みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
40.『ロード・オブ・ザ・リング』と『ハリー・ポッター』の大ヒットに触発され、ファンタジー映画が乱発されていた時期に製作された一本。大したヒットにならず終わったので今の今まで鑑賞してこなかったのですが、これが見てビックリ。結構な完成度だったので驚かされました。『ロード・オブ・ザ・リング』のような重厚長大な大作ではないためジャンルの代表作にはなりえないものの、中規模作品としては、実に理想的なレベルでまとめられています。。。 ファンタジー小説では、読者は世界観を一から理解する必要があるし、登場人物の数も多くなりがちです。読み返しの利く書籍ならともかく、観客の側が能動的に情報量をコントロールできない映画という媒体においては、そのような雑多な要素をどうまとめあげるのかが大きな問題となります。『ロード・オブ・ザ・リング』のように、当初より3部作構成で製作されることが決定しており、シリーズを合計すればタップリとした上映時間を稼げる作品であれば、そうした問題への対処も容易にはなるのですが、大半の映画はそれほど恵まれた環境では製作されません。まず1本撮り、ヒットすれば続編を製作。第1作については、単品で成立する程度に話をまとめておく必要があります。そして、多くのファンタジー映画はここで躓きます。物語をコンパクトにまとめるという過程において、原作が持っていた魅力的な要素を多く切り捨ててしまい、焦点の定まらない凡作が出来上がってしまうのです。。。 本作についても、3つのパーティが同時に動き、さらには冒険に絡んでくるサブキャラの数も多く、かつ、舞台の移動も盛んであり、一本の映画の枠に収めるにはなかなか厄介な素材だったと言えます。しかし、マシュー・ヴォーンはこの複雑な物語を、奇跡的な手腕でまとめてみせています。各キャラクターの背景や行動原理を的確に伝えており、また、端正なビジュアルによって世界観の特徴も表現できており、観客に情報を与えるという作業を非常にスムーズにこなしているのです。特に感心したのは、感動の高ぶりとともにイヴェインが光を発するという処理であり、この設定を挟むことで、ドラマが非常にわかりやすくなっています。また、この原作には性や暴力が少なからず含まれているのですが、ヴォーンはそうした毒を描くという点でも躊躇しておらず、その結果、血の通った真っ当な物語として仕上がっています。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 8点(2013-11-18 00:46:39)(良:2票) 39.《ネタバレ》 大人のファンタジーですね。 主人公が愛と勇気をもって壮大な目標に向かって進むのではなく、 こじんまりとした動機で、いきあたりばったりに行動してゆきます。 愛をかちとるファンタジーでもあるのですが、あれあれ途中で相手が 変わっちゃったよ。 王になる物語にしては試練が少なすぎます。 主人公はいい人であり、終始受身で、活躍するのは最後の剣での戦いのみ。 だから影が薄い。 ヒロインの人間のほうは途中から関係なくなるし、 流星の君のほうもキャラがぱっとしない。 若さに対する執念がづよい魔女だけよかったかな。 美しさとおそろしさを兼ね備えて実に魅力的です。 次々と殺される王子たちが死後の世界から見守っているのは 新しみをかんじました。 凄惨さがなくなり、ほっとします。 このストーリーで退屈せずに見れるのは、CG技術のおかげですね。 日本のおそまつなCG技術で作ったらお粗末な作品になっていたでしょう。 【よしのぶ】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-04-17 19:04:21)(良:2票) 38.《ネタバレ》 極上の映画と言って良いでしょう。 ネバーエンディングストーリー、ハリーポッター、ロードオブザリングなど色んなSFファンタジーがあるけれどこの映画はナンバー1! ストーリーは全て予想外の展開に進み、だからといって破綻せず、各キャラクターが素晴らしい個性を出している。 奇想天外でもあるから先読めないし、もちろん先を考えながら見るけど全部良い意味で裏切られ、きちんと説明もしてくれる。 どんでん返しもあり夢もある。 子供も大人も全員が楽しめる映画です。 細かい演出や細かい笑いもあって凄くまとまっていて最高のハッピーエンドといえる。 セットやライティングも特筆で、クレアが星ということで気分によってキラキラ輝いたり消えたりする演出には分かりやすいしそこにセリフでも説明も入れて先の展開のキーポイントになったり、たくさんいる王子兄弟が殺しあうっていう下手すると無駄なスプラッターシーンになる酷なシーンを逆手にとって、死んだら幽霊になり外野でワイワイ騒いだり突っ込みいれたりする演出なんて最高。 メンバーは超豪華で、クレア・デインズ、ロバート・デ・ニーロ、ミシェル・ファイファー、イアン・マッケラン(ナレーション)はあくまでも脇役に徹しながら存在感を出していて主人公が無名俳優(といっても調べれば色んな映画に出ている)なのを見事に引き出してて完全に計算勝ち。 クレアは超美人で金髪ロングのサラサラヘアっていう憧れる存在、デニーロは説明要らずの存在感と演技力かつ楽しみながら演技をしていて硬派なイメージを逆手に取った笑いを取る演出、ミシェルは彼女の美貌に沿った役で適役。 この豪華メンバー以外にも魅力的な脇役がたくさん出てきて、その扱い方も見事。 外見・キャラクターストーリーの流れ・CGなどなど全て完璧で惚れ惚れしました。 この内容で128分は贅沢の極み! 編集でなんやかんや100分くらいにまとめて失敗する作品が多い中、これは贅沢すぎる時間でした。 間延びしないし世界に引き込まれるしどうなるかわかんないし・・本当に楽しい時間だった。 言葉よりもこの面白さは見なきゃ分からない! やられた! 【Sway N Lin】さん [DVD(字幕)] 10点(2008-04-06 01:03:13)(良:2票) 37.むちゃくちゃ面白かったです。ちゃんと冒険をしてるし、魔女は魔法をバンバン使っているし、空賊たちの生活は活気に満ちあふれているし、すべてがほほえましい。なによりもB級路線を貫いたことを評価したいです。同じファンタジーのロード・オブ・ザ・リングはもちろん雲の上の存在ですが、あれは重苦しい戦いばかりが続きますし、人間ドラマも濃いので肩が凝ってしまう。 ようするに真面目すぎるのです。しかし本来ファンタジー映画というのは、もっと肩の力を抜いた適当さがあっても良いのでは??わざわざ人間描写を重厚にする必要もありません。ファンタジーとは何でしょうか? それは世界観です。現実では味わえない世界にどっぷりひたって、いやな現実や、しがらみだらけの人間関係を忘れさせてくれることです。そういう点では「スターダスト」は、まさしくファンタジーの本質を貫いたと思ってます。すごく単純で、すごくさわやかで、すごく笑えるし、非常に世界観がしっかりしているのです!なによりも子供さんが大喜びする映画でしょう!またロバート・デニーロの恐怖のキャプテン。久しぶりに大笑いしました。これはあえて言いませんが観てのお楽しみです。そしてクレアデーンズは人間の姿をした流れ星さんですね。この子が踊りを楽しんでいるときや、または好きな男性から抱きしめらたときは、体がぱあぁと輝きます。うれしいと体から光を放つ。これ・・最高です。流れ星は常に落ちる運命ですが、今回は恋に落ちちゃった、ということでしょうか。ミシェルファイファーの魔女役もはまり役です。この方の悪女ぶりはすっかり板についてきました。いつも心の底から悪役を楽しんでいらっしゃる。ついでに王位継承をもくろむ悪い王子たち。彼らは殺されたあとに、幽霊ギャラリーになる。本当のワルは誰もいないから、安心して観られます。それと壁の番人のじいちゃん、あんたも面白すぎる! 【花守湖】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-03-01 20:56:07)(良:2票) 36.《ネタバレ》 ロード・オブ・ザ・リングをはじめ最近のファンタジー映画は、ある世界の存亡をかけたような作品ばかりでしたが、この作品ではそんな大仰なテーマはなく、登場人物の行動は、ガールハント、家督相続、若さ獲得といった全くの個人的なちまちました動機からのものばかり。が、そのおかげで無理のないストーリー展開ができたうえに、実に丁寧に伏線を張ってあるし、敵役の魔女が魔法を使う度に若さを失っていくという設定のおかげで主人公に過度な試練がかかることもなく(敵役自体憎めないし)、全体としてとても判りやすくかつ楽しめるお話になってます。また、基本的に登場人物が自分自身のために行動しているので、コメディ仕立てにもなじみやすく、結果、ちょっとブラックなファンタジー・コメディとして仕上がってます。 登場人物の行動がちまちました動機によるもののおかげで壮大な戦いのシーンなどあろうはずもなく、映像的にもわりとこぢんまりとしたものばかりになってますが、そのぶんいろいろなシーンが丁寧に描けているので、見ていて疲れることもなく飽きることもなく見ることができ、ナレーションで語られるエンディングがうまい具合に物語り全体を締めているので、一話完結の物語としての完成度は高いです。 壮大な物語を求める人には向かないかもしれませんが、よくできたコメディーの好きな人、気楽なファンタジーを観たい人にはお薦めの作品です。 【はやぶさ】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-11-03 23:17:20)(良:2票) 35.《ネタバレ》 空を飛ぶ海賊船と海賊達(空賊?)、流れ星を待っていた魔女達、王位継承を狙う王子とそれに破れた亡者などキャラが立ってて、とても楽しかった。ロケ地もとても美しい自然のある場所でCGとセットも巧く、衣装や美術も良く出来ていて、ファンタジーしててワクワク感がありましたね。ちょっとブラック風味ながら、ニヤニヤしてしまうジョークも多数で冴え渡ってました。かつて主人公の親父に突破された老人が、同じ手で通ろうとした息子を卓越した棒術と体術で組み倒したのも笑ったな。脚本も上手くまとめてそつなく出来てると思います。デ・ニーロは今までの名演の前フリがある分、今回のアレは最高です(笑)。 「宮崎アニメの実写版を見てるようだ」なんてセンスの無いキャッチコピーは不要。アンチが増えるだけだよ配給会社さん。 【ロカホリ】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-11-01 23:10:15)(良:2票) 34.《ネタバレ》 「流れ星を取ってきたら結婚して」で始まる、かぐや姫みたいな物語。その流れ星もまた女の子。そして男は流れ星のほうを好きになってしまうスーパーファンタジー。 悪い王子たち。魔女。海賊。ファンタジーならではの面々が大活躍。予算の関係なのか、1つ目の巨人やら大ダコやらドラゴンやら、モンスターの類はほとんど出ません。モンスターあってこそのファンタジーアドベンチャーと考えている人にとっては少々物足りないかもしれないですね。その代わり、魔女たちは魔法で結構魅せてくれます。 ストーリーそのものはひねりがなく単調。私はなぜか飽きなかったのですが、人によっては退屈に感じるかも。ロマンス中心。アクション、バトルは添え物。そっち方面の期待はしないほうが無難。 主人公のトリスタンは情けないうえに自己中。この人、確かに1回だけイヴェインの命を救う。でもそれ以外ではマイナスファクターしかないのに、なぜかトリスタンに心引かれるイヴェイン。 ストーリーの転換期はロバート・デ・ニーロ演じるキャプテン・シェイクスピアが出てきてから。この人たまに変な脇役やるんだけど、この人が出てくるだけで、映画そのものがぐっと面白くなることがよくあります。トリスタンはキャプテン・シェイクスピアとの交流を通して、ビジュアル、剣術、精神面、そのすべてにおいて成長します。急に魅力的な主人公へと生まれ変わる。これがなければ、このどうしようもない主人公に共感できないまま、ラストのハッピーエンドを冷めた目で見ていたでしょう。 とは言え、決して『カタルシス』や『感動』を与えてくれる映画でないことは確か。過剰な期待は禁物です。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 6点(2019-04-30 11:48:19)(良:1票) 33.流れ星の話と王位継承の話が同時進行する構成ではあるけど、結局はどっちも一体化してしまってるのが勿体無い。 もうちょっと上手く絡み合わせて、相乗効果を演出して貰いたかった。 あと、母親との再会というのも同時進行してたけど、これもいまいち感動的にはならなかったね。 それでも、ラストの対決は意外と盛り上がったので楽しかったです。 特に操り人形の動きが斬新で良かった。 【もとや】さん [DVD(吹替)] 6点(2016-02-04 15:29:29)(良:1票) 32.ロードオブザリングの指輪がすべてを滅ぼすものならば、この物語のイヴェインはすべてを与えるもの。そのぶん話も明るく登場人物も多すぎず、ごちゃごちゃすることなく話もうまくまとまり、オチもついてて非常に観やすかったです。未来世紀ブラジルとこの映画のデニーロは脇役だけどいい味出しすぎてます。 【ちゃじじ】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-10-19 19:45:31)(良:1票) 31.こういったコテコテのファンタジーが退屈で仕方がなく感じるようになってしまった原因は,私が年をとってしまったことが一つ,あとは,FFやDQなどのやり過ぎで目が肥えてしまったことが大きく影響しているのでしょう.このジャンルは映像を眺めるよりRPGでどっぷりつかるのが正解です. 【マー君】さん [DVD(吹替)] 4点(2009-02-07 18:47:35)(良:1票) 30.《ネタバレ》 この作品は「おとぎばなし」です。大人の感覚で観たら唐突に感じたりご都合主義に感じる場面もあったかもしれませんが、読み聞かせで絵本や童話に接する機会が多い私にはグリム童話とかアンデルセンとか、そういった童話がそのまま映画になったように感じました。それは全編通して全く破たんすることなく、もしそれを意識して作られたのだとしたら物凄く計算されているし、成功しているなぁと感心してしまいます。彼女が「夜なのに眠った」場面さえ外せば、そのまま絵本にして子供たちに読んでも良いなと思ったくらいです。何でメジャーヒットしなかったのか不思議なのは「オーロラの彼方へ」と似ているかなぁ。宮崎作品の実写のようだなんて宣伝されていたんですか?それ聞いてたら逆に興味を無くして観ていなかったと思う。(いや、宮崎アニメは大好きなんですけどね。)事前の情報無く観たのが幸いしましたね。チャーミングで紳士なキャプテン最高(戴冠式でハンフリーに色目遣ってたのは、女装趣味だけでなく、まさかの??)!キャプテンの本質を知っていて黙っていてあげている手下どもも最高!(エンドロールの最後も雄たけびがあるんですよね~^^)魔女もイイ感じ!亡霊兄弟のオトボケぶり大好き!ジミ~に感じていた主人公二人もラストには美男美女の王様とお妃さま、ついでにお父さんも再び愛を取り戻して(このお父さん、あまり目立たないけど息子を掛け値なしに信頼する、実は大人物だと思う。魔法をかけられた王女にはそれが分かっていたから相手に選んだのではないかな。)、う~ん、大好きな映画になってしまいました!DVD買っちゃうかも~。 【みーはーふぁん】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2009-01-12 01:19:40)(良:1票) 29.《ネタバレ》 悪いところもないんだけど、これ!といったところも無い映画でした。この映画の世界観が次々に披露される序盤は見入るところもあったけど、後半に少しダレた感じです。ダレたというより、同じペースで同じレベルの面白さを並べすぎているのかも…。イメチェンしても緊張感が伴わない主人公の魅力の無さも問題。私はクレア・ディンズよりビクトリア役の女の子の方が好みなのでこれも問題。いや、これが一番評価に響いているかも(笑)。デ・ニーロとミシェル・ファイファーはさすがにいい味だしてましたよ。海賊船の船長室のクローゼットに入った時に何か変だと思ってたら、あれですからね。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-12-03 03:39:37)(良:1票) 28.このテのCGを駆使したファンタジー・アドベンチャーものを久々に見た気がします。魔法とか呪いとかアイテムの効果がいろんなところで伏線として活かされてて、これがファンタジーの面白さだなぁと感心。それをさておいても、デニーロとM・ファイファーの怪演だけで大いに価値があったわけですが。ベン・バーンズは主役にはまだ早いと判断されたのかな?‘星’がCGに頼らないでも、もう少し浮世離れした感じだったら、ロマンス部分ももっとファンタジックだったかも。 【失言さん】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-09-17 17:15:33)(良:1票) 27.《ネタバレ》 世界観を掴むまでに少々手間取りましたが、慣れてくると心地良くなります。“星”の美女をめぐるファンタジックな冒険譚を堪能しました。観て良かったです。ただ不満な点もありました。気になったのはスリル不足。危機回避があっけないです。こういうお話ですから、ご都合主義はむしろ歓迎したいのですが、そこへ至るまでの展開がもっと欲しい。ハラハラドキドキ焦らされたい。主軸となる恋物語にも同じ事が言えます。何故“星”は彼を好きになったの?出会い方はなんとも微妙だし、その後の彼の行動にも胸を打つ要素が無かったような。おまけに彼女の方から告白なんて羨まし過ぎます(笑)。すんなり恋愛が成就しちゃうのはツマラナイ。それにしても、デ・ニーロ。相変わらずどんな役でもこなしますね。彼のおかげで本作は、かなり得をしていると思います。 【目隠シスト】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-09-16 22:18:01)(良:1票) 26.《ネタバレ》 ヒロインは、感情によって光ったりするという設定。これを活かして、もっとツンデレ風味の演出も欲しかった。個人的な趣向だが・・・ まあ時間的なものもあるのだろうけど、ヒロインが主人公を好きになる心情の過程、主人公が逆に街のヒロイン(?)から星のヒロインへと心変わりをする心情の過程があまり描かれていなくて、そこが不満点。 ただ、ユーモアたっぷりで、登場人物がどれも憎めないキャラばかりな点、セット、俳優陣の豪華さ等、最近のファンタジーの中ではかなりいいものとなってます。 【みーちゃん】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-05-18 12:19:28)(良:1票) 25.《ネタバレ》 素直な人は、若き二人のラブストーリーと思ってご覧になるでしょう。 しかし、私にとっては「悪い魔女」の大暴れがもう、楽しくて楽しくて(爆) ミシェル・ファイファーさんの、見るからに性格悪そうな魔女にもうワクワクです♪ しかも、皺しわボロボロの特殊メイクにシミだらけときちゃあ、その女優根性に惚れ惚れしちゃいます。 美人もこれぐらいやる人が好きだなぁ(応援) アニメのタイムボカンシリーズの”マージョ様”を見ているような大威張りも爽快ですね。 私も女優になれたら、こういう悪女をやってみたいです。 ロバート・デニーロさんのやたらイイ人も気に入りました。 とっても楽しそうに演じていて、見ているこちらも気持ちよくなりました。 万人向きではありませんが、私にはクスクス楽しめました。 【たんぽぽ】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-01-14 20:01:39)(良:1票) 24.《ネタバレ》 正統派ファンタジー。予想外の展開も少ないし、どんでん返しもない。それだけに安心して観る事が出来る。それでも要所要所で見応えのあるシーンが散りばめられていて、観ていて飽きない。いかにも冴えない主人公の若者が物語の最後には一人前の男へと成長する、という展開も絵に描いたように上手く表現されている(男から観ても彼はかっこよくなった)。もう少しヒネリが欲しいなってシーンもあったけど、エンディングで流れる挿入歌もとても良く、観た後とても心地いい。 【珈琲時間】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-11-18 14:39:39)(良:1票) 23.《ネタバレ》 原作は「もののけ姫」の英語版の脚本を担当したニール・ゲイマンだけど、彼の中で消化しきれなかった宮崎ワールドがあちらこちらで垣間見られて、なんだか胸焼けしそうな映画。足を怪我した女の子を引っ張り回して歩く様子は、実写ではちょっとキツいなあ。それで彼女が彼を好きになるのも、ちょっと意味不明。映像と音楽は心に残るぐらい美しかっただけに残念。 【豆治】さん [映画館(字幕)] 4点(2007-11-04 23:50:29)(良:1票) 22.《ネタバレ》 結局、貴種流離譚だったわけですが、まあそれなりに楽しめました。宮崎駿の実写版という声も聞かれますが「ラピュタ」「ハウル」の要素が目につくだけで、それほどでもありません。脇をつとめる豪華助演陣たちはすばらしかったですね。ピーター・オトゥール、久しぶりに観ることができてよかったよかった。特筆すべきは「女装趣味」のロバート・デニーロ、このためだけに入場料払ってもよいかもね。しかし、むかしと比較して、ねーちゃんとすぐにベッドインてのは時代の流れかね? とくにとーちゃんの設定、壁を越えて出会ってすぐやっちゃって、そのときできた子が物語の主人公って安直すぎないか? ま、主演の女の子がよかったから許す。個人的にはヴィクトリア役の子のほうが好きですけどね。そうそう、ミシェル・ファイファー、おばさんなんだけどこんな魔女だったらついてってしまいそう。日本映画で誰か真矢みき様に魔女やらせないかなぁ。 【shintax】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-11-01 15:30:43)(笑:1票) 21.1シーンがとにかくダラダラと長い。何となく良い話みたいに終わってますけど、それをカバーしきれないほど全体的に軽い上、どうでも良い事に時間が掛かってなかなか話が進まない印象。そして出演が無駄に豪華!ディズニーあたりがしっかり配給したらもっと面白くなったんじゃ無いかな。監督があのマシュー・ボーンと聞いてびっくりしました。 【Kの紅茶】さん [インターネット(字幕)] 4点(2018-09-15 20:15:57)
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