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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想】
3.ロケ地は事件現場、台詞は忠実に再現。実録再現フィルムを見せられる。凄いの一語に尽きるリチャード・アッテンボローとジョン・ハートの演技が事件の陰惨さを生々しく際立たせている。日本劇場未公開も納得の恐ろしい作品。 【The Grey Heron】さん [DVD(字幕)] 8点(2016-09-27 00:46:34)
2.《ネタバレ》 何という微塵の明るさも希望も無く、救いの無い映画か・・・。
実話モノであり、実際に殺人が行われた現場でロケを敢行したという実録サスペンス。
エンターテイメント性を排し音楽もほとんど使われず徹底的に地味に撮られた作品ですが、
実際の犯行現場ロケということもあり、その作風がより重さと気味の悪さを感じさせます。
その現場で快楽殺人を重ねた男を演じたのが後に名監督となるリチャード・アッテンボロー。
感情をむき出しにしたり大声を張り上げたりすることあまり無く
地味に演じていますが、それが余計に形容し難い不気味さを醸し出しています。
もう1人、無実の罪で絞首刑となった若者を演じたのがまだ若き日のジョン・ハート。
アッテンボローの静かな怪演とは対照的な終盤の熱演が印象的。
読み書きもほとんど出来ない無学の若者。妻子を養うに十分な収入を得ることができる仕事に就けない。
そこをアッテンボロー演じる真犯人にいいように利用されてしまう。
ずさんな取調べと裁判を経て殺人犯にされ死刑を宣告されてしまう。
本作が製作された頃にはイギリスではもう死刑制度は廃止されていたのでしょうか。
この青年の運命は様々な問題を提起しているように思えました。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 7点(2016-03-03 22:12:02)
1.《ネタバレ》 突然に思いもよらない悲劇が訪れた時、普通の人でも冷静でしっかりした判断をテキパキ行うのは難しいのではないかと思ったりします。きっと「自分がもっとしっかりしてれば妻は死ななかった」と思うところもあったかもしれないところに、さらにいいように騙されて、子供まで殺されたことがわかった時の、衝撃や悲しみや自分のひどい扱われ方に気付いた怒りなどがグルグルと頭の中で渦巻いて、きっと彼は自分の不甲斐なさを自分で責めたのかなぁ…。その死に「責任がある」と答えてしまう。
頭は良くないかもしれないけど、自分に厳しく他人に優しいと言えなくもない(妻やその友人への当たり方とかヒドイのですが…協力者であったはずの隣人に迷惑をかけたくないという感情はあった)。彼が嘘をつく理由は様々にあるけれども、少なくとも誰かをかばうための嘘であっても、それが自分を殺すことになるのかと思うと、よほど大事な人(それこそ自分の命と引き換えても構わないくらいの人)のためじゃなきゃ、人をかばう嘘もつきたくないなぁと思う映画でした。
4件の犯罪歴が明らかになっている殺人者と、虚言癖があるちょっと頭の弱い男の、命の価値の対比が恐ろしく感じました。
たった一度(一度じゃないかもしれないけど)の快楽のために簡単に人の命を奪ってしまうことを繰り返す真犯人をさておいて、被害者家族の生き残りが法の現場で「死んで当然」みたいに命を軽く扱われるという異常さ。一つの家族が快楽殺人者と法の人によって全滅。法の人「人殺し」と変わらない。あんな簡単に無実の人殺しても、法の人は法で殺されないんですよね。全然正義じゃないなぁ。
真犯人がちゃんと分かって処罰されるけど、それで全てOKとはとても思えない。 【だみお】さん [DVD(字幕)] 6点(2016-02-06 19:11:02)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
3人 |
平均点数 |
7.00点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 0 | 0.00% |
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6 | 1 | 33.33% |
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7 | 1 | 33.33% |
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8 | 1 | 33.33% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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