みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
71.《ネタバレ》 劇場鑑賞後の帰り道の話。自分の前を一組のカップルが歩いていた。ズボンがずり下がってパンツが見えそうな男。靴の踵は潰していた。しきりに女のうなじを撫でている。とりあえず延髄切りを食らわすことにした。腹が空いたのでラーメン屋へ入った。「本場博多とんこつ」と暖簾にある。隣の席のカップルの会話。「私軽め目に、トンコツじゃなくて醤油にしとくわ。セットは唐揚げごはんね」「僕もあんまりお腹空いてないから野菜ラーメンにする」2人の額を紅生姜色に染めることにした。これは実話です(ごく一部フィクション)。普段はこの程度でムカついたりしない。身が持たないから。それに、どちらかと言うと『少年アラモード』系な自分ですから。でも本作に触れて素直になれた気がする(暴力映画に感化されたとも言う)。「パンク」の定義は知らないけれど、映画を通じて感じた「パンク」はこういうこと。キザな言い方をすれば“心の開放”。叫んで、跳ねて、心を軽くしよう。そういう意味では、気持ちのいい映画はみんな「パンク」なんだと思う。中年男たちの醜態がどうしようもなく愛おしくて、主人公の境遇に同情しつつも羨ましくて、『ニューヨークマラソン』の歌詞に涙を流して笑った。ヤングはイイ奴だと思ったし、TELYAには本気で惚れた。アンドロメダのフレーズが耳から離れません。そうそう、久々にペヤ○グを食べてみました。死ぬほど美味かった。観終えて笑顔になれました。それで十分。だから声を大にして言いたい。好きです!『少年メリケンサック』!可愛いぞ!宮崎あおい!許します!障害手当不正受給!嘘です! 【目隠シスト】さん [映画館(邦画)] 9点(2009-03-10 19:25:05)(笑:2票) 70.《ネタバレ》 勢いがある。テンポが良い。宮崎あおいがかわいい。・・・でもはまらない。 展開が気になる。落としどころも知りたい。だから最後まで興味を持って見られます。でも『飽きがこない』ってことと『面白い』ってことは必ずしも同義ではないみたいです。 現役を引退したロートルが活躍する映画ってのは結構あります。若い人にはわかんないかもしれませんが、いくつになっても人は夢を見ていたいもんです。それに昔取った杵柄を披露する瞬間ってのはなんとなく高揚感を感じるのです。 ですからこーゆータイプの映画にはいつも一定数のニーズはあると思う。ただ、そーゆータイプの映画の中で、この作品はやや変化球に過ぎると思う。 ユースケが言っていたように、人は歳には勝てない。特にロックやパンクといったジャンルならなおさらでしょう。 そこでオジサン達に活躍させようとするなら、年齢を重ねてきたからこそのアドバンテージが必要でしょう。じゃないと説得力に欠けたプロットになっちゃいます。 例えば、解散した後もそれぞれ夢をあきらめきれずに腕を磨いていたとかさぁ。 『失われた若さ。がっかりする聴衆。しかし演奏が始まるや否や、そのサウンドは若かりし頃の少年メリケンサックをはるかに凌ぐもので、若者達の度肝を抜くのだった。』 いや、ほんとに例えばの話です。こーゆー人たちが第一線で再び活躍するためには、そーゆー何かしらの伏線からの説得力をもった演出が大事だと思うのです。劇中突然まともなライブができるようになる意味がわかりません。 ジミーにいたっては、障害者のフリをしていた意味もわからなければ、突然そのフリをやめた意味もわかりません。 若いときの少年メリケンサックのほうに魅力を感じ、そっちの物語のほうが面白そうだと感じた時点で、この作品はやや失敗している気がします。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 5点(2020-06-15 00:57:11)(良:1票) 69.パンクの世界を知っている人は面白いのかもしれない。 俺には宮崎あおいがカワイイだけの作品。 【ガブ:ポッシブル】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2016-01-26 07:12:47)(良:1票) 68.かなり笑えたのに評価が低いのにはびっくり。 年代の差なのかな。巨人の星や明日のジョー世代の私にはこの爆発するような雄叫びや気取らない会話が、グッとくるんだけどなー。 【suma】さん [DVD(邦画)] 9点(2011-10-24 00:19:32)(良:1票) 67.微妙。でも宮崎あおいのぶりっこ演技はとってもキュート。そのヒロインがおっさんバンドのメンバーらと悲喜交々のドラマを見せてゆくのだが、そういったお話の定番的展開としてある男女の恋愛関係へと発展する匂いを全く感じさせないのも良い。それどころか乙女チックな宮崎を下品な渦に放り込む。佐藤浩市は「ちんこデカイのか」を連呼する。映される対象が変わっても小さく「ちんこデカイのか」が入ってるのには笑った。宮崎の「ゆれませんが!」にも笑った。ということでそれなりに楽しませてもらったわけだけれどもこの過激な会話はそこに乙女チックな宮崎がいるから過激になるのであって、そこに笑いも生まれるしテンポもよくなる。でも宮崎不在だといきなりトーンダウン。兄弟のいざこざとか全然つまらない。ガンガンいくかと思ったら急につまづく。ノリノリだと思わせて全然のれない。ということで冒頭の言葉に戻る。微妙。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 4点(2011-02-24 17:50:34)(良:1票) 66.みなさん書いている通り、宮崎あおいの全力の演技が良かったです。オープニングのあたりのユースケとのかけあいもいい感じで、つかみはばっちりです。しかし、おじさんバンドの面々は、キャラ紹介が終わってからは、演技が一本調子で、裏がなく、人格としての深みやリアリティが感じられなかった。またストーリーとしては、バンドの演奏がどのように「最低」を抜け出せるのか、という重要なはずの転換点がうまく描けてませんでした。ただ「舞妓haaan」に比べれば、後半がいきおいだけでなく、それなりに「意外でかつ納得のいく」ような展開になっていたので、最後まで楽しく見られました。 【小原一馬】さん [地上波(邦画)] 7点(2011-01-21 09:39:02)(良:1票) 65.私もパンクの良さは全く分からない。でも、宮崎あおいの良さは一目瞭然。怒っていても、悩んでいても、拗ねていても、酔っ払っていても、牛のウンコを…(以下略)、これほど何をやっていても可愛く見える女優は稀だろう。こりゃ、ただのファンの意見だな。客観性なし。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2010-04-15 22:30:57)(良:1票) 64.宮崎あおいを軸にして成り立っている。 ただこの内容でこの時間は長すぎる。 楽器の音がリアル。 【Yu】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2010-04-15 15:43:21)(良:1票) 63.ふとそれに気がついて、意外に思った。 宮崎あおいの出演作を昨年(2009年)は、一本も観ていなかった。それどころか、もっと確かめると、最後に観た彼女の出演映画は、2006年の「ただ、君を愛してる」だった。 3年以上も彼女の演技を映画で見ていなかった。何たることだ。と、思った。 今年の日本アカデミー賞で、主演女優賞にノミネートされた彼女の紹介映像で、今作のワンシーンが流れた。 「何だか面白い演技をしている」と、とても新鮮に感じ、久しぶりに彼女の映画を観たいと思った。 言わずもがな僕は宮崎あおいという女優のファンである。10年近く。 それなのにどうして3年以上も出演映画を観ていなかったのか。 一昨年の大河ドラマの出演の影響で、出演作品数自体が少なかったということももちろん一因だけれど、はっきり言うと「観たい!」と思える作品がなかったということに尽きると思う。 大河ドラマの出演とその成功、CMなどへの露出拡大に伴い、宮崎あおいという女優は、一躍“国民的女優”となった。 そんな中で、彼女の”畑”である映画に対する立ち位置も確実に変化をせざるを得ない状況となったと思う。 詰まるところ、以前のようにフットワーク軽く若手映画監督の挑戦的作品に出演しづらくなってしまった。 それが、彼女の出演映画を「観たい!」と思えなくなってしまっていた要因だと思う。 そんなわけで、この映画についても、自分の中で敬遠していた。 敬遠していた理由はもう一つあって。 クドカンは好きだけれど、彼の良さは長編映画では発揮されにくい。“クドカンワールド”は、テレビドラマや舞台など時間や環境に「制限」がある媒体でこそ発揮されると思う。なのでこの映画も、きっと笑えるし面白いんだろうけど、トータル的にはクドカンが個人的な趣味趣向に突っ走った作品なんだろうと、分かっていた。そして実際そうだった。 ただ今回は、端から「宮崎あおいを見よう」と思って、この映画を観た。 さすがに宮崎あおいで、滅茶苦茶な映画世界の中で、存分にコメディエンヌとしての魅力を見せてつけていた。 終始、「かわいい」としか言いようが無いし、やはりこの女優は凄いと思った。 じゃあそれでいいじゃない。と、思う。 【鉄腕麗人】さん [DVD(邦画)] 6点(2010-03-15 16:41:16)(良:1票) 62.この作品は小ネタがいちいち面白い。 特にジミーさんが素晴らしいわけであります。 立てなくはないジミーさん。 ハンバーグを食べたいジミーさん。 涙するジミーさん。 どれも最高です。 更にこの作品にはおっぱいに関する興味深い考察もあります。 その昔、偉い人が言いましたが、おっぱいには2種類あるわけです。 つまり揺れるおっぱいと揺れないおっぱいです。 揺れないおっぱいはただのおっぱいという格言もありますが、このエロおやじたちの中にあって、かんなちゃんが無事で居られたのもただのおっぱいのお陰なんですね。 間違えてフカキョンなんてキャスティングしてしまっていたら、この作品は違う方向に向かうことになっていたでしょう。 これだけべた褒めしておいて言うのもなんですが、終盤はちょっと失速気味で、物語としてもいまいち収束しません。 それに結局パンクってなんなのか僕にはよくわからなかったし、総評としては損はしてないという程度に収めておきたいと思います。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 6点(2009-08-18 10:42:15)(笑:1票) 61.これをみたある知人が、「終始下品で気分が悪くなるから最低だった・・」って言ってた。 数週間後、その知人からよく訳の分からない理由で突然縁を切られました。 その数週間後、この映画を観ました。 「全然おもしろいじゃん!」パンクロック大好きなぼくとしては、 こんなんとても好きです!むしろもっとやって欲しかった。 って見終わって、嗚呼!なんたる価値観の違い!!って思った。 だからまあいいや。 さよなら知人。お元気で。 【bokugatobu】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-08-17 00:02:18)(良:1票) 60.宮藤官九郎作品らしい超個性的な登場人物の面々は見ていて楽しいし面白かった。中年俳優の面々がかなり頑張っていて良かったとは思うが、吹っ切れ気味の演技を終始見せていた宮崎あおいがやはり良かった。それと、宮崎あおあいで言えば、彼氏と会話してる時とかのデレデレな時が可愛かったけれど、その辺りのシーンを見ているとなんだかまだ高校生、はたまた中学生ぐらいの感じに見えていた。全体的にはそれなりに笑えたりしたけれど、中盤はやや中弛み感を感じた。終始同じリズムで物語が進んでいたように感じたので、もう少し異なる要素や起伏があれば良かったように思う。 【スワローマン】さん [DVD(邦画)] 6点(2009-08-08 15:18:30)(良:1票) 59.予告編にとても期待させられて見に行った。しかし見に行ってわかったのだがこの作品はクドカンワールドを理解していないと難しい。加えて、80年代パンクや当時の時代の空気を懐かしいと思える人種でないとあんまり楽しめない気がする。つまり、ものすごく見る人を選ぶ作品だということ。ぱっと見は一般大衆に迎合したポップでキャッチーな作品に見えるが、ふたをあけると違った。「パンクとはなんぞや?」というテーマなのかもしれないが、そもそもパンクになど興味のない人からすれば「で?」といいたくなる内容かもしれない。個人的には楽しめたのだが、たまたまピンポイントでハマっただけだと思う。客観的にみると好き嫌いのわかれそうな作品である。 【HARVEST】さん [映画館(邦画)] 5点(2009-04-06 06:21:55)(良:1票) 58.《ネタバレ》 他の邦画とは(良くも悪くも)一線を画しているクドカン映画。今回はわりと当たりでした。自分が単純に頑張るオッサンに弱いのですが。また「アンドロメ~ダ~」とか「世界人類を~」とか劇中に出てくる歌が皆中毒性があって良かったです。ただこのノリで120分は正直辛かった… 【bolody】さん [映画館(邦画)] 4点(2009-03-20 01:19:25)(良:1票) 57.《ネタバレ》 クドカン作品ということ以外、大して予備知識なく観に行きました。 館内は若い人の方が多かったです。 上映中は、ところどころクスッとウケつつ、宮崎あおいちゃんの可愛さに感心。ラストは、え?そんな終わり???とかなり拍子ぬけ。なんか急いで店じまいされた感じ。 正直、こんな映画(失礼...を映画館の大スクリーンで観る自分てどうよ??と思いつつ、映画館をあとにしました。 しかし、意外なことに翌日、劇中のいろんなギャグやオモシロ人間のオモシロ発言や行動が効いてきて...アンドロメダ...とか、GOAとか。かんなの彼氏のしょーもない唄、その他。仕事中に思い出し笑い&きのう映画観たけど、こんなヒトが出てきたの...と周囲に教えずにはいられませんでした。 クドカン作品、映画は初めてだったのですが、面白さはテレビ以上かな。むしろ、TVよりスクリーンで観た方が、ギャグを全身に浴びられていいですね。脳への浸透度が違います。 そういう人、いるよね~、そういうとこ(人)私も着目してた!と、笑える人間観察、たくみなキャスティング、笑える会話、とにかく抜きん出ていると思います。作品中にそうやって突出している部分、何か一つ完璧な部分があると、多少のほつれなんかどうでもよくなる。 でも、ユーモア感覚のツボが違う人には、本当にどうでもいい、つまらない映画かな。 一般的な映画の定石である、ストーリーのリアルさがどう、主人公の心情がどう、というからは 全く離れている(あまり重視されてないと思う)ので。 私的には、官藤監督には これからもユニークな作品をスクリーンからどんどん発信して、みんなをむやみに、そして無意味に洗脳してもらいたい、という心境になりました。 宮崎あおいさん、あれが彼女の地かと思ってしまうほどでしたが、やったことのない演技に挑戦した作品だそうで。この若さでここまで演じられる人っていたでしょうか?凄い。 ちなみに怪役を当てられることが多いピエール瀧さん。 変な役やると、普段かもしている胡散臭さや怪しさが消えてしまうんですよね。不思議ですが...。 普通の役、あるいは普通のことをやってる時の怪しさは出ないので、怪しさ全開を目当てにピエールさんを使わないでほしいなと思います。 【hatomix】さん [映画館(邦画)] 7点(2009-03-05 21:17:45)(良:1票) 56.《ネタバレ》 クドカンの脚本につきますね。 ほんと台詞一つ一つが面白くて「聞き漏らしてはいけない」と思わせます。 ただ台詞重視な内容(監督の意図は不明ですが・・・)は「映画」として撮る意味がどれだけあったのか疑問になりました。 ロードムービー的要素が多分に含まれておりましたが、ラストシーン含め大きなスクリーンで魅せる内容ではなかったかな~。 でも「面白い」「楽しい」作品であったのは事実。 久々にパンクを聞きたくなりました♪ 【ゆたさん】さん [映画館(邦画)] 6点(2009-02-20 10:54:22)(良:1票) 55.この点数はあくまで宮崎あおい評価です。あしからず。クドカン作品としては、前作『真夜中の弥次さん喜多さん』に容赦なく3点をつけているんですが、今回は良かった!全然関係ないんだけど、このアナーキーな姿勢は『悪魔のいけにえ2』に通じるものがあると感じた。故にラストはもっとぶっ壊れていても良かったと思うが、いい終わり方を思いつけず適当にまとめちゃったような気がする。宮崎あおいのエキセントリック演技も後半にいくにつれ失速していき、キャラが立たなくなったのが残念。「ニューヨークマラソン」の本当の意味が分かってスッキリ。 【フライボーイ】さん [映画館(邦画)] 7点(2009-02-16 12:10:51)(良:1票) 54.何となく想像がつく流れではあるが、まあこれは暇なら...という映画。いや人によっては、細かく見れば凄い、となるのかもしれないが、笑いのセンスとしてハマらなかった。 【simple】さん [インターネット(邦画)] 4点(2020-05-17 13:47:20) 53.気軽に、時間つぶし程度でみる作品。 【へまち】さん [DVD(字幕)] 5点(2017-11-30 19:45:30) 52.冒頭の勘違いに無理がありすぎ。特に応援したくなる人物も出てこない。 【Donatello】さん [DVD(字幕)] 2点(2017-07-18 21:12:58)
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