みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
124.えと、前作の完全な続きから始まりますが、まー、んなんことはどーでもいーか、今回の敵はなんと世界の要人が徒党を組む悪の組織、まー平たく言えば、世界を影で牛耳ろうとしている企業集団(クォンタムって組織/原題より)であります。んでもって、日本ではほとんど有名になってない現実に起こったボリビアの水問題を主なテーマにもってきておりやす。現実の話を、それとなく映画の世界へ、滑り込ませ、気づく人は気づいてよね的な物語ってのは、映画の表現ってすごいなーと素直に関心しました。水といのは人間には必要不可欠なものでして、それを一部で民営化、つまり巨大企業が支配しているってのは、ほんと恐ろしいことなのです。今、世界では水がかなり重要な資源になりつつあって、一部の既得権益はそのことに気づいていて、将来、水不足がメジャーな国でも起こりつつあるのを見越して、その利権を手に入れつつあるのです。そーすることで世界を支配しようとしているのが、今回の敵なんですね。スペクターなんてのが、幼稚な組織に思えます。イギリスやアメリカの一部では水の民営化によって、水道料金が跳ね上がりえらいことになっていますし、日本でも最近、そのような動きがチラホラ。そう悪の組織は現実に存在しているんですよ。身近な所に。会社とゆう形で。そんな思いで見てると、007を応援せずにはいられない、007よ、そんな悪い奴ら、バンバンやちゃってくれーって感じになります。ちなみに、世界の水を現在牛耳ろうとしているのは、わずか5社くらいで、これが世界銀行やアメリカの政治家や高官と繋がっているのが現実です。民営化は怖いぜーてゆう映画でした。 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 10点(2013-12-19 15:35:05)(良:1票) 123.続編ものとは知らずに鑑賞。前作を観ていなくちゃ話についていけないってわけでもなかったが、それよりアクションシーンがカメラ揺れまくりでカット割り細かすぎでほんとに見づらく何をやっているのかさっぱりだった。ダニエルクレイグは新たなボンド像を作り上げているとは思うが、なんかイイ意味でボンドらしさがなくなってしまい、他のアクション映画となんら変わらないものになってしまった印象でした。 【しっぽり】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-12-08 19:17:50)(良:1票) 122.前作カジノ・ロワイヤルを全く憶えていない私にとっては、よくわからないままに話が展開して、エンディングを迎えてしまった感じです。 本作から観る人や前作の内容を忘れている人に対しての配慮が欲しいね。1作で完結するのが、007シリーズの良いところだったのだからね。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(吹替)] 4点(2009-10-12 19:17:46)(良:1票) 121.アクションはすごいけど。とにかく人を殺しまくるボンド。シガーなみの殺人鬼。Mに”また人殺して!ダメだって言ったでしょう!”と怒られてふてくされるボンド。バカなボンド。バカボンド。悪役のグリーンが阿部サダヲに見えてしょうがなかった。 【GO】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-07-04 21:03:21)(笑:1票) 120.《ネタバレ》 オープニングからアクション満載なのは嬉しいけれど、アクション監督にジェイソン・ボーンシリーズの人を起用したのは失敗じゃないかな。マーク・フォースターがアクションを撮りなれていないせいか。 ボーンシリーズはまだ走って走って跳ぶ!のシンプルな分りやすいアクションだったけれど、今作は冒頭の裏切り者との格闘にしろボートチェイスにしろ複雑なものが多いので、それをあの激しいカメラワークで撮ってしまうと何が何だか分からない。複雑とは言ってもアイディアの利いた良いアクションばかりなのだから、前作のようにもっとひいて撮れば華麗で格好いいアクションができたはず。 今作の3分の1近くを占めているアクションのカメラワークが落ち着かないせいで、全体を通しても前作のような美しい画を撮れていない。 肝心のアクションが半分死んだ状態だったうえ、ドラマパートもポール・ハギスの悪い癖が出てしまった気がする。そもそも007には不似合いなほど複雑な物語なのに、それを殆どセリフだけで説明しようとするからまた分かりづらい。なんとか状況を飲み込もうとしてもすぐにあの分かりづらいアクションが続くのでもやもやしたまま物語が進んでしまう。おかげで前作よりも浅くなってしまっている。 物語が飲み込めないのは自分が悪かった部分もあるのですが、それにしてもやっぱりこの堅苦しい物語は007には似合わない。 今作で一旦物語は完結したようなので、次回作はどうか肩肘張った話ではなくユーモアの利いたクレイグ版ジェームズ・ボンドを期待しています。 【Sgt.Angel】さん [映画館(字幕)] 6点(2009-03-06 16:11:47)(良:1票) 119.《ネタバレ》 カットバックを多用したアクションシーンはボーンシリーズの影響だろうが、ポール・グリーングラスに比べ、この監督はアクションを撮り慣れていないらしく、全く何をやっているのか分からない。そのため、全編を彩る折角のアクションシーンでフラストレーションを感じるのが何とも勿体無い。前作に引き続き、ダニエル・クレイグのハードボイルドなボンド像は格好良い。復讐を胸に秘め、砂漠を横断する男女の姿は『ゲッタウェイ』を思わせる渋い構図。『ゴールドフィンガー』のオマージュも見られ、ラストにガンバレルを持ってくるあたりも心憎い演出。強大な組織を前に、今後のボンドの活躍が期待できる。 【フライボーイ】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-01-30 19:22:45)(良:1票) 118.《ネタバレ》 この監督はアクションシーンの撮り方がよくわかっている。多角度からのカットバックをどんどんつなぎ合わせて流れるように撮るのだ。スローモーションは最小限におさえ、リズム感を大切にしている。ぴたり、ぴたりと決まるカメラワークも心地いい。車、バイク、モーターボート、飛行機とアクションでげっぷがでそうだ。イタリアで追いかけっこをしているときに競馬シーン、オペラ座でのアクションシーンに劇トスカのシーンを挿入しているのも成功している。これで映像に深みが増すというものだ。 人間もよく描けている。過去の007シリーズと最も違う点は、主人公もボンドガールもトラウマを負っている点だろう。ボンドは恋人の復讐、カミーユは家族の復讐に燃えている。 かわいそうなのはフィールズ。殺される理由がないのだ。それも石油まみれになって。意味がわかりません。 悪役グリーンはキャラが弱い。将軍は最後にどうして「お前の母親も恐怖にふるえていた」などと口走ったのだろう?覚えているはずがないのに。カミーユが説明したのだろうか? 娯楽映画として十分堪能できる作品に仕上がっています。 ついでにいうと、悪党達がトスカを観劇しながら無線で打ち合わせをするのはどうかと思いました。そんな必然性はないでしょう。 【よしのぶ】さん [映画館(吹替)] 8点(2009-01-28 00:22:21)(良:1票) 117.ウーン。アクションは、どうしてこういう映し方になってしまうのか!全く、見えねえよ!アンタ単に動体視力悪リィんじゃない?え!俺が悪いの?いやそんなことない!見えないものは、みえねえんだよ!!アホか!センスなし。すこしも面白くない!ジャッキーをみならえ!アクションをこういうどうでもいい撮り方してるから、”作品の価値”が薄れるのだ。まったく印象に残らない。すぐに消え去る!しかーーし!!うって変わって、しかしながら、内容はとってもいいねえ!今風にいうならば、すげえクール!!大好きです。それから、これはどうみても”マックイーン”への”ゲッタウエイ”へのオマージュですねえ。もっとも、クレイグはマックイーンには遠くおよばないが。マックイーン人気は今、世界的である。それから、Mはあんまり出て来ないで欲しい。(きんどうさんみたい) 【男ザンパノ】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-01-26 21:37:52)(笑:1票) 116.《ネタバレ》 世間の評判どおり、スピード感のあるアクションものとしては とても面白い!! オープニングからあれよあれよと言う間に、その場面展開の早いこと。 一瞬たりとも画面から目が離せませんでした。 前作「カジノ・ロワイヤル」では、私は心中どうしても ダニエル・クレイグさんに馴染めませんでした。 私の一番好きなボンド、ピアース・ブロスナンさんとは あまりにもイメージが違っていましたので。 まず、オープニングからの立て続けのアクション。 噂には聞いていましたが、これは凄い!! でもでも、ダニエルさんはスマートなボンドか? いえいえ、人間味たっぷりそしてちょっと残酷なボンド。 どんどん人殺しをしちゃう。 これもご時世なのかもしれませんが、殺し屋ではなくMI-6の エージェントなのだからこんな風で良いの?と疑問は持ちました。 今までのジェームズ・ボンドの良さは行動のすべてに理由があること。 計算しつくされていること。 なのにこんなに感情に流されていいのか? その場の瞬発力だけで良いのか? その疑問のため、前半は面白いと思いながらも、007を観ているような気がしないのも、真実でした。 話は変わりますが、ボンド・ガールのオルガ・キュリレンコさんはポスターの目つきが悪くて(笑)イメージ悪かったです。 でもスクリーンに登場した時から、うわぉ、とてもキュートじゃないと思いました。 そしてその目つきの悪さは、ストーリーの重要なポイントだったのでした。 家族を殺されたカミーユはボンドの心情の理解者、一番の戦友とも言える存在なのでした。 ここから物語の深みが増すのです。 そしてジェームズ・ボンドの悪い癖? フィールズ諜報員の登場で、ああ、やっとお決まりだと(笑) 007シリーズが好きな私はほっとしたのでした。 だって、ねぇ、ボンドの魅力で美女とベッド・イン・・ ここが無ければ007とは言えませんから ジェマ・アータートンさんはボンド・ガールとしては安心できるお顔立ち。 「ゴールド・フィンガー」のオマージュもありました。 そしてこの作品の見どころは、ラスト20分ですね Mがそう動いて、そしてジェームズ・ボンドがそう答える。 今までの矛盾とイメージのずれがここで大きく修正されました。 この終わりかたは気に入りました。 【たんぽぽ】さん [映画館(字幕)] 9点(2009-01-25 22:56:28)(良:1票) 115.《ネタバレ》 クレイグ・ボンドの新作「Quantum of Solace」。「Casino Royale」の一時間後から始まるという、完全なる続編で期待も高まる。 冒頭からアクションシーンの連続! スケール感と予算のかけかたは前作を上回っているように見える。 しかし見終わってみると、残念ながらそれがネガティブに感じられるのだ。ボンドの行く先々で起こるアクションシーン。ヨーロッパや南米の景色は美しいけど、点と点でつながっていたり、ロケーションの必然性の薄さから、ストーリーに深みが感じられない。 またストーリー自体も見えない敵(世界的規模の秘密組織)、ボンドの復讐劇、そしてその組織が支援するボリビア革命と、短い尺の中に(2時間弱)要素がてんこ盛りで、フォーカスが絞りにくい。 なによりも問題なのが、ボンドが知力で勝負していないのだ。戦略を持たずに、いつも出たとこ勝負。取り巻く状況は悪化していくのに、打つ手もなく、多くの犠牲を出しながらも、結果論的に解決していく(最後まで説明されない状況もある)。 ああ、あのル・シッフルをブラックジャックで破産させた知的で勝負強いジェームズ・ボンドは何処へ。。。 ということで、個人的にはいまひとつ納得いかない出来。 ただし、トム・フォードのクロージングを着こなすクレイグ・ボンドは、今作でも半端なくかっこいい。 【月ひつじ】さん [映画館(字幕)] 4点(2009-01-25 16:01:52)(良:1票) 114.《ネタバレ》 ボンドにダニエル・クレイグを迎えての第二作目。007シリーズはシリーズ物の弱点でもあるマンネリ化に、主演俳優や監督、作風の変化によって対応してきたが、クレイグ版ボンドは過去の007作品とは更に一線を画す存在ではないだろうか。ダニエル・クレイグはリアリティと人間味を持って女王陛下に使える諜報員、新生ボンドのスタイルを確固たるものにした。前作「カジノ・ロワイヤル」ではシリーズ最長の時間をかけて、ボンドの愛と誕生を描き、今作「慰めの報酬」ではシリーズ初の連作(続編というよりは二部作といった感じの繋がり方である。)を最も短い上映時間で描いた。その中でも前作の倍近い質量の凄まじいアクションの連続なので、わずか100分ちょっとの時間で(シリーズおなじみのオープニング、エンディングもあるので正味はもっと少ない。)物語を破綻させることなく、しっかりと作品のテーマまで伝えきっている辺りは流石だといいたい。名匠マーク・フォスターならではの人間味のあるドラマに仕上がっている。アクション映画は初にもかかわらず、優秀なアクション監督のお陰か、リアルかつ手に汗にぎる迫力のシーンの連続。「こんな安ホテルなんて・・。」という台詞があったが、脚本、音楽、衣装など、最高級のスタッフを集めたからこそ、ジェームズ・ボンドのような洗練された感じが映画から漂ってくる。Qやマニーペニーが出ない、ガンバレルがラスト(前作と本作が途切れなく繋がっているため)にあるなど今までの007からは大きく逸脱している点もあるが、ゴールドフィンガーを思わせるシーンなど、オマージュもしっかり含まれており、見所が多い。 【サムサッカー・サム】さん [映画館(字幕)] 9点(2009-01-25 14:48:51)(良:1票) 113.《ネタバレ》 クレイグ版のボンド第二弾ですが、これが最初っからちっとも面白くない。まず第一に他の方もご指摘のようにカット割りが多すぎてアクションシーンが何してるんだか判らない状態です。ジェイソン・ボーンの監督は凄く上手く編集していましたが、本作の監督さんは明らかにダメって感じで、ただただ見にくいだけでした。 あと第二にダニエルボンド&ボンドガールが暗い。そして必要な時にアノ音楽(オーケストラのアレ)が流れないので、もうこれ「007じゃなくてもよくね?」って感じです。この手の映画はリアルにし過ぎるとダメなんでしょうね、ピアース・ブロスナン版やMIシリーズのように、適度にギャグ化していないと楽しくないということを痛感します。(この手のシリーズ物は観客をニヤリとさせてなんぼでしょうというのが私なりの持論) あと何気にMがかなり幅を利かせているのも妙に気になりましたね。 敵役のドミニク・グリーン(マチュー・アマルリック)と部下のエルヴィス(アナトール・トーブマン)は意外といい味が出ていて好演でした。こういうちょっとイイ人ぽいのが表の世界を牛耳っていて、実は裏の世界も牛耳っているという感じは好きです(例えばXのIマスクも実は・・ だと面白い) ただラストにグリーンが007と互角に戦っているのは激しく違和感でした。あと、CIAのフェリックス・ライター(ジェフリー・ライト)も前作に引き続き良い役で出ています。彼はウエストワールドで広く認知されましたが、ちょい役でも非常に印象深くて素晴らしい俳優です。また、ルネ・マティス(ジャンカルロ・ジャンニーニ)はあまりにも勿体無い退場でした。彼はクレイグの相棒としてシリーズ中は残しておくべきでした。 前作が良かっただけに落差にガッカリした作品です。頑張ってオマケしてもこの点数でしょうか。でも実は何気に終盤のホテルはよく覚えていましたし、序盤の中吊りからのキメ撃ちは最高にカッコ良かったです。 ※余談ですがクレイグ版のボンドになって女絡みのネタがキモイです。商売女に惚れる素人男のような、しかも真面目で世間知らずの若い子ばかりを口説いてて、ボンドのほうも内気でマジ惚れとかしちゃってて色んな意味で怖いです。なぜ遊び人陽キャ設定を捨てちゃったのか少々疑問です。 【アラジン2014】さん [インターネット(字幕)] 5点(2023-10-09 14:05:35) 112.前作に引き続き、気分悪くなるくらい、カットの多い激しすぎるカースタントから始まり、少々疲れます。トスカのシーンはなかなか面白い。が、ボンドの超人ぶりは相変わらず。死ぬって普通。 【代書屋】さん [DVD(字幕)] 8点(2023-01-16 13:08:25) 111.《ネタバレ》 アクション満載なのだが、前作からの続き的な部分が多すぎて、この一本だけ鑑賞して楽しもうという御仁には不向きかも。その点はちょっと問題かな。 ダニエル・クレイグはボンドとしてはかなりのはまり役。そして彼の着こなしは男性として大いに参考にしたいところ。まああくまで参考にしたいというだけで、真似はできないのだけどね。 ストーリーは、前作からの続きということを差し引いても、お世辞にもわかりやすいとは言えない。スパイ映画って、誰が敵でどうすれば世界が救えるのかってことが単純明快でないと、そこが気になってなんだか楽しみづらいんだよね。そこが問題。 そしてM。ジュディ・デンチはキャリアもあって素晴らしい女優であることは間違いないと思うのだが、個人的にこの役にははまってない気がしている。でもこの後の007でもずっと出続けるんだよね。彼女絡みのシーンが多いんだから、まあこれは諦めるしかないか。 これまでの007シリーズよりも人間臭いボンド、という触れ込みに違わぬボンドは、意外に嫌いじゃないな。 【roadster316】さん [インターネット(字幕)] 7点(2022-12-26 10:46:59) 110.ご都合主義をぐっと減らして路線転換したクレイグボンド第2作。D・クレイグは歴代ボンドの誰よりも乱暴度が高くて、身体を張ったアクションも見栄えがしますが軟派じゃなくなったジェームズ・ボンドって妙に硬い。 愛想の無いクレイグボンドその人同様に話もなんか真面目で、Qの小道具やすっとぼけなボンド味がちょっと恋しい気もします。 お話はやや一本調子にも感じ、意外性に驚くということがないので前作よりはパワーダウンかな。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-05-31 23:25:14) 109.《ネタバレ》 以前途中で観るのをやめたんですが、この際ダニエル・クレイグのボンドは全作観るべきだと思い再見しました。 冒頭のアクションシーンがカット割りが細かすぎて何やってるのかよくわからいっていうのと、今回気付いたんですがMをジュディ・デンチが演じているっていうのが好きじゃないんですよね。タナーは大好きです。 ん~事情はわかるんですがボンドが暗いわ~~ボンドガールの女優二人もなんだかあんまりバチッとスパイスが効いてないというか、 特にジェマ・アータートンですが、この人かなり演技派の女優さんだと私は思ってるんですが、ストロベリー・フィールズなんて名前でちょっと期待したのにこれといったものは特になく、「ゴールドフィンガー」を思い出させるシーンでしたがゴールドじゃなく重油とは気の毒にもほどがあるわよ。 小麦色に日焼けしたオルガ・キュリレンコもあんまり魅力的には思えなかった、急に焼いたからなのか、背中の真ん中あたり皮膚が荒れてなかったですかね。見間違いかしら。ジャンカルロ・ジャンニーニが出てたことはすっかり忘却の彼方でした。 最初から最後までつまらないってわけではないですが「カジノロワイヤル」から続いてるってことでイマイチ本調子じゃない007て感じでした。これまでの「007」のイメージと違っちゃって自分がそれに付いていけないというのもありますが。 結局最後までヴェスパーに拘っていたボンド。ヴェスパーってマティーニの種類でもあるんですね、本作でもボンドは眠れなくてヴェスパー・マティーニを6杯飲んでた。こういうとこは粋を感じます。 Mはすぐ殺すことを怒ってたけど、全シリーズ通してボンドの味方、協力者が死に過ぎなのが気になるし、何をなんのために追うのかというコトの内容、経緯がわかりにくいです。 【envy】さん [インターネット(字幕)] 6点(2022-05-16 16:00:13) 108.これはだめだ。別の人も書いてるけど、アクションシーンで無駄に細かくショットが切り替わって、酔いそうになる。 【センブリーヌ】さん [インターネット(吹替)] 5点(2022-02-20 14:17:48) 107.《ネタバレ》 -Quantum of Solace-“慰めに対する(ごく僅かな)分け前” ん~解釈が難しいタイトル。“Quantum”が敵の組織名ってことで、報酬の部分に掛かってるんだけど…今度改めて考えよう。 前作の直後も直後。ホワイトを捕えて移送中のカーチェイスから始まる、なんとも痺れる展開。カーチェイスの後に続くオープニング曲もカッコイイ。 …なのにですね、アクションシーンになるとチャカチャカ切り替わるカメラが、ハッキリ言ってウザいんですわ。およそ2秒毎にカメラが切り替わるから、脳ミソが処理できず、せっかくのアクションの凄さがサッパリ伝わらない、もったいないカーチェイスだったわ。その後のミッチェルとの追い掛けっこ。2秒毎のカメラ切り替えに、時々競馬みたいな競技が入って、変なサブリミナル映像みたいで笑ってしまった。そんなアクションのカメラワークだから、ワンカット4秒くらい続くと“お?長いな”って思うくらい。ボンドとミッチェルがガラス屋根を突き破って落ちるシーンとか、CMではカッコ良かったのにな…。 Mがどんどん好きになる。灰皿のシーンは笑ってしまった。あとヴェスパーと恋人の写真、ボンドに資料を見せた後、背中を向けるシーンは、ワザとボンドに盗む隙きを与えてるな。向き直ってから資料に目を落とさないところとかも含めて。 最後ヴェスパーの恋人を追い詰めたあと建物の外で、字幕ではM「片をつけた?」ボンド「いいえ」M「意外ね…」と。セリフはM「彼はまだ生きてる?」ボンド「はい」M「驚いたわ…」と。こんがらがるけど、敵組織に繋がる重要参考人を殺し続けたボンドに対するMの皮肉が込められてる。頑張れ字幕。 可哀想な最後を迎えるフィールズ。親しくなったボンドに名前を聞かれて「ただのフィールズよ」って誤魔化してたけど、ストロベリー・フィールズって言うんだな。可愛い名前だけど、本人は嫌だったろう。 今度の敵の目的が水。当時は石油でなく水ぅ~?って思ってたけど、現実問題、水道民営化の波が日本にも訪れている昨今、スパイ物も国家間の軍事バランスだけでなく、国家に入り込む巨大企業を絡めてきたんだろうな。 前作に比べて、終始コマンドー並みに暴れまくってる印象のボンド。復讐劇なので仕方ないけど、ボンドらしいスマートさは欲しかった。 前作でシャワーの下でヴェスパーを抱きしめたボンドの対比で、炎に包まれてカミーユを抱きしめるボンドがカッコイイ。 【K&K】さん [映画館(字幕)] 5点(2021-11-01 01:35:32) 106.懐かしの名作シリーズであった007をクレイグボンドが現代の映画に甦らせた。 【おさむ】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2021-08-16 15:32:46) 105.《ネタバレ》 クレイグ2作目。前作より落ちるが、まだ及第点。ボンドガールは、こちらの方が良い。 【にけ】さん [映画館(字幕)] 7点(2019-01-10 22:12:41)
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