みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
217.カンフー映画のレビューとなると余計なことをダラダラ書き連ねる私も、この作品については多くを語る必要なぞ、かけらもありません。 ただ単に、観る。 燃える。 そして、讃える。 それだけで十分です。 【カニ】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-07-21 17:07:31)(良:3票) 216.《ネタバレ》 これが公開された時に日本全国の小中学生へ与えた衝撃というか影響は、今の若者には想像もつかないでしょう。この新しいヒーローの登場が世界に衝撃を与えたとき、本人はすでに早世していたというのもまたドラマチックじゃないですか。当時の中学生たちを魅了したのがそれまで誰も存在すら知らなかったヌンチャクという武具で、たちまちそのおもちゃ版が爆発的なヒット商品になりました。あのブルース・リーのヌンチャクさばきにあこがれて自分も含めてみんな夢中で練習しましたが、たとえおもちゃであろうとも中坊に扱える代物じゃございません。あれは失敗して頭や背中に当たるとおもちゃでも物凄く痛いんです、たちまち学校に持ち込み禁止になりました。でもブルース・リーも映画の中でヌンチャク振り回してたのはほんの数十秒でしたね(笑)。 史上もっとも影響を与えたB級映画は、間違いなく『燃えよドラゴン』です。映画自体は典型的なB級で、ちょっと垢ぬけた香港カンフー映画以外の何物でもありません。でもブルース・リーの研ぎ澄まされた肉体美と怪鳥のようなカンフー、そしてもう顔芸としか言いようのない表情には一撃で魅了されてしまいます。意外と敵ボスが弱かった、なんて細かいこと気にしてたらあきまへん。ジョン・サクソンやほかの武芸者とリーはなんの関係がないという雑なストーリーテリングはどうなの?なんて突っ込みを入れたら罰があたります。そしてこの映画の(今となっては)凄いところは、無名時代のジャッキー・チェンやサモ・ハン・キンポーやユン・ピョウといった大スターたちがエキストラに近い役で出演しているところです。おかげで毎回観るたびに「○○をさがせ」と遊ぶことができます。 映画史上もっとも早世が惜しまれる俳優は、やはりブルース・リーじゃないでしょうか。 【S&S】さん [映画館(字幕)] 8点(2019-01-21 21:49:08)(良:2票) 215.《ネタバレ》 彗星の如く現れ、僅か数本の映画に出演後、急逝したブルース・リーの代表作!!もう、どえれーカッチョええ!!!人間離れした肉体や動き、「アチョー!!!」という独特の怪鳥音、ヌンチャク・棒術の披露、ブルース・リーの圧倒時な強さ、スパイ映画を意識した展開等々、見どころ満載。この映画が無ければ、ジャッキー・チェンやその他アクション俳優の方向性も変わっていただろうし、漫画『北斗の拳』も生まれなかった。また、これをきっかけに格闘技に目覚めた人も数多いでしょう。展開が雑だの荒唐無稽だのといった声も挙がってますが、いいんですよ。これで。もし作りが丁寧で細部までもが緻密に計算されているようであれば、逆にここまでブルース・リーの迫力を出せなかったでしょう。単純明快、荒唐無稽だからこそ、恐ろしいほどの迫力や気迫が伝わってきますね。中でもお気に入りのシーンは、オハラとの宿命の対決シーン。ブルース・リーの圧倒的な強さと、フィニッシュの恐ろしい形相が凄まじくて鳥肌が立った・・。無名時代のジャッキー・チェン、サモ・ハン・キンポー、ユン・ピョウもチョイ役で出演しているのは、ファンの中では常識ですね。しょこたんこと中川翔子もブルース・リーの大ファンとの事で、僕もそれだけの理由でしょこたんのファンとなってしまいました(笑)。しかし、考えたらもうかれこれ60回以上は観ているなぁ~(笑)。 【けんおう】さん [映画館(字幕)] 10点(2013-12-31 03:40:08)(良:2票) 214.《ネタバレ》 社会人となって三年目の時にこの映画を好きな友達に薦められて観たのが最初で、この映画を観た翌日、会社に行って課長のことを呼ぶ時、「課長」ではなく「アチョー」て言いそうになるぐらい興奮したのを覚えてる。口から発する言葉は「課長」ではあったけど心の中では「アチョー」て気分で、この映画を観てしまって以来、会社にいて他の人が課長のことを「課長」と呼ぶのが全て「アチョー」に聞えてしまうぐらい私は重症です。はっきり言ってストーリーなんかほとんど覚えてない。しかし、ブルース・リーのあの肉体から放たれるキックとパンチの凄さの前にはもう、ストーリーなんてどうでも良く、ただただ凄い!凄い!と興奮せずにはいられない。タイトルにもあるようにこれは男の心に火を付ける(燃える)映画!正しく「燃えよドラゴン」の名に相応しい熱い映画!最後に一言だけ言わせてください。「アチョー」 【青観】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2008-08-16 23:05:48)(笑:2票) 213.《ネタバレ》 ブルースリーの演技が文句無しにかっこいい。 彼の鍛え抜かれた肉体、素早い動き、奇声、人間離れしています。 人間を超えた彼はやはり天才です。 彼の妹が悪党に追い詰められる場面が、とてもエロティックな印象として残っている(あれはチュンリーの原形ですか、、、違いますよね)。 東洋の雰囲気ってやっぱ良いわ。 夕食パーティーでは、竜宮城のようなどこか混沌とした、様々な文化が交じり合ってとても幻想的であるが「相撲」はひどい。なんだアレ!日本の文化をバカにしていると思う。 娘達が同じ衣服を身にまとっていて、後宮を思わせる。 「中国の後宮」って、僕にとって物凄くエロティックなニュアンスを感じるのです。 ストーリーが分かりやすいのも取っ付きやすくて良いと思った。 ストーリーは分かりやすくてシンプルなものほど優れていると、僕個人としては思う。 しっかりと場面が描かれている。 それぞれのキャラクターも個性が生きている。 敵役も個性豊か。強そうで怖い。。。(超マッチョの筋肉ムキムキ男がとても怖いんです) ブルースリーが相手を踏みつけ、骨を踏みしだく時のあの悲しげな表情! 素晴らしい! ブルースリーは、最後のほうで様々な武器を持ち替えて、その武器のカッコ良さを見せてくれて、彼のサービス精神の良さが伺えた(やれって言われただけ?)。 地下室はとても怖い。閉鎖的で暗い雰囲気。でもリアリティがある。 孤島の要塞の雰囲気がユートピアっぽくてよかった。 物語の中の独裁者がつくる国って、とても独特の雰囲気というか秩序が全体に行き届いていて、そういう雰囲気が好き(あくまでフィクションとして)。 「鏡の部屋」も「爪」も印象的で良かった。 【ゴシックヘッド】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-12-04 02:48:09)(良:2票) 212.購入遍歴=セルビデオ(当時1万7000円した×2=VHSとベータもあったっけ?)、セルビデオ(3980円になった)、またセルビデオ(ワイドスクリーンになった)、LD(テレビサイズ)、LD(またワイドになった)、DVD(両面でひっくり返すのが大変)、DVD(死亡的遊戯のそれね)これが俺の「ドラゴンへの道」。でブルーレイディスクとかHD-DVDなんかででた日にゃどうすりゃいいのよって、ふう。 【Nbu2】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-04-14 23:10:05)(笑:2票) 211.私は、小学生の時、この映画のブルース・リーのセリフから、映画の観方を教わりました。「考えるな 感じるんだ」 【なるせたろう】さん 10点(2004-02-12 21:12:17)(良:2票) 210.カンフーアクションの最高峰。ギラギラとした野心・怒り・そして哀しみが突き刺さる映画である。これが単なるアクションなら,無数のフォロワーを生むこともなかっただろう。しなやかでありながら,尖った鋼の刃物のようでもあるブルース・リーの鍛えぬかれた肉体と,心の暗闇から発せられるかのような「怪鳥音」と呼ばれたあの雄たけび。彼の尋常ならざる肉体と暗い魂のパワーが観客を魅了し,かくも模倣させたのだ。これらが画面を切り裂き,敵が倒れた刹那に感じるのは爽快感だけでは決してない。敵を傷つけることでしか自己表現出来ない彼の怒りと哀しみも,同時に私の心を刺し貫くのだ。 【veryautumn】さん 10点(2004-01-14 16:24:04)(良:2票) 209.そのへんの人蹴りたくなってくる。 【テニスする人】さん 10点(2003-05-17 13:18:45)(笑:2票) 208.間違いなくブルース・リーの最高傑作だと思います。数ある彼の作品の中でもヌンチャク&ジークンドーがこれでもかっていうくらい炸裂しています。それに古さを感じさせない所が高評価できます。 関係ないですが昔、この映画の影響で夜中に「アチョ~~~~~アチョ~~~」って叫んだら親父にニセモノの木製のヌンチャク殴られたという思い出がありあます。これが痛いのなんの!だから、いろんな意味で本作は≪凄い映画(?)≫です。 【ピルグリム】さん 10点(2003-01-26 21:55:27)(笑:2票) 207.30年程前にこの作品を観たとき、多くの方々と同じように私も人生にブルースリーの影響を強く受ける事となった。繰り返し映画館に足を運び、ビデオ化の後はテープが擦り切れるほど彼の動きや表情を観続けた。LDでは静から動への一瞬の呼吸さえも眼に焼き付けた。今、改めて映画として観た時、無声映画という原点を思い出す。彼の人間の限界を超えた動きは、リアルさを追求するCGも追いつくことはできない。そこには撃った痛みと撃たれた痛みがある。怪鳥音の叫びは言葉以上に観る者すべてに何かを伝えている。そして驚くほど喜怒哀楽に満ちた表情は人間そのものである。アメリカで世界でスーパースターとなった最初の東洋人である。武道家、そして俳優だった。本物は美しい。 【天地 司】さん 10点(2002-07-12 18:53:11)(良:2票) 206.《ネタバレ》 「鑑賞環境」を「試写会」としたのは、この映画を最初に見たのが、毎日新聞の試写会だったから。 姉が試写の応募が大好きで、「アンタもはがき出したら?」で初めて出して当たったのがこの映画。 中学1年の9月頃かな。私は7月に転校して友人が少なかった。 クラスの学級委員長(同性の男子ね)を誘ったら二つ返事で来てくれた。 先週ネットで久しぶりに鑑賞 なぜならその誘った委員長が昨年亡くなったと、他の友人から聞いたから。 いわゆる「洋画」を映画館環境で見るのも初めて ゴジラとか東映漫画祭りくらいの経験しかない中学生が、いきなり毎日新聞会館で試写会。周りはオトナだらけに見えた。 字幕を読む習慣も無いので最初は戸惑った。が、リーの圧倒的な肉体の躍動に、最後は興奮して、槍に貫かれたハンを見て声を上げてしまったことを思い出す。 終ったあと、「アチャー」と小声を出しつつ友人と笑いながら帰った。それ以降彼とは親友となった。 12月に新聞で封切りが伝えられた時、私と彼がクラスのみんなに「映画解説」をして友人に吹きまくった。 うるさくしていたので先生から「お前は浜村淳か」と突っ込まれたのを思い出す。 映画は空前の大ヒット 流行るに釣れ「最初に見た人」の希少価値も薄れたが、彼は「委員長が推薦する映画やから」と女子とのデートに成功していたらしい。 今、見返せば、いくらでもあるストーリー 復讐劇&悪役退治なんだが、近代武器を使わず、己の肉体だけで対決して行くリーの姿は、人間の根幹はこれだと思わせますね。 やはり肉体 それを存分に披露しつつ人を楽しませるのはやはり天才のなせる技でしょうね。 この後凡百のカンフー映画が日本でも世界でも公開されますが、「シャシン」としての筋も絵も一流と思います。 ブルースが以前にも香港で映画を撮影しています 香港映画のルールから見て、アメリカナイズした脚本は評価が分かれる事でしょうけど、 「世界に向けた、最初のカンフーアクション映画」と言う称号は永遠にこの映画の物でしょう。 地下の秘密工場にロープで降りるときの「足ピン」 キャンプで真似したけどできなかったなぁ 天下一武道会 的なシーンが出てくる、映画やアニメでは 悪役オハラがどこにいるか探す自分が居ます。 妹が自害した理由を父が話したがらなかったのは、やはり「香港」だから 強くて権力を持つやつら(英国)に「占拠」されてきたからと言う、暗喩なんでしょうね。 映画の主人公は何をしている人かは、皆目不明だけど、カンフーは師匠クラスのようです。 悪の組織を壊滅させ、かつ妹の敵を、自らの肉体で取る。そこがミソですねこの映画の。 このあたり「抑圧された人々が立ち上がる」という一種の革命映画でもあるわけで、米国でも、中南米からの移民街、黒人街や、東欧諸国でこの映画が爆発的な人気が有った事の意味が在りそうです。 音楽もこの映画のヒットに拍車を掛けました。ラロ・シフリンの少しオリエンタルなスコアが実にぴったりです。 スパイ大作戦のテーマとこの映画とで、儲かったのかなぁ 【亜輪蔵】さん [試写会(字幕)] 7点(2023-04-17 13:46:26)(良:1票) 205.視聴前はブルース・リーに対して特に感情は無かったが、なるほどこれは惹かれる。 正直に言ってしまえば映画の出来としては4~5点程度のものである。しいて挙げるなら、鏡の部屋での闘いは映像的な意味も含めて面白かったかな、と言う程度の感想しかない。 だが、彼の鍛え上げられた肉体やら、鋭い技の数々やら、ケンシロウ他にもオマージュされた甲高い掛け声やら、相手を見据える時の不敵な表情やら、とても存在感があって魅力的に感じてしまったのだ。 【alian】さん [インターネット(字幕)] 7点(2021-01-17 17:06:28)(良:1票) 204.《ネタバレ》 志穂美悦子さん主演の【女必殺拳シリーズ】を観て、その製作のきっかけにもなったブルース・リーさん主演の映画を、これまで観てこなかったのは誠意がないと思い、BDをレンタル。【ドラゴン怒りの鉄拳:1972年】の次に鑑賞しました。 ブルース・リーさんのアクション自体は素晴らしかったです。【怒りの鉄拳】にも明記しましたが、某漫画からのフレーズをかりると…技の切れ・流れ・速さ、どれをとっても非のうちどころがありません!。 一方、【劇映画】としては…私にとって【怒りの鉄拳】の【個人的なインパクト】があまりにも強すぎたこともあり、【ハリウッドで無難につくられたアクション映画】という印象に留まりました。 とはいえ、最初に日本で【怒りの…】を公開しようとしても、受け入れられなかっただろうことは想像に難くありません。【燃えよ…】だったからこその大ヒットであり、その後の【空手ブーム】、そして【怒りの…】も無事に公開、さらに【女必殺拳シリーズ】へ…と、つながったのだと思われます。その意味で【歴史的な意義】には、計り知れないものがある作品であることは間違いないでしょう。 さて、採点ですが…ブルース・リーさんのアクションと歴史的な意義を踏まえると10点にしたいところですが…先に観た【怒りの鉄拳:9点を献上】のほうが、個人的に心に響いてしまった(というか、心に突き刺さった)もので…かといって8点以下というのも釈然としません。そこで【怒りの…】と同じ9点とさせていただきます。 それにしても、【個人的な事情】とはいえ、昭和に生きていながらリアルタイムで当作品を観られず、当時、熱狂できなかったのは、ちょっと寂しいですが…今回、観ることが出来て良かったです。 *【ドラゴン怒りの鉄拳:1972年】は、別途、レビューを投稿しております。 【せんべい】さん [ブルーレイ(字幕)] 9点(2021-01-17 12:45:48)(良:1票) 203.WOWOWにて生誕80周年という事で出演作をまとめて放送してくださったので久々に鑑賞。 ハリウッド作品だからか、ストーリーもアクションもバランスがいいです。 ブルース・リー鑑賞デビューにはうってつけでしょう。 ただし、最初にこれ見ちゃうと以前の作品にはモヤっとするかもですが。 でも主演作品の中で一番痩せてしまっているので、ぜひ前作の良い身体の彼も観てください。 【movie海馬】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-09-12 20:01:33)(良:1票) 202.実に35年ぶりくらいに再見しました。 今見ても意外と面白いものですね。てかブルースリー、こりゃ当時人気出るよな、と今さらながら思いました。 このサイトでも年寄りの方に位置する私はリアルなブルースリー世代なわけですが、しかし当時ブルースリーには全くハマらなかった人なのです。 彼の映画は典型的な彼のためにある映画であり、彼がいるからこそ成立する映画。 ブルースリーを観るための映画なのです。 そういう意味では例えば「ラブライブThe School Idol Movie」なんかと同じファン映画だとも言えます。 (多分好きな人は「そんなのといっしょにするな!」と言いたいでしょうが、内容があまり無くフアンでないと楽しめないという意味では私にはどちらも同じようなものに思えます) フアンでない人が点をつけるとあまり高くないのは、そういうジャンルの映画としてしょうがないところではないでしょうか。 とはいえ、当時まったく彼に興味がなかった私が今見ると「あぁこれ当時ハマった人がいるのわかる気がする」と思うのですから、人間、年をとるとやっぱ変わるものなんですね、うんうん。 【あばれて万歳】さん [地上波(吹替)] 6点(2017-01-19 10:38:24)(良:1票) 201.《ネタバレ》 40数年前の映画ですが今観ても色褪せない映画です、もう何十回見ましたが見る都度に感心しますね。ブルース・リーの特質は独創性でしょうね!快鳥声やランダムに出る拳や蹴り技、スピード、時折スローモーションに成る場面、格闘シーンは意外性の連続で見る者を飽きさせません!特に最初のサム・ハン・キンポーとのシーンは何回見ても凄いです。これは後のジャッキーチェンや昨今のマトリックスの比ではないです!燃えよドラゴンはリーの集大成なのですが、惜しくも若死しましたが本人も悔いはないでしょう。 【マロウ】さん [地上波(吹替)] 10点(2017-01-06 03:46:39)(良:1票) 200.《ネタバレ》 ブルースリーの映画といえばやっぱりこれです。ヌンチャク、掛け声、音楽、アクションと70年代カラテ映画ブームの火付け役なのも納得です。年齢的にブルースリーを知ったのはジャッキーチェンより後なのですが、初めて観たときの驚きはすごかったです。あの動き、スピードは人間じゃないです。インパクトという意味でもカラテアクション映画でこの映画を超えるものは今後も出てこないでしょう、と思います。 【金田一耕助】さん [DVD(字幕)] 10点(2015-07-05 22:30:25)(良:1票) 199.《ネタバレ》 イップ・マンに師事し、キン・フーといった武侠映画にも親しんだブルース・リーの武術を活かすため、極限までシンプルにまとめられたアクション映画。 一見すれば荒唐無稽で無茶苦茶な世界観を、ブルース・リーの足運びの静けさ、気を一気に放出する動の空気が包み込む。 映像で魅せる映画にはもってこいのアクションの連続。 そこに貫かれるのは、道を外した者への「復讐」。 彼らにとって武術は「殺し合いの手段」である以前に「己を高める道」の武道。 アクション・スターとしてその武を極限まで高めたブルース・リーは後者であろう。 他人を守るための武術。己を制してこその武術。 その道を逸れ、人を殺すためだけの道具として武を使う者には破滅が待っている・・・そんな所も込みで楽しめる映画。 サモ・ハン・キンポーとのスパーリング(後の総合格闘技)、訓練、船の上での騒動、要塞での大会、潜入捜査、殺し合い、大乱闘! クライマックスの「上海から来た女」を思い出す鏡の中での死闘! 【すかあふえいす】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-12-19 19:41:33)(良:1票) 198.いったいどんな演技指導されたらあんな顔ができるんだ!顔!顔!オハラを倒したときの顔! 【JF】さん [地上波(吹替)] 6点(2014-06-17 18:51:00)(笑:1票)
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