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【クチコミ・感想(8点検索)】
2.ジュリアン・ムーア主演「エデンより彼方に」(8点)が公開された頃、何かの批評でこれは50年代メロドラマの名匠、ダグラス・サーク監督へのオマージュという文章を読みました。それ以来、まだ観た事のないこの監督の作品がどんなものなのか夢想していたところ、ようやくこの作品のDVDと遭遇。甘物好きの自分には、非常に感覚的にぴったりくる流麗なタッチの演出で嬉しくなってしまいました。画面を支配する色彩の美しさといい、見栄えのする美しい俳優たちの扱いといい、これは正に自分好みの作品(笑)冷静に判断すれば5点か6点の間くらいですが、自分は好きな映画には独断でエコヒイキしまくります。まだまだ自分の知らない名監督がハリウッドにはいたんですねえ・・・。内容自体は昼ドラ向きのメロドラマに過ぎませんが、ひとつ特徴を挙げるとすれば脇役が主役よりも目立ちまくりという点。主役のロック・ハドソンなど、ただただハンサムで翳りのないヒーローというだけで、まるでのっぺらぼうみたいに個性も性格の面白さもない。ひたすら脇役の不肖の金持ちアル中ドラ息子&淫蕩娘のキャラクターの面白さの方が突出した印象を残すという著しくバランスを欠いたヘンな作品ではあります。もっともっとこの監督の作品を観てみたいなあ・・・。 【放浪紳士チャーリー】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-06-14 10:27:46)
1.メロドラマの巨匠、ダグラス・サークの映画はどんな有名俳優が登場しようと俳優の映画ではなくダグラス・サークの映画になる。物語はありがちなメロドラマだけど、風に揺れるカーテンや螺旋階段や車が効果的に感情表現に一役買った演出は巧いし、石油会社の息子の奔放な行動のひとつひとつに破滅を予感させるなにげない伏線も巧いけど、それ以上に画面全体に独特の色を持っているのが実に惹かれる映画なのです。洗練された、という表現はちょっと違う、かといって古臭いというのでもない、どちらにも当てはまりそうでいて少しずれてる感じ。うまく表現できないけど、あぁ、サークの映画を観ているんだぁという感慨にふける、その体験に感動。 【R&A】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-11-28 13:21:47)
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【点数情報】
Review人数 |
5人 |
平均点数 |
6.80点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 0 | 0.00% |
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6 | 3 | 60.00% |
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7 | 0 | 0.00% |
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8 | 2 | 40.00% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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