みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
40.《ネタバレ》 本作を観終えたとき、原作を読み終えたときと同じように心がざわついていた。悪くないと思う。少なくとも、キャラの性格を読み違えていたとしか思えないドラマよりは原作の味わいを享受できる。しかし、どうにも納得できないことがある。映画は原作とは離れて評価されるべきではあるが、私の原作解釈との違いに言及させてください。以下、ネタバレしますのでご注意。言いたいのは、原作を読んで感じた雪穂と亮司の関係に対して本作の解釈が随分と違うこと。原作には描かれない二人のコミュニケーションをモールス信号にしたのは映画なりの工夫だったが、それによって伝えられるのは雪穂が痛めつけたい相手の名前のみ。まるで亮司を犯罪マシーンとして扱うためのアレンジである。その流れのまま亮司は自殺する。犯してきた罪への呵責であろう。とてもわかり易いのだが、少なくとも原作では雪穂が自身の野望のためだけに亮司を利用していたとは思えない。原作には、亮司が雪穂をサポートするための準備を周到に進める描写がある。殺人と強姦だけではなく複雑な内容も含まれる。コミュニケーションの方法は示されないが、二人は密に情報を交換し、二人で計画を練り、二人で実行してきたはずなのである。亮司は事故死するが、事故さえなければその関係が終わるような空気も無かった。被害者の息子と容疑者の娘として表立って接触できない二人の関係を読み解くヒントは雪穂の「私には太陽に代わるものがあった」という言葉だけであるが、それが本作のような関係だったとはどうしても思えない。解りやすい映画にはなったが、個人的にはテーマに連なる最も大切な部分に安直な回答を嵌めたように思える。「太陽に代わるもの」と捕らえていたのは亮司も同じ。明かされないコミュニケーションの中で、目の前にある障害の排除以外に二人が何を話していたのかは想像するしかない。二人はどこかへ行き着くために犯罪を重ねていたと私は思う。二人で太陽の下に出られる場所を捜していたと思いたい。原作には白夜行の行き先を想像させられたが、本作の白夜行には目的地がありません。 【アンドレ・タカシ】さん [映画館(邦画)] 7点(2011-02-07 21:05:37)(良:2票) 39.《ネタバレ》 時間の関係からカットされた部分の選択も見事なところで、原作に近い味わいだったと思います。個人的には(比較をしてもしょうがないですが)ドラマ版よりはこちら、です。 堀北真希、高良健吾の活躍はもちろん(あ、船越英一郎さんも)ですが、川島江利子を演じた緑友利恵、そして栗原典子の粟田麗。このふたりの存在が、よりこの映画を『白夜行』にしてくれたのだと思います。内容としても、映画化ものとしても、満足の7点。栗原典子がワインを飲むシーンの全編(バックで笹垣毒殺未遂のニュースが流れているところから)に、心の2点を差し上げます。 【まつもとしんや】さん [映画館(邦画)] 7点(2011-04-28 17:34:58)(良:1票) 38.《ネタバレ》 東野圭吾の原作を読んだのは、2年前になる。ハードカバーの単行本は、ページが2段組み構成の500ページを越える長い長い小説だった。 純粋なミステリーというよりは、二人の男女の過酷な運命と、隠された真相に彩られた、壮大な「悲劇」だった。 数年前に放映されたテレビドラマは、まったく観ていなかったが、再び映像化するのならば、「映画」として、潔く過剰なまでに色濃く創り上げて欲しいと思っていた。 少し地味目なキャストと、新鋭の監督の起用に対して、いささか不安はあった。 しかし、導入部を観た時点で、不安は期待に転じた。 殺人事件を発見し逃げ惑う子供たちの“ぶさいくさ”、その表情をタイトルバックにする潔さ。 刑事や容疑者たちのどこかうらぶれた表情を画面いっぱいに映し出し、殺人事件そのものよりも、事件が起きた環境とその人間模様の異様さを表す演出には、期待した“色濃さ”があった。 地味目なキャスティングも、この物語の本質である“人間の不確かさ”を表現するための必要な手段だったのだろうと思った。 とても満足感を伴う映画だったと思うのだが、最後の最後、物語の締め方には不満が残る。 主人公の二人、雪穂と亮司の隠し続けられてきた心と心の“つながり”を、もっとしっかり描くべきだったと思う。 最後の最後まで亮司との関わりを否定し貫き通す雪穂の「決意」は、絶対に描くべき要素だが、映画ではそれのみが描かれるため、最終的に雪穂が亮司を“切り捨てた”という印象が強く残ってしまった。 亮司が最後に船越英一郎演じる笹垣と対峙し、自らの積み重ねた行為に対して”悔恨”を垣間見せる様も描くべきではなかった。 そして、最後の最後に船越に語らせすぎた。(サスペンスの帝王の“顔”を覗かせてしまった……) 20年に及ぶ悲劇の中で、彼らが繰り広げた罪と罰、そこには常軌を逸した「覚悟」と 揺るぎない「愛」があったはずだ。 原作の空気感を踏襲した上質な切り口をみせてくれた映画だっただけに、もっとも肝となるべきその「覚悟」と「愛」が描き切れなかったことは、残念。 【鉄腕麗人】さん [映画館(邦画)] 6点(2011-02-13 11:22:43)(良:1票) 37.原作にほぼ忠実に、子供から学生、大人へと順序だてて話を進め真相に迫る。 時間的制約がある中で2人の内面を描かず客観的に捉えており、韓国版より優れている。 【TERU】さん [インターネット(邦画)] 7点(2023-01-12 22:18:15) 36.《ネタバレ》 高校生のころTVドラマが楽しみで熱心に観ていました。 原作既読、TVドラマ、原作ともに大好きです。私が読んだ東野圭吾の作品では、「白夜行」が「容疑者xの献身」を抑えてNo.1です。 なのに、、どうしてこうなった??ジメジメした雰囲気で全然おもしろくない・・・。刑事も全然怖くない・・・。 全然ハラハラ盛り上がることなくじみ〜に終了。 TVドラマは、脚本の良さもさる事ながら、 雪歩役の綾瀬はるかが、見事に悪女を演じていて、 亮司(山田孝之)をジワジワ追い詰めて行く笹垣(武田鉄矢)の逃亡劇も非常におもしろかった。 が、映画はそれがまったくない・・・。残念。 これを観て、「白夜行」は面白くない。と言われるのが悲しい・・・・。 私は今から、テレビドラマを見なおすことにします。。 【へまち】さん [インターネット(邦画)] 3点(2018-06-06 21:32:03) 35.雰囲気は悪くないのですが。重いのは雰囲気だけで中身が薄かった気がします。 勘のいい人なら、かなり最初の段階で犯人が誰か事件の概要も何となく予想がつくのでしょう。 私のような者でも最初の30分ぐらい見たところで、いくつかの類似作品などからでしょうか。 確証はないものの犯人が予想できてしまい、なぜそれに至ったのかの 確認作業と言った所でしょうか。残り時間が長く感じます。 中盤~終盤は明らかに、もう皆さん犯人分かってますねと言う躰で話が進んで行くので そういう意図で作って居るのでしょう。 ミステリー導入なのだがいつのまにかサスペンスに変わって居るような作りになって居るのは 見せ方として面白いとは思うけど。それが映画として良かったかと問われると・・・。 単純な話の上に枯れ木をいくつか置くことによって見えにくくしているだけなので ミステリー部分は楽しめないし、サスペンス部分もミステリー要素を残してしまって居る分 隠しているためか緊張感や恐怖感を引き出せていない。ラストシーンも、心理描写が軽薄な為に なぜそうしたのか、なぜそこまで肩入れするのか感情移入が全く出来ない。 せっかく重厚な雰囲気だったのに最後の最後で安っぽいドラマを見せられたかのような印象で残念でした。 【デミトリ】さん [DVD(邦画)] 4点(2017-02-21 10:26:31) 34.とりあえず、セリフが聞き取れません。なんかこのDVD 音声編集を間違えていませんか? それと雪穂の人物設定がはっきりしません、亮司を頼ってるようにもみえましたが、やっぱり単に利用しただけなんでしょうか? 【紫電】さん [DVD(邦画)] 1点(2016-12-16 21:55:51) 33.《ネタバレ》 東野圭吾原作も連続ドラマも未見だったが、内容が盛りだくさんのわりに時間的な制約もあって駆け足で話が進んでいった印象。相当はしょっているようで、話の流れに乗り切れず、感情移入もできなかった。子供がハサミで大人の背中を刺したくらいで致命傷になるのかも疑問。原作やドラマでは、もっと丁寧な描写や流れになっているのだろうか。船越英一郎が自殺しようとする犯人に訴えかける熱演も、浮き気味で見ていて居心地が悪かった。 【飛鳥】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2015-06-16 00:04:14) 32.原作未読。ドラマ視聴済み。映画らしさはあるんだが、ドラマに比べるとあまりにも駆け足で説明不足なような。心情表現も足りないので、観客が推し量るしかなく、それはそれでよいのだが、原作かドラマを見ていないと、何がなんだかわからなくなる可能性も。 【東京50km圏道路地図】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2015-02-17 11:52:06) 31.《ネタバレ》 ○原作既読。嫌なら見るなと言われるが、2時間半使っても原作のような繊細な心理描写は期待できない。○だからか最後に二人が出合うシーンも拍子抜けというか、第三者目線でしか見られなかった。 【TOSHI】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-10-27 00:37:56) 30.原作既読後の鑑賞で情景説明や心理描写に粗さを感じますが、先入観でイメージを作って見てしまうので原作とほとんど同じ満足感か得られました。 【ProPace】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-08-27 21:31:30) 29.原作も読み、ドラマも観ました。そして映画ですが、真希ちゃんを含め、出ている役者さんはわるくなかったと思います。でも2時間半で収めるのはどう考えても無理でしょうね。ドラマだといまいち盛り上がりにかけるし...やっぱりこの作品は活字で読むのが適していると思います。 【マー君】さん [DVD(邦画)] 5点(2014-03-17 01:41:04) 28.《ネタバレ》 まず主人公の出身地に関して、劇中に出た首都圏の某県某市にそういう感じの場所が存在するとは思われない(あったら謝ります)。本物の地名を出してしまってはちょっと洒落にならないのかも知れないが、2人の境遇が現実にありうるものとして納得するには日本国中どこでもいいとはいえない。 また主に前半で登場人物が変にマンガ的なのは苛立たしい。男子高校生の引き起こす騒ぎはバカバカしく、また川島江利子の顔をわざとらしく汚したりするのでは真面目に見るのがつらくなる。これが映画的表現というものだろうか。 それに加えて被害者になる人物がことごとく不快で、あえて観客の同情を妨げているようなのはどういう意味か。川島江利子や篠塚一成もそうだが、特に栗原典子(原作の西口奈美江に相当)の独白は吐き気を催す。もしかするとこれには主人公2人の心境を観客に体験させる意図があって、“こういうバカは破滅して当然”という感覚を共有しろというなら確かにそのような効果はある。しかし原作では特別扱いだったと思われる篠塚美佳が映画ではただの被害者のように見えたこともあり(この人だけはかわいそう)、結果として主人公2人の非情さばかりが強調されたように感じられる。 ほかストーリーとしては、終盤で元刑事と亮司が唐突に泣かせる場面を演じる一方で、雪穂の方はますます調子づいていく方向性が示されていたようである。これから一人で真っ暗な中をご苦労様ということだろうが、どうせこの女なら何とでもするだろう、という突き放したような感情を催すので、どこに悲哀を感じればいいのかわからない。あるいは悲哀など感じなくてもいいのか。 なお個々の場面を盛り上げる背景音楽は、観客がここでどういう感情を持つべきか丁寧にリードしてくれているのだろうが、少なくとも個人的には全く共感できずやかましいばかりである。特に終盤は「砂の器」並みの感動の押し売りが気に障る。 違和感を覚える点としては以上である。原作と違うのが悪いともいえないが、だからといって映画ならではの効果を挙げているとも感じられないのは困る。ただし全体としては長大な原作をうまくまとめたようでもあり、また映画を見た後に原作を読んでも、雪穂は堀北真希が演じたイメージで全く問題ないと思えたので、キャスティングとしてはよかったかも知れない。 【かっぱ堰】さん [DVD(邦画)] 4点(2014-01-13 18:27:54) 27.たぶん、あらすじを知ってから見ないとワケワカメ。 登場人物の認識と顔覚え、それから時の流れを必死に追っていかなければ二時間半がとても苦痛になってゆくものだと思われるんですよね ハイ。 だから、自分は一度途中で中断し、ネタバレ承知であらすじ追って、出演人物の顔と役名一致させた上でそれから見直しましたんですよね ハイ。 だからというか、一度見終えただけで、それなりには理解出来た次第です。 あとはその、、船越英一郎がストーリーテラーの様な役割担って進むこの展開を これは重厚な東野圭吾サスペンスなんだという漢な思いで見ることできるか、火サス、もしくは土ワイのノリで見てしまったかによってきっと相当変わってくるでしょ だから貴方次第でございます。というか、船越英一郎の受け入れ具合によるものがかなり大きいんではないかと思います。 【3737】さん [DVD(邦画)] 5点(2013-11-15 23:35:44) 26.《ネタバレ》 原作既読。友人に東野圭吾さんの作品のお勧めを聞いたところ「白夜行」とのことだったので、東野圭吾さんの作品に「白夜行」で初めて触れることになりました。とても分厚い本で読むのに時間がかかり、読み終わった後に、この作者の作品はあまり好きではないとの感想を持ちました。その後も、いくつかの作品を読みましたが今でもこの作者の作品はあまり好きではないという感想は変わっていません。そんな私はきっとこの先「白夜行」の原作を読み返すということはないのでしょう。それをこの映画がダイジェストでまとめてくれたおかげで、まあ、こんな内容であったということが記憶に刻まれました。この映画をこの先観返すということはないでしょうけども。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2013-07-27 11:52:25) 25.《ネタバレ》 陰鬱な画作り、白夜の中を行くような疑似体験を観客にもさせようとする雰囲気づくりは良かったですね。 しかしみなさん仰るように2時間半くらいでどーにかなる内容ではないですよねぇ。 わたし個人としては原作未読ですがドラマ版は観ていたので、今作ではなんとかストーリーについていけた感じです。 しかしそれも『確認作業』のような味わい方で、全く内容を知らない人にはかなりツライ展開だったように思います。 (ま、このことはドラマ版が創られた時も同じように言われたことですが) 結局は小説のひとり勝ちなんでしょうかねぇ。 分厚ぅい小説を読むのは気が重いですが、小説を読まないことにはこの映画のレビューも書けないような気がします、って書いちゃってますけど(笑) 単に映画の感想としては、惜しいなぁってのが現段階での正直なところでしょうか。 丁寧に創られていて好感が持てるんですが、あまりに駆け足(仕方ないんですけどね)、雪穂の描写に対して追う側の笹垣の描写があまりに足りません。亮司に至っては影も踏ませぬクラましっぷりです。 これでは真相を語る笹垣がチープな印象になるのも無理はないですよねぇ。 限られた時間の制限は仕方ないにせよ、バランスが悪かったなぁ。 犯人を謎にすることで時間を節約し亮司の描写を割愛したって割りには、笹垣の篠塚に対する推測吐露で真相を語っちゃうし。。。 突然最後の最後で亮司に対して人間ドラマっぽい事を語りかけちゃうし。 ちょっと船越さんがかわいそうな脚本だったのが残念でした。 きっと連続ドラマくらいの時間があればいい作品になり得た制作陣だった様な気がしてホントに惜しいなぁと思いましたね。 【ろにまさ】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2013-03-03 10:14:47) 24.《ネタバレ》 もともと、長大でかつ多数の人物が登場する原作であるし、しかも描写構造の独特性(それぞれの事件において、真相を読者に明示せず、それが事件であるのかということさえ明らかにしない)に本質があるので、映像化は困難なのではないかと思っていた。しかし、省略や統合を大胆に実行しつつも、中途半端な盛り上げは入れずに、2人を第三者視点からしか描かないという原作の鉄則は尊重する姿勢が窺えた(探偵・今枝のパートを、1カットとわずかな台詞だけでまとめ上げた手際は見事)。●それなのに、ああそれなのに、どうして日本の映画は、最後の最後に2時間ドラマになってしまうのでしょうか。亮司の人生の基盤とその行動が少しでも分かっていたら、屋上であんな台詞を吐かせるわけがないでしょうし、そもそも亮司と笹垣が直接やりとりをするという発想自体がありえないでしょう。何でこうやって、自分の努力を自分でぶち壊すような真似をするのかね。この陳腐な20分間で大幅減点です。●ただし、途中の1シーンで、ハヤタ(黒部進)と東光太郎(篠田三郎)を共演させて台詞のやりとりまでしてくれるというのは実に素晴らしいサービスだったので、ここに+1点。いや、中身にはまったく関係ありませんが。 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2013-02-13 00:54:57) 23.《ネタバレ》 例えば、大河ドラマの最初の2、3回と、それから最終回と総集編だけを見て、登場人物たちが「篤姫様は素晴らしい方です」なんて台詞を言うのを見て、「ふーん、そうなんだ」くらいの薄い感想を持つ、それと同じくらいダイジェスト感が強い作品でした。 最初の殺人事件はネタがわかってても、塚ネタがわかってるからこそ一層面白かったんですよ。主人公の少年少女の行動の裏にある思惑や心理が楽しめたし、船越刑事が、この時点では、あと一歩のところで真相にぶつかりそこなうのも面白かった。 ただ、そこからが走る、走る。あまりにも飛ばしすぎで説明不足に感じました。一例をあげるなら主人公の夫、それなりに有能そうな男性が。結婚したらいきなり時間が飛んで、「彼はもう駄目です」なんて状態に変わってる。こんなのとか夫の妹との短いエピソードで主人公の性格を理解しろと言われても。 あと、これは映画のみならずドラマなんかも、日本の推理物にありがちなんですが、被害者がどんなに鬼畜生(この事件の最初の被害者二人+質屋の店員は、鬼畜生とかけだものとか蛆虫とか言ってもなお足りないんですが)でも、とにかく罪は罪で、老刑事とかが執念を持って追い続けるってパターン多いですよね。自分なんかは、こんなの殺されるのが当たり前なんだから、もう放っておいてやれよってつい思いがちで。(ただ残念ながらこの二人は関係ない人間も殺したり、死なしたりしてるので、特にそうはいかないんですが) 最後に、あくまで主観ですが江利子役の女優さん、もう少し力入れてキャスティングしてほしかったです。いじめられ役の地味な感じはよかったんだけど、着飾った時ちょっと「プリティウーマン」って感じは? 【rhforever】さん [DVD(邦画)] 6点(2012-09-17 13:20:40) 22.ドラマ鑑賞済み、原作未読。実は船越さんが個人的に苦手です。が、今回初めて船越さんの演技が作品の邪魔になりませんでした。ま、最後のシーンはアレでしたがいつもよりは・・・。ドラマ版は2人の絆・接点のシーンを盛り込み視聴者に理解しやすく作って有りましたが、映画版はいろいろ検索すると原作に近いそうですね。あそこまで2人の関係をふんわりさせていたのなら個人的にはふんわりのまま終わっても良かったかも。リョウジにとってユキホの笑顔が唯一の幸せだったのかなぁ。ユキホにとってはどうだろう。心の壊れてしまった彼女にとってリョウジは奴隷に過ぎなかったのだろうか、それとも・・・。 【movie海馬】さん [地上波(邦画)] 6点(2012-06-23 04:06:00) 21.東野圭吾のベストセラー小説だけあって、どんなに映像化しても悪くなろうはずはない。しかしテレビドラマと印象が違って最初はなかなかなじめなかったし、ストーリーが急だったり省かれたりしていて不満だった。原作を読み直して再度挑戦して理解は深まったが・・・。 【ESPERANZA】さん [DVD(邦画)] 6点(2012-06-06 09:25:42)
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