みんなのシネマレビュー

はやぶさ/HAYABUSA

2011年【日】 上映時間:140分
ドラマ実話もの
[ハヤブサ]
新規登録(2011-10-11)【mustang_news】さん
タイトル情報更新(2018-09-14)【イニシャルK】さん
公開開始日(2011-10-01)


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監督堤幸彦
助監督木村ひさし(セカンドユニット監督)
キャスト竹内結子(女優)水沢恵
西田敏行(男優)的場泰弘
高嶋政宏(男優)坂上健一
佐野史郎(男優)川渕幸一
山本耕史(男優)田嶋学
鶴見辰吾(男優)喜多修
筧利夫(男優)矢吹豊
市川実和子(女優)小田島加那子
甲本雅裕(男優)平山孝之
マギー(男優)(男優)福本哲也
佐藤二朗(男優)磯村英樹
高橋長英(男優)萩原理
蛭子能収(男優)はやぶさファンのおじいさん
清水宏(男優)(男優)島田
諏訪太朗(男優)田辺
河原さぶ(男優)佐川
木野花(女優)和代
松金よね子(女優)スーパーマーケット店員
生瀬勝久(男優)はやぶさの熱狂的なファン
桂ざこば(男優)中和神社の宮司
正名僕蔵(男優)長島浩二
大石吾朗(男優)内之浦打ち上げ統括
桜田ひより(女優)(名義「成田ひより」)
戸田恵子ニュースキャスター
竹内結子はやぶさ君
音楽長谷部徹
撮影唐沢悟
製作20世紀フォックス(「はやぶさ/HAYABUSA」フィルムパートナーズ)
角川書店(「はやぶさ/HAYABUSA」フィルムパートナーズ)
電通(「はやぶさ/HAYABUSA」フィルムパートナーズ)
毎日新聞社(「はやぶさ/HAYABUSA」フィルムパートナーズ)
配給20世紀フォックス
美術相馬直樹[美術](美術監督)
編集伊藤伸行
録音北田雅也(音響効果)
照明舘野秀樹
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未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

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12


23.《ネタバレ》 「はやぶさ」の映画は、プラネタリウムで上映されたものを映画版にした「BACK TO THE EARTH」、本作、「はやぶさ 遙かなる帰還」、「おかえり、はやぶさ」と全部で4作あります。最初の「BACK TO THE EARTH」は成り立ちや内容が特殊なので別にすると、残りの3作の中で一番マシなのが、堤版の本作でしょう。もちろん、竹内結子演じる水沢恵の設定がどうなのとか、水沢兄の死が取って付けたようであるとか、夢のシーンや最後の講演が余計だとか、はやぶさ絵日記への繋げがわかりにくいとか、生瀬さんのシーンはいるのかとか、筧利夫のカツラがちょっと(笑)とか、欠点はいろいろあるんですけど。それでも打上げまでの苦労や、苦労はあるけど好きなことに挑んでいる明るい現場とかが一番よく描かれています。川口さん役の佐野史郎、的川さん役の西田敏行とか、その他の人々の造形は悪くない、というよりすごく良い。予算取りの際の双方押し黙るさまとか、コマンド送りの様子とか、オロナミンCとかその他諸々、細かい作り込みもよくできてます。付け加えドラマ分が「遙かなる帰還」や「おかえり」より軽い分評価が高いです。3作の中では一番綺麗にまとまっていて、はやぶさ好きにはいいんじゃないかな、と思います。あと、佐野史郎似すぎ。姿勢の良さまで似せている。あれでもう少し華奢だと完璧。 えんでばーさん [映画館(邦画)] 7点(2012-10-04 20:21:35)(良:1票)

22.『はやぶさ』を擬人化しているところに違和感を感じた。ドキュメンタリータッチなら、感動ももう少しあったかもしれない。
ついでに言えば、主役の竹内結子は7年間もうだうだ何をやっているんだと言いたくなってしまう。(どこかで見た感じがすると思ったら、不機嫌なジーンに似た役なんですね。) あきぴー@武蔵国さん [DVD(邦画)] 5点(2012-03-20 23:56:49)(良:1票)

21.《ネタバレ》 狂言回しである竹内がちょっと目立ってしまい、肝心の他の実在の人物の造詣描写が物足りないし、やや子供向け・コメディー的なのも難点ではある。が、プロジェクトメンバーが契約切れで次々とリリースされるとか、途中で死んでしまうとか、志半ばでプロジェクトの終了を見る事なくメンバーが居なくなっていくシビアな面も垣間見えたのはよかった。また、映画ではわかりやすく「はやぶさ」が自らしゃべり映像的に動くのだが、実際の現場では「はやぶさ」の姿は見る事はできず、モニターの数字で一喜一憂する人間の想像力(モニターの数字を疑う事もなく信じる力)には科学者の狂気にも近い信念を感じた。ただし、終盤に冷静な判断をしてきた技術者である川口淳一郎が「神頼み」したのも事実なようで、科学技術のプロジェクトであっても、こうなってしまう事の良くも悪くも日本人らしさも感じられた。
自分は宇宙開発に予算をかける事には反対の立場ではあるが、100万の部品を作るカネがなくて自分で作るというのはいかがなものか。限られた全体予算の中で、もうちょっとうまく遣り繰りできないものか?直接費と間接費等々宇宙開発における予算管理のあり方に疑問を投げかける作品でもあった。 東京50km圏道路地図さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-07-03 11:03:58)

20.終始気になったのは、登場人物の感情の動きと声の大きさが常に比例していること。大声を出せば感情表現になっていると思っている。この程度の演技指導ではいけません。あと、照明やカメラに工夫がないので、はやぶさが何をやっていても、どのシーンものっぺり平坦に見えてしまいます。 Oliasさん [CS・衛星(邦画)] 3点(2015-05-02 00:23:15)

19.《ネタバレ》 お年寄りからお子様まで楽しめる映画という印象でした。
その為かデフォルメの仕方が偏り過ぎたキャラクターがいたのが気になりましたし、その割には上手く使い切れていない感じがしました。
「こういう人物はこんな感じでいいだろ。」みたいに上から目線でカテゴライズしている様で快く思えませんでした。(更にその上から私はレビューを書いているのですが…)
水沢が綺麗過ぎるのは主役なので仕方無いとしても、坂上を奇抜に描いてもそれに繋がるものが何も描かれていないので完全に空振りしています。
はやぶさ君の絵日記などは非常に解りやすくて助かりました。
竹内さんのアテレコも本編の水沢役より良かった気がします。
その様な効果もあって、大気圏で燃え尽きてしまうはやぶさには目が潤んでしまいました。
トラブル続きの満身創痍で帰ってきて最後に大気圏での機体焼却は計画通りなんて…。
何年も放浪していた放蕩息子が帰ってきた時に親の言いつけを思い出して、困っているおばあさんの荷物を持ってあげたら荷物の中から出てきたマムシに噛まれて玄関先で死んじゃったみたいです。
2時間位の付き合いで感情移入してしまうのですから、何年も参加していたプロジェクトスタッフの気持ちを想像すると更に切なくなってしまいます。

 最後に前々から思っている事ですが、やはり宇宙開発の国家予算が少なすぎると思います。
今日まで技術大国と自負して、その恩恵を受けてきたのですから、それに見合った額の予算を割いてもらいたいです。
献身的な技術者に支えられていても限度があると思いますし、それでは未来は有りません。
声を大にして言いたいのは、私は税金を今以上取られたく有りません!
なので、無駄に使われている予算や、役人や議員の懐に入るお金をきちんと調べ上げて適切に配分して貰いたいです。
映画とは関係なくなっちゃいました。ごめんなさい。 しってるねこのちさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2015-04-28 18:52:12)

18.不勉強なものではやぶさ帰還の報道まで、その存在すら知らなかった。そして帰還後日々過ぎた上でこの作品見たけど、胸を熱くしてこの作品を見終えることができた。叶ったはずないけどできたら帰還前にこの作品を見ることができていたら。。。アポロ13とテイストが似ているのは仕方なし、むしろ日本でもこんな作品が作れたことに感謝。映画としては竹内結子が少しデフォルメが過ぎている感もないではない。ちょびちょびギャグテイストを織り込むのは堤演出かな。とにかく、面白くそして熱く見ることができた。できたら全国の小学生の必修鑑賞にして欲しいくらい。 タッチッチさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-04-14 10:45:37)

17.はやぶさに「ぼく」と言わせてどうするんですか、ま、くさい演出だけど、感動的な場面もあったので。でもこれ2時間半この調子だから、結構飽きます。 HRM36さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-12-08 10:13:57)

16.堤幸彦らしいふざけた演出はなりを潜め、小惑星探査機「はやぶさ」の開発に携わった人たちの軌跡を群像劇的に描く。わかりやすい「天才」や「ヒーロー」ではない登場人物それぞれを描き分け、史実や宇宙に関する知識なども盛り込みつつ器用にまとめ上げたことは、監督の手腕として評価されるべきだろう。西田敏行、佐野史郎はじめ役者陣も好演だが、竹内結子のキャラクターはこんなステレオタイプに描く必要はあったのだろうか。講演中に寝ている客の演技など、相変わらず細部の演出が下品。 野良猫さん [DVD(邦画)] 6点(2014-09-17 19:19:01)

15.普通かな
見て数日経過後の書き込みですが、記憶がほとんどないぐらい印象薄いです。
ただし、見てる時はそれなりに楽しんだので、無難なんでしょうね。
劣化アポロ13みたいな感じです。
ぬーとんさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2012-12-17 00:18:33)

14.フィクション部分が多いものの映画作品として楽しめたのはこちらの堤版かなって気がします。やはり映画ってある程度人間ドラマ的な盛り上がりがないと観客を惹きつける力が弱くなってしまう。史実にリアルさを求めるなら渡辺謙主演の瀧本版をオススメします。帰還シーンはどうしても涙腺が緩んじゃいますね。 時計仕掛けの俺んちさん [映画館(邦画)] 7点(2012-12-11 02:01:57)

13.はやぶさのドラマが見たいのにどうでもいい人間ドラマが展開されるのは仕方のないことなんでしょうかね。
それでも、やっぱりはやぶさの大冒険にはわくわくさせられるし、ラストの帰還シーンは何度見ても泣きそうになる。
こういった成果を1つずつ積み重ねて行って、何れ名作が誕生するのかも知れないと思うとこの作品も無駄ではなかったような気がしました。 もとやさん [DVD(邦画)] 6点(2012-10-29 15:20:05)

12.はやぶさが、科学者や技術者の苦労の結晶で、多くの人たちの苦労と幸運で帰還できたことはわかった。小難しいことは無視しても大まかな話は判るが、ちょっと長いしくどいし、感動はそれほどしなかった。最後の竹内結子の演説も押しつけがましく、いらない気がする。 ぽじっこさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2012-07-01 13:47:16)

11.《ネタバレ》 分かり易いのは良いことです。長期間に亘る「はやぶさ」の物語の全体像を初めて知ることが出来ました。でも、ラストの帰還シーンの見せ方がしつこくて少し冷めました。低年齢向けの演出でしょう。竹内結子が演じる水沢恵以外は、ほとんど実在の人物をモデルにしているらしい。この中途半端なフィクション性の意図が良く分かりません。JAXAのロゴとか、出まくってるのにね。たぶんエンタテイメント性を担保する為なのでしょうが、実在する感動話を偏った視線で見せられている気がして勿体ないです。とても気になったのが予算折衝。意義のあるミッションだと思うのに、ひたすらケチくさい。気になったので少し調べました。以下、余談。劇中「アメリカは、ドーンと化学燃料で飛ぶ」と説明があるように、日米の宇宙開発予算には大きな開きがあります。色々な指数があるけど、単純に10倍ほど違う。では、日米のGDP(国民総生産)に10倍の開きがあるかというと、そんなことは無い。大雑把に2倍の違いです。ちなみに米国は軍事費に宇宙開発の30倍の予算を注ぎ込んでいます。米国の特殊性と言うより、日本の税金がどこへ消えているのかが気になりました。 アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2012-06-17 16:15:04)

10.《ネタバレ》 そぅいや当時ニュースで聞いたっけ程度のワタシでも分かり易い内容で、すごく面白かったですよ  はやぶさに関わるスタッフの皆様の苦労が伝わってくるようで  むずかしそうな専門用語が飛び交って(笑)ましたが雰囲気は出てますよね  数々のトラブルを乗り越え、地球に帰ってきたときは結構感動的でした  こういう映画を観ると あぁ地球って宇宙の中の一つの惑星なんだよなぁって改めて思いますね~ 普段の生活ではすっかり忘れてしまってますが(苦笑)  擬人化することで子どもさん達にもかなりとっつき易くて 日本の宇宙開発の歴史も学べるし 教材的・模範的な出来でありました  でもちょっとソフトな方向に振りすぎてちと物足りないかな? なんていったらいけませんネ Kanameさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2012-06-14 08:51:19)

9.主人公、水沢恵の目を通して展開される物語は、なかなか良かったです..でも、少し物足りないかな..色んなエピソードが有り過ぎて、一つ一つのエピソードが浅く、淡泊になっています..140分使うんだったら、技術者側の視点での苦労を、もっともっと掘り下げてほしかった..どこに、光を当てて物語にするか、によるのでしょうけど... コナンが一番さん [DVD(邦画)] 7点(2012-05-11 12:55:56)

8.「はやぶさ」(を運営したチーム)が何を成し遂げたか、よく知らない自分にもわかりやすく、飽きずに観られました。映画的にはお説教になりすぎず、プロジェクトX的に熱くなりすぎず、バランスよく出来ていると思います。水沢の役作りはちょっとやりすぎです。女性ではなく子供です。でも美貌を持った役者がこういう演技をするというのは今の日本映画、ましてやテレビでは稀有なことなので、そこは評価したいです。
「はやぶさ」のミッションって、ハリウッド映画の何十分の1の予算で工夫を重ねてハリウッド映画に一矢報いたい日本映画歌界のスタッフの気分と似ている気がします。そこが日本人の優れたところでもあります。
ふと、原発関係で同じように日本の技術と努力を讃える映画があったら、どう思うか考えてしまいました。もちろん「はやぶさ」に関わった人たちの努力に水をさすつもりは全くないのですが、世界でもトップの技術を持っているS社やP社が何故大赤字を出しているのか、技術を誇ることに頑なになって消費者が望んでいる本質を見失ってしまったのが今の日本で、産業全体がオタク化している気がします。自分は「はやぶさ」のように、アメリカには出来ない省エネ小予算で工夫を重ねてミッションを成功させた日本人の能力は素直に誇りたいし、例えば脱原発というモチベーションがはっきりしていれば、それこそ世界的にも出来なかったことを日本は出来る可能性を持っていると思います。
単純に偉業を成し遂げたことを讃える「がんばれニッポン」的な映画の作り方はこれからの時代にそぐわない気がします。 自分は、「はやぶさ」が帰還したことではなく、「はやぶさ」が人類にとって何を得たかを表現することの方が大事に思います。外国人から見れば自己責任でトラブルが発生して、そのトラブルを復旧させた日本人はすごいという映画でしかないような気がします。この映画には偉業に対するヒネリも思想も無い、お利口さんな出来と思いますが、よく出来た教材映画として評価します。もちろん「はやぶさ」に関わった方々には敬意を表します。 どっぐすさん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2012-03-30 00:45:49)

7.《ネタバレ》 宇宙科学分野のニュースに疎く「はやぶさ」の存在自体を帰還した時のフィーバーで初めて知ったような自分にとっては、本作は基本的なことの説明もうまく盛り込んであり勉強になった。その意味ではドキュメンタリーチックになりがちなところを、竹内結子演じる水沢という架空の人物の成長ストーリーを絡ませることで、飽きずに観ることができた。宇宙科学オタクの描写としてはいささかステレオタイプではあったものの
、微妙な挙動の面白さなど、良く演じていたと思う。はやぶさの擬人化については賛否あるが、大気圏突入前に地球の姿を見せてあげるシーン等は素直に感動できた。日本の科学技術の素晴らしさと、「失敗という成果(だったと思う)」という考え方に勇気をもらえた作品だった。 田吾作さん [DVD(邦画)] 6点(2012-03-24 10:17:53)

6.《ネタバレ》 はやぶさを打ち上げから帰還までずっと追い続けてきた宇宙オタクの自分としては、はやぶさの劇映画化というものをずっと心待ちにしておりました。3つのはやぶさ映画が製作される、その第一弾が本作ということで、とても興味深く拝見致しました。最初に西田敏行が講演ではやぶさのことを延々と語りますが、自分としては「なにを今さら~」みたいに思っちゃったんですけど、でもよく考えたら知らない人のほうが大半なんですもんね。確かに、ある程度の説明は最初に必要なのかも、と納得。はやぶさは、そのあまりにドラマチックな展開故に擬人化され、そしてそれは実に日本的なものであると文化論的に言われたものだけど、この擬人化が、国民によりわかりやすく、特に子供達に興味を抱かせ、理解させたことに繋がったんだというのがちゃんと描かれていて、その点は大いに評価したいです。中でも、はやぶさだけでなく火星探査機「のぞみ」にも触れている点が特筆すべきところで、のぞみは一般的に「失敗」の烙印を押されているけど、そりゃまぁ火星周回軌道に乗れなかった事は失敗かもしれないけれども、その失敗は無駄ではなかったわけです。宇宙開発だけでなく、何事もそうだけど、「経験の蓄積」が凄く大切なんですよね。その経験、失敗の積み重ねの上に成功がある。それは運用チームの経験という意味もあるし、技術的にはたとえばのぞみの運用によって考案された「1ビット通信」がはやぶさの運用にも活かされている。要するに、人はなんでも「成功」か「失敗」のどちらかに分けちゃうけれど、実を言うと失敗なんてないんです。あるのは「成功」か「成功する為に得た経験」のどちらかなんです。なにも失ってなんかない。チャレンジすれば、ちゃんとなにかしら得られるんだから、どんどん挑戦するべきなんです。それなのに、今の日本人はあまりに「失敗」という名の幻影に恐れ、身動きがとれなくなってる。劇中の台詞にもあったじゃないですか。「出来ない理由を並べるんじゃなく、どうすれば出来るかを考えましょう」って。はやぶさの偉業って、今の日本に一番欠けている教訓だからこそ、より一層多くの人の心を揺り動かしたんだと思う。その事実がきちんと盛り込まれていたので、うまくまとめあげてくれたなと個人的には及第点を与えたいです。 あろえりーなさん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2012-03-13 22:30:37)

5.《ネタバレ》  未だに拙いが、昔から写真を趣味として撮っていた者として「写真とは結局は被写体力だ」と、最近よく思う。どんなに上手に撮られた美女や絶景でも、愛する子や孫の写真にはかなわない。そういう意味では、この映画、被写体(題材)が良かった。7年もの間、四苦八苦しながら制御し続け、世界初の使命を果たした自国の宇宙探査機の物語に、嫌な気持ちが起ころうはずがない。
 実際、高島兄の役だけ"技術者は変人"的なステレオタイプで、ちょっと見てられない感じのキャラクタ作りになっている以外は、概ね良かった。殊に、はやぶさの一人称形式の語りは、この物語、ミッション全体への感情移入をより促していて、「帰ってきた!」という感動を盛り上げる。
 そして、帰ってきた時のニュースでしか知らなかった、フツーの人である自分には、スイング・バイや、エンジン、日本の宇宙開発の歴史、姿勢安定などの説明は、とても興味深くありがたかった。さらに、ロケットは重さとの勝負、のようなことは聞いたことがあるが、ダイオード一本の重さの攻防が、最後の「こんな事もあろうかと・・・」という、大逆転の伏線になっているのも、うれしいヤラれ方だった。(ちなみに宇宙技術者が、このセリフで一発逆転するのは、何とも嬉しい「ヤマト世代」である。)
 この後、2本の同題材の作品が控えている。楽しみである
【原作を読んで追記】
 はやぶさの一人称の語りは、原作譲りだったと知った。なるほど、最後までそれで通した原作の最後の、「みんな、ただいま」には泣かされた。人間側を描きたい映画としては、そこんとこ、通せなかったか……。 Tolbieさん [DVD(邦画)] 7点(2012-03-10 17:56:21)

4.日本のザ・ライトスタッフ
それがこの人達だ 
http://www.jaxa.jp/article/special/hayabusa/index_j.html
crushersyuさん [映画館(邦画)] 6点(2011-10-15 06:18:48)

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【点数情報】

Review人数 23人
平均点数 6.09点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
314.35% line
414.35% line
5521.74% line
6521.74% line
71043.48% line
814.35% line
900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review3人
2 ストーリー評価 5.25点 Review4人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review3人
4 音楽評価 6.00点 Review2人
5 感泣評価 5.00点 Review3人

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