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ターミネーター:ニュー・フェイト

Terminator: Dark Fate
2019年【米】 上映時間:128分
アクションサスペンスSFシリーズもの
[ターミネーターニューフェイト]
新規登録(2019-09-02)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2024-02-16)【M・R・サイケデリコン】さん
公開開始日(2019-11-08)
公開終了日(2020-03-04)


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監督ティム・ミラー〔視覚効果〕
キャストリンダ・ハミルトン(女優)サラ・コナー
アーノルド・シュワルツェネッガー(男優)T-800/カール
マッケンジー・デイビス(女優)グレース
ガブリエル・ルナ(男優)ガブリエル/Rev-9(レヴ-ナイン)
ディエゴ・ボネータ(男優)ミゲル・ラモス
エドワード・ファーロング(男優)ジョン・コナー
トリスタン・ウヨア(男優)ダニーの叔父フィリペ
戸田恵子サラ・コナー(日本語吹き替え版)
玄田哲章T-800/カール(日本語吹き替え版)
坂本真綾グレース(日本語吹き替え版)
小松史法ガブリエル/Rev-9(レヴ-ナイン)(日本語吹き替え版)
高垣彩陽ダニー・ラモス(日本語吹き替え版)
落合福嗣移民局の男性医師(日本語吹き替え版)
魚建ピーター・シルバーマン(日本語吹き替え版)
出演アール・ボーエンピーター・シルバーマン(アーカイブ映像)
原作ジェームズ・キャメロン(原案)
ジョシュ・フリードマン(原案)
デヴィッド・S・ゴイヤー(原案)
ゲイル・アン・ハード(キャラクター創造)
脚本ビリー・レイ
デヴィッド・S・ゴイヤー
音楽トム・ホルケンボルフ
製作ジェームズ・キャメロン
ビリー・レイ(共同製作)
製作総指揮デヴィッド・S・ゴイヤー
ティム・ミラー〔視覚効果〕
配給20世紀フォックス
特殊メイクジェフ・レッドナップ
スタン・ウィンストン(T-800のメイク効果デザイン)
特撮ILM/Industrial Light & Magic(視覚効果)
衣装ナイラ・ディクソン
編集ジュリアン・クラーク
字幕翻訳林完治
スタントジミー・オルテガ
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【クチコミ・感想】

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67.《ネタバレ》 リンダハミルトンのカムバックには驚きと興奮。キャメロン制作復帰が大きな後押しになったとはいえ唯一無二のレジェンド。 それだけで本作の価値は高い。 また、ターミネーターブランドは全シリーズ、アクションに限っては毎回楽しませてくれる。 近未来バトルに新しいテクノロジーやアイデアが加わることは飽きないところですね。 基本は満足でした。 ただ、「正統な続編」として前置きがあっても私としては ターミネーター2で終わったものとしてスピンオフとして見てます。 そうすれば、2を活かしつつ新たな世界観で良さも見えてくるでしょう。 スカイネットからリージョンだけは納得してませんが… 世間的な反応は冷嘲も多い。今後、新シリーズを出すのであれば脱・シュワに舵を取るのが前提で全く新しいブランディングが必要でしょうね。 mighty guardさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-05-27 13:43:57)(笑:1票)

66.シュワルツェネッガーとリンダ・ハミルトン出演ということで鑑賞。ストーリーは無理筋多し、アクションはCG技術凄いけど飽きがきた。シュワちゃんは古希を過ぎて流石にモッサリ感が目立つ。しかし、還暦過ぎたリンダ・ハミルトンの締まった肉体に目が釘付け「カッコイイ~」 聞くところによると、超一流アスリート御用達のトレーナーについて超絶トレーニングと食事療法を1年間行い体脂肪15%の体を作り上げたそうで。凄い!凄すぎる! 彼女に点数の全てを。 The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 7点(2022-05-18 01:36:45)(良:1票)

65.《ネタバレ》 序盤から焼き増し感・既視感アリアリですが、それを感じさせないスピード感で前半の40分はあっという間でした。しかしやはり「ああ、ターミネーターってパート1と2で見せたいものを全て出しきってるんだなぁ」と再確認させられるのも事実で、個人的にはドラマ版「サラ・コナー・クロニクルズ」までで物語は綺麗に完結しているんだと痛感します。(クロニクルズのパイロット版のほうがずっとワクワクさせられたし) リンダ・ハミルトンにもっと意味を持たせてくれるものと思っていましたが、「未来を変えた。礼はイイ」で彼女の役割は終わってしまいます。30年の歴史を感じさせる風貌の割には彼女はただの補佐役に成り下がっており、これなら思い切ってオープニングの衝撃&出オチで息子共々T-800にやられてしまったほうがずっと良かったのでは?とすら感じてしまいました。 とにかく蛇足感・繰り返し感が強く、ジョンを死亡させてダニーを出す意味も分からないし、サイバーダインを終わらせてリージョンを出す意味もよく判りませんでした。(てか、意味ないじゃん) 更には中盤、リンダとT-800に妙な会話をさせて古参二人の存在に意味を持たせようとしてしまったがため、なんだかよくわからないイミフな映画に成り下がってしまっています。 マッケンジー・デイビスがサマー・グロー並に存在感を発揮していて非常に良かったです。ボーイッシュなのに女の子としてもとても魅力的で、プライベートでギャップがある描写でもあれば最強の萌キャラになったでしょう。彼女の魅力に若干甘めの点数です。 アラジン2014さん [インターネット(字幕)] 6点(2022-04-22 12:25:35)

64.《ネタバレ》 サラ婆さんとシュワ爺さんのハリウッド昔話みたいな話だな。 3737さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-02-21 21:15:26)

63.《ネタバレ》 まぁ、悪くはないし、良いとは思うんだけど、できるならそっとしておいてほしかった。どうしても作りたかったなら仕方ないけど、本当に必要なのかな?製作側にはその辺りをよく考えて欲しい。 いっちぃさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-11-03 20:11:25)(良:3票)

62.《ネタバレ》 てっきり『新起動/ジェネシス』の続編だと思っていたら、なんとキャメロン御大曰く『2』の正式な続編という位置づけとは、迂闊でした(笑)。それにしても28年たって「続編撮りましたって」言われてもこっちとしてはどう反応を返したらいいのか、『3』以降の一応繋がっていたような世界観は全部チャラにしてしまったわけで、まさにパラレル・ワールドです(笑)。 観始めてからは個人的には衝撃の連続、まさかのジョン・コナー殺害にT-800が成功するとは…それも『2』の結末の後のお話しなのに、なんでT-800がうろうろしてジョンを探していたんだろう?それも最新型T-1000じゃないというところは軽く突っ込んでおきましょう(T-800じゃないとシュワちゃんを出せないのは判ってますけどね)。スカイネットが存在しないはずの未来から強化人間グレースが送られてくる言い訳が、AI リージョンなるものがスカイネットと同じ事して人類を滅亡させようとしているとなるのですが、なんかすごく雑な設定じゃないですか。もっと驚くのはジョンを殺したT-800=カールおじさんが良心を持つようになってほとんど人間化していること!プログラムにインプットされたことに忠実に動くターミネーターという大前提はどこへ行っちゃったのかねえ、血迷ったかキャメロン。そのシュワちゃんに妻子がいるというのも、息子とは義理の関係と判りましたが『ブレードランナー2049』のレプリカントみたいにターミネーターにも生殖機能があったのかとドキッとしました(笑)。こうなってくるとサラ・コナーがこの映画に登場する意義が判らなくなってきますけど、歳相応の風貌ではあるけど相変わらず筋肉モリモリのリンダ・ハミルトンの存在感はさすがで、シュワちゃんが完全に喰われちゃった感がありました。 敵役のRev-9に関しては“分身の術”みたいな技があるぐらいで、設定に関してはもう完全にネタ切れ感が濃厚でしたね。『2』以降はこの敵役に起用する俳優にバリエーションを追及するのはお約束で、白人・女性・東洋系に続いて今回はメキシコ系(演じている俳優は米国人ですけど)ときましたか。でもこのメキシコ系ターミネーター、ラストの対決で「なんで人間を助ける?」なんて問いかけをシュワちゃんにぶつけるのですが、記憶では敵役ターミネーターがシュワちゃんに話しかけたのは初めてだったんじゃないかな、でも私には違和感しかなかったです。 キャメロンはこの路線で三部作を撮るつもりみたいですが、本作自体が『2』の焼き直し感が強くてネタ切れなんじゃないかと思います。「おカネが欲しい」という切実な欲求は理解しますが、本作の不評もあるし三部作は実現しないんじゃないかな。 S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-08-06 22:28:38)

61.《ネタバレ》 ~Dark Fate~暗黒の宿命。何故か日本ではニューフェイト(新たな宿命)になってた。順番で言えばターミネーター6にあたる作品。 制作にキャメロンが入ったってことで、期待感が高まった。 冒頭、サラ・コナー若くないか?…そしてあれは、ジョンじゃないか!エドワード・ファーロング演じる、私たちのジョン・コナーじゃないかっ!! もうね、冒頭5分、28年ぶりに本物のジョンを観られただけで1800円払った価値があったね。 ジョンが殺されたことはショックだったけど、完璧なものの続きを作るっていうのは、こういう、観る側にも痛みを伴う事なのかもしれない。 かつてエイリアン3で、キャメロンは自分が作った(私たちが)愛すべきキャラクターを3人も殺された。自分が残した希望を、別な監督に抹殺された。 他人の手によりこねくり回され、無職の空き巣や、砂鉄のラスボスにされた不遇な英雄ジョン・コナーを、本作では生みの親の手によって美しい姿のままで殺した。『どうして2で終わってくれなかったんだ?』と言わんばかりに。 劇中サラが「ジョンの写真1枚持っていない」って、新作の度に顔が変わるジョンに対するキャメロンの皮肉に思えた。Dark Fate=暗黒の宿命か… 3を彷彿とさせる骨格とリキッドメタルの敵ターミネーター。半分人で半分機械、サルベーションのマーカスを思わせるグレース。ジェニシスから加わった年とともに老ける設定のT-800。本作では過去の失敗を全否定するのではなく、過去の良いところを上手く取り入れて昇華していると思う。 新たなジョン・コナー≒ダニー。新たなスカイネット≒リージョン。次に続きそうだけど絶対次はないだろう。 輸送機でのアクションとか凄いんだけど、何が起きてるかよく解らないのが今風。可能なら市街地カーチェイスとか、年寄りにもわかるベタなアクションにしてほしかったかな。 リンダ・ハミルトンって、ターミネーター以外に大きな当たり役がないし、出演本数も多くはないんだけど、本当にすごい女優だ。あの年齢であの筋肉、あの風格。1本のシリーズで全部出しきってる、大女優。 しかし、シュワもリンダも歳をとったなぁ。 劇場で、シュワたち一行が山小屋を出る辺りから、ポツポツと席を立つ人が…映画が詰まらない訳じゃない、トイレが我慢できないんだ。 私たちファンも、歳をとったなぁ… K&Kさん [映画館(字幕)] 8点(2021-08-06 00:53:59)

60.WOWOWで鑑賞。ターミネーター自体にそこまで思い入れがないので、普通にチャンバラSFとして楽しんで見れました。 はりねずみさん [CS・衛星(吹替)] 6点(2021-06-13 17:10:37)

59.《ネタバレ》 意外と良かった。3~5に漂う如何ともし難いB級臭を払拭し、2並みのクオリティを取り戻したという印象。 未来から来た大谷翔平似の女戦士曰く「ジョン・コナー?誰それ」「スカイネット?知らない」一体なんなんだ…という感覚が2を観た時のワクワク感を彷彿とさせました。 ニヤケ顔の新型ターミネーターの俳優も良い。 ただ新型ターミネーターのアイデアは3とほぼ変わらないし(骨格+液体金属)、カーアクションも取り立て新鮮な所は無い。後半の展開はマンネリ感が否めず、 最後の舞台がまた工場(発電施設)かよ…とややウンザリしました。安定した観心地なのが良かった分かつて無いほどの凡作感。 これは最近の他の映画にも言える事ですが、もうちょっとロケーションのビジュアル面で工夫してほしかった感じ。 1のラスト、見渡す限りの平原に入道雲がもくもくと湧き上がっている美しい絵面、これだけで1のイメージがかなりUPしてる事を意識してる製作者はいるんだろうか。 番茶さん [DVD(字幕)] 7点(2021-05-31 21:53:10)

58.《ネタバレ》 審判の日を回避したものの、送り込まれたターミネーターにジョンをとられる。 って、ここが既によーわからんかった。 ま、そこは一旦ほっといてこっから2の焼き直し的な。 ダニーがジョンでグレースがT-800って感じか。 生き字引的なリンダとシュワではい、出来上がり。 グレースが応援したくなる頑張りで、そこは良かった。 たしかに往年のふたりが出てたからさまになったけど、そーでなかったらただのタイムトラベルサスペンス。 ろにまささん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-03-22 08:54:45)

57.《ネタバレ》 ジェームズ・キャメロンが制作に復帰し、しかもあのリンダ・ハミルトンが年老いてなお闘いに身を投じるサラ・コナー役を再演しているということで話題となった、『ターミネーター2』の正式な続編。前作のあまりの酷さにこのシリーズはもういいかなと思ってたのですが、やはりこのメンツが揃うとファンとしては観ないわけにはいきますまい。まあ確かに頑張っていたのは分かります。T2の世界観を踏襲したスタイリッシュなアクション・シーン、移民という昨今デリケートな問題を絶妙にブレンドした脚本、往年のファンとしてはそれだけで嬉しいリンダ・ハミルトンとシュワちゃんの共演、そして最新の映像技術を駆使して描かれた当時のエドワード・ファーロングの輝かしいお姿……。と、脚本がほとんどT2の焼き直しじゃんという欠点を抜きにしても普通に観ていられる内容であったとは思うんですよ。ただ、やはり自分としては、冒頭であっさりファーロング演じるジョン・コナーを殺しちゃうのがどうにも受け入れられませんでした。これって名作と名高いターミネーター1作目とT2の完全否定なんじゃないですかね。まあそうしないと物語が始まらないというのは分かるんですけど、ちょっとあまりにも安易すぎやしませんか。過去作への思い入れが強い分、そこんところがどうにも引っかかって僕は最後までいまいち乗り切れず。やはり僕はジョン・コナーとサラ親子の〝新たなる運命〟が見たかったです。 かたゆきさん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2021-02-01 05:11:50)

56.ジェームズ・キャメロン製作による『ターミネーター2』の正統な続編と言われれば、期待しないわけない。 期待にたがわない作品だと思います。 ただし、今までの流れがなかったことになっているのは、如何なものかと思います。 あきぴー@武蔵国さん [DVD(字幕)] 7点(2020-10-24 22:43:04)

55.《ネタバレ》 ターミネーター新作もシュワルツェネッガー出演映画もほとんど期待してなかったが、思ったより全然良かった。今までのはなかったことにしていい出来だとは思う。唐突な設定はいまいち受け入れがたいが ラスウェルさん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2020-09-13 01:33:25)

54.評判や想像してたより良かった。 でもあの残骸からまたターミネーター2的な流れになるのかな、終わらないね(笑) まぁ、でもシュワちゃんはさすがに卒業でしょうな。 女性戦士がかっこ良かったな。 movie海馬さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2020-09-07 00:18:49)

53.向こうでは評判がイマイチだったみたいですけど、そんなに悪くはなかったです。大筋は毎度同じなので特に目新しさはなったですが、サラと女サイボーグが格好良く描けていたので十分見れました。 映画大好きっ子さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2020-08-25 19:21:09)

52.リブート、ってやつですか。ターミネーター2以降はなかったことにされちゃったわけですね。私的にはいろんなターミネータがあって面白かったのですが…。サイバーダインじゃないんですか…。 ジョンとかのCGがすごかったです。 ターミネーターも外見上は年をとるんですね。 シュワちゃん以外はヒロインばかりの映画ですね。今時の映画ですね。 木村一号さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-08-23 20:24:57)

51.つまらないとは言わないけど、人に勧めるような面白さはありませんでした。 冒頭の若き日のリンダ・ハミルトンとエドワード・ファーロングの登場は、予備知識なしで見た私にはサプライズでした。 でも、2019年に作られた映画なのに特撮があまりにもチープ。 メイキングも見たけど、90年代に作られたT-2の方が迫力があってリアルだったと感じたのは私だけでしょうか? クロエさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-08-21 00:25:30)

50.冒頭に出てくる1998年パートにまずは驚いた。CGの進化は凄いもんだ。そして舞台はその22年後=2020年に移る。1作目は男が女を守り、2作目はロボットが少年を守った。2の正統な続編と位置付けられている「ニュー・フェイト」は女が女を守るわけだが、やってることは相変わらずの追いかけっこなので見飽きた感は否めないところ。敵もシュワちゃんやロバート・パトリックをずっと超えられずがこのシリーズの宿命みたいになっちゃって…。でもリンダ・ハミルトンがまたサラ・コナーとして戻ってきたのは嬉しかったから少々甘めに採点。 リーム555さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-08-20 23:37:42)

49.《ネタバレ》 私は今年34歳。『ターミネーター2』公開当時は5歳。残念ながら映画館で観る事はできませんでしたがゴールデン洋画劇場とビデオテープで計150回以上見ているかと思います。帰宅部(厳密にはバスケ部の幽霊部員)だった中学生の私は学校が終わったら真っ直ぐ家に帰って“レンタルしてきた映画を見るか、レンタルしていなければ『ターミネーター2』を見る事”を日課としていました。友達は多くいませんでしたがその分映画とがっつり向き合えた思春期。映画の楽しさを知る事ができた人生においてとても貴重な経験。私や私と近い世代の方にとって『ターミネーター2』は特別な映画です。その映画を作ったジェームズ・キャメロンは私にとって神に等しい存在。その神が製作に復帰。監督は快作『デッドプール』のティム・ミラー。「これは期待できそうだ…」と本作を待ちわびておりました。世界中にいる私の様な『T2信者』が同じ気持ちでいた事でしょう。しかし残念ながら私にとって本作はその期待に応えてくれる程の作品ではありませんでした…。なぜ駄目なのか。3作目以降の全ての作品に言える事は『悲しさ・焦り・虚しさの不足』。これが原因だと思っています。なんだか全てが軽いんです。軟派なんです。もっと硬派なシリーズであるべきだと思うんです。そういう意味でオープニングのジョン・コナーのシーンは素晴らしいと思います。映画館で観ていて腰が浮いてしまうくらい。「これはとんでもない事になるぞ…」と大興奮した事を思い出します。このシーンが本作のピークです。その後はカーチェイスまでお決まりの流れ。びっくりする程ではありませんが迫力があります。Rev-9が二体に分かれるのはほんの少しだけ面白いです。でも活かせていない。二体に分かれるなら例えば『ようやく倒したと思ったらそれは罠で隙を狙われる』というホラー的な展開まで用意してほしかった。『液体金属の衝撃』を超えられていないんです。そもそも3作目の時に思ったんですが、液体金属タイプのターミネーターに骨格の概念ってあるんでしょうか。『骨格が無いから攻撃が通用しない』というのが売りなのに退化してどうする…と思ってしまいました(なので3作目のT-Xの倒し方には納得いきません)。カーチェイスの後、サラ・コナーが登場するシーンで私は一気に興醒めしてしまいます。登場するタイミングに『ダダンダンダダン』と流れるテーマソング。まるで007。スローモーションと相まって最高にダサすぎる演出。その後にサラが「アイルビーバック」と言って「あ、これは駄目だな」と引いてしまいました。軟派なんです。ターミネーターがすぐそこまで来てるんですよ?2作目のサラなら半狂乱でとにかく逃げる事を最優先する。まるで歌舞伎の様な登場シークエンス。これが許されるのはボンドかもしくはトム・クルーズくらいでしょうか。その後、退屈な逃走劇が続いていきます。シュワちゃんが登場する設定には無理がありましたが、人間として仕事をしていて普通に暮らしているという設定はおもしろい。ただし『ジョンを殺した事を後悔していて償いの為にターミネーターが現れる日時と場所をサラに教えている』というのは全く意味不明。なぜかいきなり「電磁パルスみたいなもので倒せばいいんだ!」と倒し方が閃いちゃって、素性がよくわからない黒人兵士が「倒せる機械持ってきましたよ」と登場して即退場する。並の映画以下のストーリー展開。飛行機の中のアクションは何をしているのかよくわからない。見づらい。その後はダムの戦闘シーン。Rev-9がぺらぺらと話していてまたも興醒め。ターミネーターがターミネーターを説得しようと試みる。全くいらないシーン。その後、3作目と同じ様なやり方でRev-9を倒すシュワちゃん。どうやって倒したのかよくわからない。骨格があるから負けたのかな?考える気も起きなくなる。もちろん泣けるわけがない。どちらかと言えばサラが死んだ方が泣けたと思う。『救世主の世代交代』の意味も生まれる。グレースのユニバーサルソルジャーみたいな設定はあまり活かされなかった。そしてさらっと無駄死にする(お尻が最高でした)。はっきり言って駄作だ。キャメロンが復帰してこのレベルならばもう諦めるしかない。ファンにとっての切り札だった「やっぱり生みの親であるキャメロンが関わってないから駄目なんだよなー」が使えなくなってしまった。これはファンである私にとってかなりショッキングです。これから先は「やっぱり生みの親であるキャメロンが監督しないから駄目なんだよなー」で乗り切っていこうかと思います。 HIRABAYASHIさん [映画館(字幕)] 4点(2020-06-07 15:32:58)(良:2票)

48.1の主人公というかメインキャラは「ターミネータ」だった。2のそれも「ターミネータ(T800)」だったが、今回のメインキャラは誰かと問われると、ちょっと迷ってしまう。その散漫な設定のなかで見せられるアクションは、既視感山盛りで、すぐに飽きてしまった。(アクション映画でこれは致命的だな。) あと、ポリティカルコレクトネスだか何だかしらないが、シュワちゃんを除けば女ばかり。アクション映画でこういうの、いただけないなぁ。 駆けてゆく雲さん [映画館(字幕)] 4点(2020-05-12 10:12:38)

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【点数情報】

Review人数 67人
平均点数 6.00点
000.00% line
100.00% line
211.49% line
311.49% line
4811.94% line
51116.42% line
62029.85% line
71826.87% line
8811.94% line
900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.66点 Review3人
2 ストーリー評価 6.00点 Review4人
3 鑑賞後の後味 6.25点 Review4人
4 音楽評価 6.75点 Review4人
5 感泣評価 4.00点 Review3人

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