みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
5.《ネタバレ》 メンヘラ気味の中年女と、ニーチェみたいな髭を蓄えているくせにがさつで向上心のない男が出会って4日で結婚式を挙げるというお話しですけど、これほど暑苦しいボーイ・ミーツ・ガール映画があったとは、まったくもう… 監督しているのがあのジョン・カサヴェテスですから、たぶん本作も彼お得意の即興演出で撮ったんじゃないかと思います。彼の即興演出は観ててほんと疲れるんですよ、そこに来てこんな重いんだか軽いんだか判別としないストーリーとなるとくたくたにされます。ジーナ・ローランズに絡むシーモア・カッセルがまたウザいことと言ったらもう、レストランではもっと静かに喋れよ、って怒鳴りつけたくなります。彼が運転する愛車のボロトラックが、なぜか普通の道路で必ずUターンするのが観ていて鬱陶しい。でもラスト近くのミニーとモスコウィッツがそれぞれの母親を呼んで会食するところだけは可笑しかった。モスコウィッツの母ちゃんがまた声がでかくがさつなんですよね、これは完全に息子に遺伝してます。そして息子もミニーの母親に「将来の生活設計はどうなってるの?」と訊かれて「もちろん大会社に勤めます、大企業の駐車場係りの方が安定してますから」、こりゃどうしようないわ(笑)。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2017-06-03 23:07:44)(良:1票) 4.大人(中年?)の青春...とも言えない。この映画に合う人はなかなかいないんじゃないかな、というか勧め難い作品。 自分もちょっと無理だった。コメディとも言い難いドキュメンタリー風な作り。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2017-06-03 20:56:37) 3.《ネタバレ》 出会ってから4日間の恋愛というふれこみだったので、さてはもりもりロマンチックなラブロマンスかと一瞬期待しかけたのですが、カサヴェテス&ローランズでそうなるわけはないですね。むしろ何というか、出会った時点ですでに退廃しているというか、疲れ切っているというか、そもそも何で結婚に至ったのかさっぱり分からないというか。その辺はいいとしても、いろんな人がやたら大声だったり怒鳴りっぱなしだったりするのには参りました。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2017-06-03 02:20:02) 2.佐藤蛾次郎をヒョロっとした感じの男と、ジーナ・ローランズ顔の(要するにコワイ顔の)女の、冴えない恋愛。正直、大した事件らしいものも起こらず、そんな映画面白いのかよ~と言われそうなんですが、これが妙に面白い。事件が起こらないどころか、即興的に捉えられたカメラの中では、常に何かの細かい事件が起こり続けている、という印象。構図をしっかり決めてカメラを回せば、そこには思わぬ揺らぎが常に生成され続ける。 例えばこの映画では、クローズアップはむしろ、被写体である登場人物の姿を、カメラから「はみ出させる」ためにこそ、用いられているようにも思われて。そう、この、あふれ出す感じ。 きちんと計算された作りの映画を観るのも気持ちがいいけど、なるほどこういう自由があっても、いいんだなあ。実際、ここで描かれているのは、まるでヤケクソのような悲痛な「自由」だから。ラストの無理やりなハッピーエンドを見ると、かえって何とも切ない気持ちになるのです。たぶんこれは、実際には我々が決して手にし得なかった過去形の「幸せ」だから。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2017-05-31 22:50:30) 1.《ネタバレ》 タイプの違うおっさんとおばさんが知り合ってからわずか4日で結婚するという話なんですが、 あの二人じゃあ別れるのも早そうだなぁ(笑)。 だいぶ病んできてるインテリのおばちゃんに、強引で粗暴でだけど優しいおっさんがハマっちゃったんでしょうか。 でも、このおっさん行動が逐一アホすぎる。そういう意味では確かにコメディだったかも。 【あろえりーな】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2017-05-30 20:50:06)
【点数情報】
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