い映画で後味も良かった。 ボビーKさん [DVD(吹替)] 8点(2005-05-21 22:29:30)

3.反則系女優スカーレット・ヨハンソンたんとご主人様系俳優コリン・ファースが言葉少なに語る中世絵画。ただただ酔いしれました。 へろりうしオブトイジョイさん 8点(2004-07-30 06:44:54)

2.《ネタバレ》 世界中のフェルメールを見て周るのが夢、といってたのは誰だっけ。私もそんな気にさせられてしまいました。個人的好みとしてはもうちょっと色恋部分を薄味にしてほしかった。でもそうするとホントにフェルメールのPVになってしまいそうだけど。 馬飼庄蔵さん 8点(2004-06-15 15:16:10)

1.グリートにとって髪を見られるのは裸体を見られることであり、耳に穴を空けられることは処女を奪われることである。となると唇をなめさせられるのは、いわばオナーニを強要させられているようでハアハアw..(失礼)。
彼女にとってピーターはフェルメールの代替品でしかなかった。キリアン・マーフィーはジョニー・デップを意識した演技をしているが、それが全然決まっていないばかりか逆にキモい印象を与えてしまっている。
貧乏家庭に6人の子供では生活が大変である。コーネリアは早くもグレ始め、矢口真里にそっくりな顔と性格になってしまっていた。将来が不安である。
「髪結いの亭主」のエドゥアルド・セラの撮影は今回も色調にこだわった。光と影に固執し、全体的に落ち着いた色彩の中で、唯一デフォルメされたラピスの青がとても眩しく印象的だった。
デヘデヘさん [映画館(字幕)] 8点(2004-05-06 17:50:17)(良:1票) (笑:3票)

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【点数情報】

Review人数 69人
平均点数 6.33点
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111.45% line
200.00% line
300.00% line
457.25% line
51318.84% line
61724.64% line
71927.54% line
81014.49% line
945.80% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.50点 Review6人
2 ストーリー評価 6.00点 Review8人
3 鑑賞後の後味 7.88点 Review9人
4 音楽評価 7.71点 Review7人
5 感泣評価 4.66点 Review3人

【アカデミー賞 情報】

2003年 76回
撮影賞エドゥアルド・セラ候補(ノミネート) 
美術賞ベン・ヴァン・オズ候補(ノミネート) 
衣装デザイン賞ディーン・ヴァン・ストラーレン候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2003年 61回
主演女優賞(ドラマ部門)スカーレット・ヨハンソン候補(ノミネート) 
作曲賞アレクサンドル・デスプラ候補(ノミネート) 

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