みんなのシネマレビュー

湖中の女

THE LADY IN THE LAKE
1946年【米】 上映時間:103分
ドラマ犯罪もの小説の映画化
[コチュウノオンナ]
新規登録(2016-10-31)【ユーカラ】さん
タイトル情報更新(2024-09-04)【イニシャルK】さん
公開開始日(1947-10-14)


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ブログに映画情報を貼り付け
監督ロバート・モンゴメリー
キャストロバート・モンゴメリー(男優)
原作レイモンド・チャンドラー
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【クチコミ・感想】

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1.《ネタバレ》 監督・主演のロバート・モンゴメリーがまずはカメラに正対して長広舌を披露する。視線をほとんど逸らすことなく長台詞を軽やかに語る彼の
眼にまずは吸い込まれるのだが、そこからその彼の眼がキャメラと化してドラマが進行していく。
いわゆる一人称キャメラである。
煙草の紫煙が画面の下手から立ち昇り、鏡の反映が絶妙なアングルで映し込まれ、オードリー・トッターの顔が間近まで迫る。
難儀しただろう撮影上の苦心や技法の方につい関心が向きすぎてドラマにいまいち入り込みづらいのと、画面の動きの乏しさでさすがに中盤には
飽きがきてしまうのがやはり難点か。
と、その辺りは想定したらしく、地味ながら車の尾行やクラッシュなど活劇的見せ場の配置も忘れてはいない。

路側に停車している不審車の横を抜け市街へと車を進行させてゆくフィリップ・マーロウの視点。フロントガラスを緩やかに流れていく夜の街路。
バックミラーに視線が移ると、不審車のヘッドライトが次第に迫ってくるのが判る。

ノワールムード香る、一人称のカメラが良く活きるシーンである。 ユーカラさん [ブルーレイ(字幕なし「原語」)] 7点(2016-11-10 23:41:31)

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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 7.00点
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