みんなのシネマレビュー

カンパニー・メン

The Company Men
2010年【米】 上映時間:104分
ドラマ
[カンパニーメン]
新規登録(2011-09-11)【とらや】さん
タイトル情報更新(2018-12-16)【たろさ】さん
公開開始日(2011-09-23)


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ブログに映画情報を貼り付け
監督ジョン・ウェルズ
キャストベン・アフレック(男優)ボビー・ウォーカー
クリス・クーパー(男優)フィル・ウッドワード
ケヴィン・コスナー(男優)ジャック・ドーラン
トミー・リー・ジョーンズ(男優)ジーン・マクラリー
マリア・ベロ(女優)サリー・ウィルコックス
クレイグ・T・ネルソン(男優)ジェームズ・サリンジャー
ローズマリー・デウィット(女優)マギー・ウォーカー
脚本ジョン・ウェルズ
音楽アーロン・ジグマン
撮影ロジャー・ディーキンス
製作ポーラ・ワインスタイン
ジョン・ウェルズ
製作総指揮バーバラ・A・ホール
配給日活
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未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

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12


24.豪華俳優陣の群像劇。しかし見た後に感動したり、やる気が満ち溢れるような映画ではありません。ただ、突然のリストラにあった人々の焦燥感がすごく伝わります。プライド、自信、責任、威厳、信頼、そういったものが仕事を失っただけですべてゆらぎはじめる感じ。精神的にタフな人にはぬるすぎる映画かもしれませんが、リストラでなくても何かで挫折したことがある人なら、胸に穴が開くような辛さを覚えるはずです。 ronronvideoさん [DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2011-09-28 08:06:17)(良:1票)

23.《ネタバレ》 企業内のリストラを描いた、重いテーマの映画でした。
主人公のダメ人間ぶりに対して、彼を支えようとする妻と子供たちがいじらしかったですね。
特に、妻役のローズマリー・デウィットがかわいい。
あの容姿で、あの良妻賢母ぶりなら、私だって妻に欲しいです。

それはそうと、本作の「リストラ」というテーマは面白いですし、俳優たちも流石の演技なのですが、どうにも淡々とし過ぎていて、起伏がない。
音楽で言えば、「サビ」に当たる部分がない‥‥‥という印象が拭えませんでした。
折角、仕事が見つかったのなら1週間安ホテルにでも泊まれよ。とも言いたくなるし。
元上司のジーン(トミー・リー・ジョーンズ)に新規事業に誘われたが断ろうと思う‥‥と、妻の兄に言いながら「お前に大工は向いてない」と一言言われただけで、もう大工を諦める。
優柔不断というか、一番嫌いなタイプ(実は私自身が優柔不断)なので、やや感情移入が出来ませんでした。
でも、作品自体は佳作であったと思います。 TerenParenさん [インターネット(字幕)] 6点(2020-11-29 00:00:17)

22.《ネタバレ》 リーマンショックによって実際こうやって解雇されてしまった人間は沢山いるのでしょうから、
そういった人がこの映画を見ることによって少しでも慰めになるのかな?
と考えてしまったのはちょっと詮索しすぎでしょうか
往年の有名俳優が何人も出ていて、邦画に置き換えるとこういう映画はわざとらしくて見ないかな?と思いましたが、
洋画だと全然ありですね。
ベンアフレックもトミーリージョーンズも悲しげな表情が良い。
映画的には普通に楽しめます。いい意味で普通です。
70歳になる父親と一緒に見たいと思いました。 南雲しのぶさん [インターネット(字幕)] 6点(2018-07-02 17:56:26)

21.《ネタバレ》 ドラスティックなリストラはいかにも米国という感じですが、クビになる者の境遇はいずこも同じなんですね。特に盛り上がる場面があるわけではありませんが、けっこう見入ってしまいました。それにしても、これから米国で造船業を立ち上げるっていうのはかなり無理筋だと思いますけど。
何気に豪華な役者陣の中では、マリア・ベロがいい感じ。会社も個人も苦労している中で、この人だけは今後もひょうひょうと立ち回ることができそう。美人でエロくて賢くてしたたかで、他に何が必要でしょうか。
眉山さん [インターネット(字幕)] 7点(2014-11-01 16:13:05)

20.どうも主人公が好きになれず他人事のような印象だったけど、奥さんがいい人だったので、この家族には多少同情できた。
Xboxの件でガツンと来て泣いてしまったんだけど、そのタイミングで主人公にも変化が表れたので、なんだか急に感情移入しちゃって、後半はとても爽やかな気分で観賞できた。
ラストはどっちの道に進むのが正解なのか悩ましい感じもあったけど、向いてないんじゃ仕方ないよね。
仕事が成功するのかどうかはよくわからないけど、苦労したことで以前より良い仕事が出来そうな気はした。
自力で人生を切り開くんじゃなくて、周りの人たちの助けを借りて、なんとか再出発した感じだけど、変なプライドを持ち続けるよりは助けを求めるのも大切なことですね。 もとやさん [DVD(字幕)] 7点(2014-07-06 16:23:03)

19.えらく豪華なキャスティングに期待が高まりますが、味付け自体が全体的にとてつもなく薄味で、そつなくまとめることだけを優先してしまった感じで(それなら、作中で批判している重役陣のやり方と一緒ではないか)、演技がどうこうという場面は特にありません。ただし、唯一光る存在感を見せていたのは、中心の4人ではなく、アフレックの奥さん役のローズマリー・デウィット。この人が登場するたびに、作品が墜落を免れて何とか一本の筋を保っている。 Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-12-30 23:18:18)

18.《ネタバレ》 リストラされたエリート社員が底に落ちるのもそこそこに再スタートを切る・・・というそれほど抑揚のない内容なだけに特別面白みも感動もありませんでした。
主人公は自己評価の高すぎる勘違い君のように映りましたが、この程度の流れでは変化があったとはとても思えません。
もっとどん底に落としたうえで下積みを長く描けばそれなりに楽しめたと思いますが、この温さがいかにも現代ということなのでしょうか。 午の若丸さん [DVD(字幕)] 3点(2013-12-23 18:02:11)

17.会社を解雇される人たちのお話が並行して描かれます。もちろん解雇されたら誰だってシャレにならないけれど、エリートである程、立場が上である程、その落差も大きくなる。中心的に描かれるのは、真っ先に解雇される中堅社員。演じるはベン・アフレック、冴えない役をやらせたら天下一品ですね。この時点で閉塞感バリバリの実に身につまされる作品が約束されております。奥さんや子供たちがしっかりしているが故に(だからこそ主人公もホントはもっとしっかりしなければならないが故に)切羽詰まった辛さが滲み出てます。中盤、主人公が家中のガラクタを出してきて妻の前で弱音を吐く場面で、ただでさえ曇った主人公の顔にはさらに木陰がかかり、ドヨ~ンとしているのに対し、涙を浮かべて彼の顔を見上げる妻の顔には明るい光が当たっていて、勇気づけられるのですね。いいシーンです。いい奥さんです。で、その後どうなるかってえと、脇役のケヴィン・コスナーが美味しい役柄を持って行っちゃうのですが(笑)。結局のところ、不安の現代に生きる我々、大きな成功を手にせず小さな不安の数々を抱えて生きるか、成功を手にしてひとつの巨大な不安を抱えるか。このラストがハッピーエンドと言えるか否かは、価値観にもよるし、気の持ちようにもよる訳で。そういう意味では、主人公がどんな選択をしようと、ハッピーエンドにでも何にでもなり得る、ということですな。 鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-11-30 17:02:09)

16.《ネタバレ》 リストラされた主人公が、働くことの意味を再認識しながら再出発する様を描いた作品です。最初結構重い話かなと思いましたが、主人公が家族や友人に支えられながら再出発に前向きになっていく姿を結構ドラマチックに描いていました。ケビン・コスナーとトミーリー・ジョーンズがいい味出してました。でも、ん~まあまあかな。 ぽじっこさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2013-09-23 17:42:35)

15.切実な映画でした。日本では巧く作れないだろうなとも思いました。日本だと、就活生の問題をおしゃれに演出しちゃったり、逆に失業を必要以上に陰惨に演出したりとバランスとれないだろうなあ。登場人物の心境をうまく演出しているのには感心しました。特にベンとトミーリー。ラストはちょっとハリウッド的。意外に良作だったと思いました。 タッチッチさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-09-18 12:05:43)

14.こういうビジネスのシビアな世界を撮らせると、やっぱりアメリカは上手いね。でももうひとひねりあっても良かったか。 nojiさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-09-17 23:51:29)

13.《ネタバレ》 冒頭で素敵なセレブの住宅地が映し出されて溜め息が出るんですが、会社をクビになってから家に帰ってくると一転!出勤前はあんなに素敵な生活空間だったのに、一気に重荷となって迫ってきます。「こ、これはヤバイ・・・」もう溜め息も出ない。「なんとかなるさ」という気持ちも、物語が進むにつれて一つ一つ、丁寧に潰されて行くのがえげつなかったです。内容だけでなく映像演出でも追い込みがかかります。セレブな住宅地はもちろん、机と椅子だけになったオフィス、親戚の庶民的な家、月々の支払いが滞るにつれて家の周りに溜まる落ち葉。「奥でお待ちください」と言われて行ってみれば、部屋の外でパイプ椅子に座って順番待ちしているライバルたちがズラリ。ロケーションやセット(内装)などの美術がしっかりしていて、それがより一層こちらを追いつめてきます(汗)。アベンジャーズなんて出てこない一見地味な映画だけど、邦画との演出力の差に圧倒されました。美術がモノを言う映画でしたね。株価のことばかり考えている社長の決着の付け方も印象的。普通だったら、結局彼も失脚してしまうとか、再スタートを切った主人公たちの姿を見て改心するとか、なにかしら描きそうなもんですが、この映画はそうしません。あくまであっさり、「当たり前ですが何か?」って顔をして、また金と数字の世界に戻って行きます。数字だけで商売している現状のアメリカの経済は、まだまだ続いているということでしょうか。モヤモヤは残りますが、ラストシーンは希望に溢れています。あのデカイ船は、この映画のために運んできたのかな?それともCG?もともと停泊していた?いずれにせよ、静かに圧倒されるラストカットでした。 ゆうろうさん [DVD(字幕)] 8点(2013-09-05 02:24:29)

12.不安定な世の中、一抹の不安は誰にもあるのかもしれない、特にリーマンショック後は。ベン・アフレックが演じるところではまだその不安がとても薄かった時期からなので、ショックの度合いやローンがたんまりの家を守ろうと見栄を張るところはとても現実味がありました。ラストは少しは期待もさせておかないと、というところでしょうか。実際はそうもいかない人が大半だったのでは・・・ HRM36さん [DVD(字幕)] 8点(2013-08-20 17:11:09)

11.《ネタバレ》 世界で一人勝ちしているように見えるアメリカも、いや市井のサラリーマンはこれけっこう大変なのよ、と居酒屋でしみじみおでんをつまみたくなるようなお話。どこの国でも“他人に評価される仕事”というのは自らのプライドと折り合いのつかないものだなあ。失職したばかりの頃は“この俺様が”気分でまだ元気があったのだけれど、ひとつひとつ“俺様気分”を打ち砕いてゆく現実のエピソードがリアルで切ない。何度も空振る面接、売らざるを得ない自宅に車、滞納発覚のゴルフ会員権。ついに我が子が自らゲーム機を手放すに至って、お父さんは俺様プライドを叩き割り、親戚に頭を下げてブルーカラーの仕事に就くのだった。うう(泣)。闘うお父さんを支えるのはやはり家族、B・アフレック家はよく頑張りました。対照的に悲劇を生んだ元管理職の彼の家庭、寒々しさが画面からも漂ってきそうだった。きついなあ。勤め人ならば誰でも可能性のある厳しい現実を、アメリカの実情も上手に紹介しながら心に響くドラマに仕立ててあります。日本の地方都市に住む身としては、あんな豪邸が一サラリーマンの分相応なのかと、そこはちょっと驚いてしまった。 tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-08-15 00:25:40)

10.《ネタバレ》 自殺した人はあの年齢ならそれなりの給料をこれまでもらって貯めてただろうに、辞めてすぐに死ななきゃならないぐらい蓄えが無かったとは思えないんだが。
日本もそうだけど上が給料取りすぎってのはあるよね。 虎王さん [DVD(字幕)] 5点(2013-05-28 12:07:11)

9.《ネタバレ》 創業者の副社長までもが、あっさりクビになってしまうなんてねぇ、アメリカしてんなぁ、、日本じゃ考えられない様な…、、いやいや今時ならわかんねぇなぁ、と、いろいろ考えて観てしまった(苦笑)うーむ、何か身につまされる映画ですね。でもしかし、ベン・アフレック演じる主人公の奥様のけなげで、献身的で、まぁかわいいコト!あんないい奥様がいたらきっと頑張れると思うよホント。さりげなく出演者が豪華で、ケビン・コスナーの大工さん、ものすごーく似合っていてカッコイイよね。でも考えてみれば、ベン・アフレックってあんまり敏腕サラリーマンに見えない気が;;…ちょっと安易的なラストも含め、何かもったいない感の残る作品でゴザイマシタ Kanameさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-04-05 08:43:31)

8.タイトルを直訳すると「会社員」だろうか。リーマンショック後の大不況をモチーフに、職と人生とを照らし合わせた物語。「真剣に仕事する男」が1番凛々しく色っぽいと思っている私にはちょっとホクホクできる作品。用はそれだけプライドを持って仕事しているからなんだろうけど、そのプライドで空回りする姿も映されちと辛い。食べてくために、明日また目を覚ましたら立ち上がるために頑張ろうって、無職夫を怒鳴ることなく一貫し見守り、自分の出来ることをやり続ける主人公の奥さんがステキだ。地味で厳しい現実的な時間のなかに、ほんの少し存在する煌めきを発見できた。 のはらさん [DVD(字幕)] 7点(2013-03-02 18:08:23)

7.個人のパフォーマンスが芳しくなかったり、業界の景気状況が悪化したりすれば簡単にクビを切られる世界で働く身としては、他人事とは思えない映画でした。MBA持ちで30代にして大企業の部長を務める主人公が、リーマンショックの影響によって呆気なくクビに。主人公に非があったわけではなく、部門の統廃合によって運悪く余剰人員の一人となってしまったという点が同情を誘います。そして、リストラ後に繰り広げられるのはサラリーマンにとっての地獄絵図。「自分にはまともな学歴と職歴があるし、きっとすぐに再就職先が見つかるはずだ」という見当は外れて無職の期間がどんどん長引き、親や子供、親戚やご近所さん達にも自分が無職であることが知れ渡ります。家族には迷惑をかけまいと思っていても月々の支払いは容赦なく迫り、家や車を手放すことに。空気を読んだ子供達が家計に気を使うに至っては、申し訳なさと情けなさで胸が張り裂けそうになります。親戚に頭を下げて仕事をもらっても不慣れな作業にはまったく馴染めず、不甲斐なさと自己嫌悪はさらに増長するのみ。観ている間中、こちらまでが胃の痛むような思いをさせられました。。。
監督のジョン・ウェルズは主にテレビ界で活躍してきた人物であり、中でも『ER』では長年に渡って脚本・監督を務めてきました。テレビで培った構成力やリサーチ力は長編デビュー作である本作においてもいかんなく発揮されており、リストラサラリーマン達の姿は驚くほどにリアルです。さらに、個人の物語をメインとしながらも時事的な大企業批判もうまく織り込んでおり、その構成力の高さには舌を巻きます。本作は非常に上質なドラマだと思います。その一方で映画的な抑揚に欠ける点もあり、悪い意味でもテレビ的な面が出てしまったことが残念です。サラリーマンにとっては身近な話であっても、主婦や学生さん達が本作を観てどの程度感情移入できるのかについては疑問が残ります。 ザ・チャンバラさん [DVD(字幕)] 7点(2012-10-09 01:19:49)

6.《ネタバレ》 ○監督として評価を高めたベン・アフレックだが、ひとたび主演俳優となると頭のいいキャラは滅法駄目な印象。○リーマンショックなど時代背景も相まって、社会人数年の自分にも考えさせられる部分こそあるが、類似作の上辺だけなぞっているような印象。テンポも良く、脇も豪華だが、いまいち。 TOSHIさん [DVD(字幕)] 4点(2012-08-22 23:28:30)

5.会社で働く人たちの現実を丁寧に突いた佳作です。リストラは日本でもアメリカでもそう変わらないんですね。日本だとハ○ーワークという存在が欠かせませんが…。ただし、ベン・アフレック演じる主人公が優秀な人材だと感じる部分がなくて共感し辛かったです。脇を固める俳優陣はしっかりしているのに、勿体にない。 カワウソの聞耳さん [DVD(字幕)] 7点(2012-06-11 21:19:06)

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【点数情報】

Review人数 24人
平均点数 6.42点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
314.17% line
414.17% line
5312.50% line
6729.17% line
7625.00% line
8625.00% line
900.00% line
1000.00% line

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