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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想】
3.《ネタバレ》 美術やセットの時代考証が行き届いている(ような気がする)、フランスの時代劇。
18世紀後半のフランスの風景、特に人々の生活の様子が垣間見られて興味深かったです。厨房での火の扱い方や、庶民の履いている革製の履物。時計がすでにマンスロンの厨房にあることにも驚いたり。やはり一流の料理人は調理にかかる時間を正確に知る必要があったのでしょうね。高価な物だったろうから、召し抱えられていた領主から特別に賜ったものかな、とか想像がふくらみました。
そして大事なのが当時の貴族と庶民が抱いていた互いへの見方。貴族らの下々への蔑視がこうもあからさまに酷いもんだったとは。
教科書を読むだけでは見えてこない実相、革命前夜の社会に流れるピリついた空気感も伝わってきます。勉強になりました。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2024-09-05 23:13:02)
2.《ネタバレ》 今でこそよく見られるレストランという形式が如何に誕生したか。
18世紀末のフランス革命前夜まで、美食は貴族のものであり、
庶民は飢餓と隣り合わせで食べることに必死だった。
旅籠には簡単な食事が提供されることはあれど、
それまで貴族も庶民も一緒に、個別のテーブルで、メニューから料理を選択することが今までなかった。
この視点でレストラン誕生の経緯を知ることがなかったので目から鱗である。
天に近い食材ほど至高で、土に根差したジャガイモやトリュフというポピュラーな食材が
かつて貴族から豚の餌扱いされていたということも。
主人公と女性の織り成すロマンスは控えめで、
抑制された色遣いによる絵画のような映像美が美味しい料理を引き立てる。
そして傲慢な伯爵への強烈なカウンターパンチ。
封建社会の理不尽を受けてきた先人たちの努力によって新たな活路が見出され、
食文化が成熟・変遷していったかを興味深く見られた。 【Cinecdocke】さん [インターネット(字幕)] 6点(2023-12-09 22:24:42)
1.舞台は革命直前のフランス。世界初のレストラン誕生(実話??)までの物語。
食事とは貴族にとって己の権勢を誇示するものであり庶民にとっては腹の足し。豚の餌であるトリュフとジャガイモに「我々をドイツ人だと思っているのか」激怒する司祭。食べ物の恨みも革命要因の一つかと思い浮かぶところが興味深い。
また、作品の味付けとしてのロマンス模様が慎ましやかで好感。更に中世絵画のような映像美が素晴らしい。上質な作品です。 【The Grey Heron】さん [DVD(字幕)] 8点(2023-07-31 08:30:31)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
3人 |
平均点数 |
7.00点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 0 | 0.00% |
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6 | 1 | 33.33% |
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7 | 1 | 33.33% |
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8 | 1 | 33.33% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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